還元率も高くて年会費が無料だから、リクルートカードを発行したいんだけど、審査って厳しいのかニャ?
リクルートカードに限らず、どのクレジットカードも審査の内容は公表されていないんじゃよ。
しかし、実際にどの程度の審査基準なのか、そして審査に落ちた人の内容から推測することは可能じゃよ!
リクルートカードの審査は決して難しいという部類には入りません。どちらかというと会社員の方はもちろんのこと、主婦や学生にも優しい幅広い方が審査に通っているカードです。
しかし、クレジットカードはカード会社との信頼関係で成り立っているもの。審査に通過する為には、しっかりとポイントを押さえておくことが重要なのです。
そこでここでは、リクルートカードの審査に通過するために気を付けたいポイントや、実際に審査に落ちた人の口コミから「なぜ落ちたのか?」を詳しく解説します。
リクルートカードの審査基準
年会費 | 無料 |
---|---|
基本還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
ETCカード | 新規発行手数料1,080円(VISA,MasterCard) JCBは無料 ※年会費はいずれの国際ブランドにおいても無料 |
家族カード | 無料 |
まずは基本となるリクルートカードの審査基準を知っておきましょう。一般的にクレジットカードは発行元の会社の種類によって難易度が違います。クレジットカードの発行元による分類には下記のようなものがあります。
- 銀行系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
- 消費者金融系クレジットカード
クレジットカードの審査にも難易度が色々とあるんだね。
銀行が発行するカードというと審査が厳格なイメージがあるかと思いますが、まさにその通りで、続いてクレジット会社が直接発行するもの、スーパーなどの流通系の会社のもの、最後に消費者金融系のカードと続きます。
リクルートカードの審査難易度は、流通系クレジットカードと同程度と考えても良いでしょう。
流通系クレジットカードはスーパーやデパートなどの会社が自社のサービスを「もっと積極的に使ってもらいたい!」という意図でつくられています。リクルートカードも同じように、リクルートが運営するサービス(ホットペッパー、じゃらんなど)の還元率を高くしていますよね。
つまり、ステータス感よりもお得さでユーザーを集めたいということなんですね。
サービスをより使ってもらう為に、お得なクレジットカードを発行している企業は多いんじゃよ。
では、これからよく登場するクレジットカード審査の基本用語をおさらいしておきましょう。もし、「もう知っているよ!」という方はその次の項目から読んでみてくださいね。
知っておきたいクレジットカード審査の基本用語
クレジットカードの審査では、普段の日常生活ではあまり使わない用語が登場します。
クレジットカードに申込をすると審査が始まります。審査とは『クレジットカードの支払いをできる人物かどうか』を判定することですね。
でも、何の資料もなしに審査はできません。そこで、信用情報機関に登録されている信用情報を参考に審査を進めていきます。同時に、申告した勤続年数、年収なども参考にその人が信頼に足るかどうかを点数化していくわけです。これをスコアリングと言います。
信用情報機関に自分の情報が登録されているんだね。なんかチョット恥ずかしい。。
主にその情報で「この人は支払うことができるのか?」を見ているんじゃよ。
意外に思われるかもしれませんが『スーパーホワイト』といって全く信用情報機関に情報のない人も審査に不利になりがちです。後ほど理由は詳しく説明していきます。このことも少し覚えておいてくださいね。
では、リクルートカードの審査の場合について確認していきましょう。
クレジットカードを問題なく利用しているならあまり心配なし!
一般論ですが、現在クレジットカードを普通に使えている方ならリクルートカードの審査では心配はほとんどありません。
- 他のクレジットカードをトラブルなく何か月も使っている
- 携帯電話料金(本体分割払い)をトラブルなく支払っている
- 他社からの借り入れがない
- 他のクレジットカードでもキャッシング枠はつけていない
審査基準はクレジットカード会社も明確にしていないので『絶対』ということはありませんが、上記に当てはまる方なら審査に通る確率はかなり高いと思って大丈夫でしょう。
申し込み条件から考える審査基準
ここからは、公式サイトで示されている『申し込み条件』から審査基準を考察します。では、下記に申し込み条件をまとめます。
- 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方
- 未成年の申し込みには親権者の同意が必要
リクルートカードの申し込み条件はシンプルにこれだけです。つまり、18歳以上なら高校生を除く学生でも社会人でも、主婦の方でも申し込みすることができるのです。
学生や主婦の方にも作りやすいカード
リクルートカードの申し込み条件から考えると、親や配偶者などの家族に安定した継続収入があればカードの申し込みができるということになります。
- 配偶者が働いている主婦・主夫の方
- 専門学校・大学生などの学生の方
こういった方も作りやすいカードであると考えられますね。リクルートカードに申し込みの際は、家族の収入もきっちりと記載するようにしましょう!次は、リクルートカードの審査に残念ながら落ちてしまった人の口コミから『何がいけなかったのか』を考えます。
リクルートカードの審査に落ちた人の口コミ
では、実際にリクルートカードの審査に落ちた人は「なぜ落ちたのか?」を考えてみよう。
リクルートカードは幅広い属性の方にとって作りやすいカードであることは間違いありません。ですが、一定数の方が残念ながら審査落ちしてしまっているという事実もあります。
審査に落ちた時に問い合わせたとしても基本的にカード会社はそれに対する答えを教えてくれません。審査基準を詳しく解説してしまうと不正をする人が出てくるからだと考えられます。
そこで、実際に審査に落ちてしまった人の口コミから原因を考察してみましょう。
スーパーホワイトと多重申込が原因
下記で紹介する方は、今まで現金派で割賦払いもしていなかったとのことです。
40代・女性・独身・パート勤続7年
年収130万・世帯主本人・家族持家
住宅ローンや家賃は無し
成人した子あり(同居)・固定電話ありクレジットカード、ローン等
一度も利用したことがありません。
ETCもパーソナルカードです。スマホ時代になり、割賦申込みましたが通らず、現金で購入しました。
(中略)
次にオリコカードザポイントVISA
→2週間程で否決。そしてリクルートカードVISA
→2週間程で否決。更に、ジャックスREXCARD rite VISA
→3週間程で否決。引用元:Yahoo!知恵袋
上記の方の場合は、次の2点が気になるポイントです。
- 今までに全くクレヒスがないこと
- 立て続けに3社に審査を申し込んだこと
やっぱりクレヒスって本当に重要なんだね。
全く情報がないと、過去に自己破産した人との見分けがつかないことも大きな理由なんじゃよ。
40代の方で全くクレヒスがないと、信用情報機関で照会した時に、過去にお金のトラブルがあってクレジットカードを持てないという状態とデータ上の見分けがつきません。
また、クレジットカードがすぐに持ちたいということで3社に立て続けに申し込みをしたことがマイナス要因だと考えられます。
クレジットヒストリーについては『クレジットヒストリーって何?クレヒスの作り方とかかる期間』の記事でも詳しく解説しています。
職業欄の記載で『無職』はNG
当たり前かもしれませんが、アルバイトでもよいので働いているのに『無職』としてしまうと審査に落ちてしまうことがあります。
こちらの方の場合は、小さいお店でアルバイトをされているということでしたが、「お店側に迷惑がかかるかもしれない」と考えて職業欄を無職にしてしまったとのことです。
現在個人経営の小さな店でアルバイトをし、年収は100万ほど、年齢は24歳です。
初めてクレジットカードを持ちたいと思い、昨日リクルートカード(VISA)を登録しました。必要事項を記入していくと、職場の情報を記入しなければいけなかったので、それは店側に申し訳ないと思い、無職にしてしまいました。そして本日審査落ちのメール、当たり前ですよね…
そして先程、本当のことを記入しなければと思い、何も調べずもう一度リクルートカードに再度申し込みをしてしまいました。引用元:Yahoo!知恵袋
こちらの方は、アルバイトをしているのにも関わらず職業を無職と記載してしまったのが直接の審査落ちの原因だと考えられます。
さすがに無職はダメだろうね。。。
クレジットカード作成時には、会社に電話がかかってくるかと思われたのだと推測しますが、信用情報がしっかりしていれば、実際に電話がかかってくるケースは多くありません。
さらに、クレジットカード会社が在籍確認のために電話をかけるときにはプライバシーのために担当者は個人名を名乗ります。この方の場合の問題点は、次のようなポイントです。
- 職業を無職と記載してしまった点
- 審査落ち後すぐに再度申し込みをしてしまった点
年収に関しては、流通系クレジットカードの場合低めでも通ることが多いのでカード会社の総合的な判断になります。アルバイト・パートだとしても、きちんと働いていることを示しましょう。
審査に落ちてしまったら半年間は信用情報として記録が残りますから、再度申し込みをしたい場合には期間を空けるのが大事なポイントです。
リクルートカードの審査に通る為のチェックポイント
ここからは、リクルートカードの審査に通るためのチェックポイントを確認していきます。
クレジットカードは一度審査落ちしてしまうと、半年間は他のクレジットカード審査にも通りにくくなってしまいます。ですから、一回で審査に通るように細かいところまで気を付けて申し込みをしましょう!
一定の年齢でクレカが初めての方は要注意!
多くのクレジットカードは18歳以上から申込みができるようになっています。
そうなると、18歳や20代前半などの年齢の方でまだクレジットカードを持っていないとしても何の不思議もありませんね。しかし、30代や40代以上などの一定の年齢で信用情報に全く記録のない『スーパーホワイト』という状態だと審査に悪影響を与える場合がよくあります。
- クレヒスがある:信用情報◯
- クレヒスがない:信用情報△or×
「クレカ使ったことないから延滞もしてないし、借金もないのにどうして?」という方の場合はこのケースが非常に多いのです。ちなみに、ローンや分割払いの支払い情報も信用情報として登録されます。スーパーホワイトというのは、完全な現金主義の人が該当します。
スーパーホワイトだと気が付いたら分割払いで実績を
クレヒスがない場合はどうすれば良いの?
自分がスーパーホワイトだと気が付いたら、次のような対策をしてみましょう。
- 携帯の機種変更の際に分割(月賦)払いを選ぶ
- テレビショッピングや通販の分割払いを利用する
携帯電話の本体代金を分割払いすることでローンになりますので、きちんと支払っていれば信用情報機関に、プラスとなる情報が積み重なっていきます。
携帯電話の分割払いでも信用情報が良くなるなら、使ってみた方が良いかもね!
しかも、携帯電話の分割払いは金利等も一切かからないからムダがないんじゃよ。
携帯電話の本体代金以外にも、通販等で高くない商品でも分割で支払うことで信用情報が積み重なります。この場合、決して金額が高ければ良いというわけではなく、「きちんと分割を滞りなく支払えているか」の一点だけが重要になります。
これだけで信用情報として『きちんと支払いができる』ということが証明できるので、スーパーホワイトの方には有効です。
スーパーホワイトについては『現金主義の悲劇!スーパーホワイトはローンやクレジットカードの審査も通らない!?』の記事で更に詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてください。
他社からお金を借りている場合も注意!
クレジットカードの審査は総合的な判断で行われますから、必ずしも他社から借り入れがあると審査落ちしてしまうということではありません。ですが、収入に対して他社からの借り入れが膨らみすぎている状態の場合は、審査落ちの原因となることが考えられるのです。
では、借り入れの具体例を上げていきます。
- カードローン
- 他のクレジットカードでのキャッシング
- リボ払い残高
これらが他社からの借り入れに相当します。ちなみに、車や持ち家のローンなどはこれらに該当しません。むしろ、審査の厳しい銀行のローンを組めていることはプラスになるでしょう。
キャッシング枠は0で申し込みがオススメ
これからリクルートカードなどのクレジットカードを作るなら、ぜひキャッシング枠は0にしておきましょう。
クレジットカードのキャッシングでは、カードローンなどよりもさらに利率が高いのが一般的です。同じ元金(=借りたお金)でも利率が高いと支払う額が余計に多くなってしまうので、オススメできません。
また、ショッピング枠の審査だけに比べて、より入念に審査されるため審査落ちのリスクが高まるばかりか、時間も余分にかかってしまいます。これからリクルートカードに申し込みをするなら、キャッシング枠はなしで申し込んでみてくださいね。
リクルートカードに限らず、クレジットカードの審査基準についてもっと知っておきたい方は、『クレジットカードの審査基準や審査落ちする人の特徴を解説|クレジットカードの審査難易度や間口の広いカードを紹介!』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
リクルートカードの審査にかかる時間
リクルートカードの場合は、国際ブランドによって審査~発行にかかる時間に違いがあります。JCBブランドならJCB、VISAとMasterCardは三菱UFJニコスがそれぞれ発行しています。
では、リクルートカードの審査にかかる時間と審査の進み具合を確認する方法を解説していきましょう。
リクルートカードの国際ブランドの選び方については『リクルートカードの国際ブランドは3種類!どの国際ブランドを選ぶべき?』の記事で詳しく紹介しています。
リクルートカードの審査から発行までの流れ
リクルートカードの申し込みの流れは下記のようになっています。
- リクルートIDでログイン
→持っていない方はすぐにIDを作ることが可能 - 国際ブランドを選ぶ
- 会員情報や支払い口座などの情報を入力
- 各カード会社の審査に進む
リクルートIDの登録はたった3分程度で発行できるので、全く難しくありません。申込み後は、JCB、三菱UFJニコスのそれぞれのカード会社が審査を行います。
JCBの場合の発行日数
JCBの場合には、インターネットから申し込みをすれば約1週間程度でカードが発送されます。
ただし、支払い口座設定や本人確認書類の提出を郵送にしてしまうとJCBに書類が届いてからさらに1週間がかかりますので、できればインターネットで手続きを完結されるのがおすすめです。
三菱UFJニコスの場合の発行日数
VISAとMasterCardを選択した場合には三菱UFJニコスがカード発行元となります。
三菱UFJニコスの場合には、インターネットから申し込みをすれば最短翌営業日での発行となります。郵送で必要書類を返送する場合には、三菱UFJニコスに書類が届いてから1~2週間かかります。
審査の進み具合を確認する方法
審査の進み具合を確認する方法は、カード発行元によって違うのでそれぞれの方法を記載します。どちらもオンラインで確認が可能です。
JCBの場合
JCBの場合には、『オンライン入会申込専用の確認ページ』があります。
- 入会受付番号
- 判定状況確認用キーワード
この二つを入力すると、入会判定状況が確認可能です。
入会受付番号は、申し込み時に届く『受付完了メール』に記載があります。判定状況確認用キーワードは、申し込み時に自分で指定したキーワードです。忘れてしまった、分からないという場合には電話でも審査状況を確認することができます。
JCB入会ご案内専用ダイヤル
0120-015-870
携帯電話からは下記の電話番号
0570-015-870
(9:00AM~5:00PM・日曜・祝日・年末年始休業)
三菱UFJニコスの場合
リクルートカード(VISA・MasterCard)の場合は、三菱UFJニコスの『審査結果照会』ページから審査状況が確認できます。
- 照会番号
- 生年月日
この2つの情報で審査状況を確認することができます。照会番号を忘れてしまった場合は、オンラインで確認ができないので電話で問い合わせてくださいね。
MUFGカード入会専用ダイヤル
0120-151117
(9:00~17:00・年末年始休業)
まとめ
リクルートカードはどこで使っても1.2%の高還元率ということで、貯めやすさ・使いやすさにも定評があるカードです。そして、審査基準は数あるクレジットカードの中でも決して難しいわけではありません。つまり誰にでも持ちやすいカードという一面も持ち合わせているのです。
しかも、今ならリクルートカード入会キャンペーンで最大6,000ポイントがもらえます。こうしたお得な特典を受けるには、まずはリクルートカードの審査を受けてみないとはじまりません。ぜひポイントを押さえて申し込みをして、高還元を体感してみてくださいね。