クレジットカードには有効期限があると思うんだけど、期日が近づいてきたらどうしたらいいの?
本来はこちらで何もする必要はないんじゃよ。だが、気をつけてほしいこともあるから詳しく紹介しよう!
クレジットカードには有効期限があり、有効期限が近づいてきたらカードを更新しなければなりません。
しかし、クレジットカードの有効期限というと、インターネットでショッピングの時や公共料金の支払いをクレジットカードで行う時などに有効期限を入力・記入するくらいであり、実店舗でのお買い物の時は意識することがあまりないのではないでしょうか。
「確か有効期限って結構長いし、いつだったか忘れたけどまだまだ大丈夫!」
なんて思っていると、クレジットカードの有効期限が切れてしまい、いざというときにクレジットカードが使えなくなってしまうか可能性も出てきます。
そうなる前にクレジットカードの有効期限を、しっかりチェックしておく必要があります。
そこで、クレジットカードの有効期限の見方や更新の手続きの方法からクレジットカードの有効期限の注意点までを詳しく解説します。
ぜひ参考にして、クレジットカードの有効期限が切れる前に更新を行ってくださいね。
記事の目次
クレジットカードの更新時期は1~5年程度|有効期限の決まり方
冒頭でもお伝えしましたが、インターネットでお買い物をする方や公共料金の支払いをクレジットカードで行っている方なら、クレジットカード払いの時にカードの有効期限を入力・記入しますよね。
しかし、インターネットショッピングは行っておらず、実店舗でのお買い物が多い方なら、有効期限を気にすることはあまりないかもしれません。
それどころか、「有効期限ってどこに書いてあるの?」という方もいるかもしれませんね。
そこで、クレジットカードの有効期限の以下の項目について解説していきます。
- 有効期限の記載場所
- 有効期限の決まり方
- 有効期限が必要な理由
- クレジットカードの更新の申請は必要か
- クレジットカードの更新を早めることができるか
クレジットカードを使っている以上、最低限の知識は知っておいた方が良いぞ!
まずは、クレジットカードの有効期限がどこにどのように記載してあるのかをまとめていきましょう。
有効期限はクレジットカード券面に記載してある
クレジットカードの有効期限は、カード表の券面に記載してあります。…といっても、券面にはたくさんの数字が並んでいますので、一目ではわかりずらいですよね。
有効期限がどのように記載されているのかを、有名なクレジットカードの一部をピックアップしてまとめました。
クレジットカード名 | 有効期限の表示 |
---|---|
楽天カード | VALID THRU 有効期限 12/22 |
イオンカード | VALID THRU 12/22 |
みずほマイレージクラブカード | VALID THRU 有効期限 12-22 |
ヤフーカード | 有効期限 GOOD THRU 12/22 |
JCB一般カード | 有効期限 GOOD THRU 12/ ’22 |
基本的には左から月⇒年って覚えておけば良さそうだね!
どれもクレジットカードの有効期限を指すものであり、最初の数字は『月』、スラッシュ(/)の後の数字が『年』(20○○年)のことです。
上記を例にすると、2022年12月末日までが有効期限になります。
どのクレジットカードにも有効期限が記載されていますので、ときどき期限切れが近づいていないかどうかを確認しておきましょう。
クレジットカードの有効期限の決まり方
クレジットカードの有効期限は何年って決まっているの?
実は必ずしも固定ではなく、人それぞれ決定されているんじゃよ。
クレジットカード会社やクレジットカードの種類にもよりますが、一般的にはクレジットカードを申し込んだ月から3~5年の有効期限となっています。
クレジットカード会社の中には、新規発行したカードの場合の有効期限を1年にしているところがありますし、ゴールドカードやプラチナカードの場合だと有効期限が長いものもあります。
- 一般的なカードの有効期限
⇒3~5年 - 新規発行カード
⇒1年のものがある - ゴールドカード・プラチナカードなど
⇒通常よりも長めの設定が多い
あなたが持っているクレジットカードの有効期限が何年なのかを、しっかりと把握しておきましょう。
では、なぜクレジットカードに有効期限が設けられているのでしょうか。次の項目で詳しく解説しましょう。
有効期限が決まっているのは安全のためと再審査を行うため
そもそも何でクレジットカードには有効期限があるの?
それには色々な理由があるんじゃよ。
クレジットカードに有効期限が設けられている主な理由は下記の通りです。
- 古くなったカードを新しくするため
- 登録されている情報に変更がないかを確認するため
- 更新時に再審査を行うため
クレジットカードを更新することには重要な意味がありますので、ここからはもっと詳しく解説しましょう。
古くなったカードを新しくする
クレジットカードを使っていれば使っているほど劣化が激しくなったり、長年利用していることでカードがだんだんとくたびれてきます。
そのままにしておくと、カードにヒビが入ったり、最悪折れてしまう可能性もあります。
確かに頻繁に使っていると擦れてきたりするもんね。
最近ではタッチ決済と言って、タッチするだけで決済ができるカードも増えてきているからこの心配は減っていくかもしれんな。
そこで、クレジットカードを利用している方に新しいカードを使ってもらうために、クレジットカードの有効期限がきたら更新をしているのです。
登録されている情報に変更がないかを確認するため
クレジットカードを悪用した犯罪のニュースを見たことはありませんか?
もし、あなたが持っているクレジットカードが不正に利用されたり、何らかの犯罪に使われた…なんてことがあったら、ショックで立ち直れませんよね。
年々巧妙になってくるクレジットカードの犯罪に対してより強固なセキュリティを必要としている現代において、古いセキュリティでは対応がしきれないことがあります。
そこで、クレジットカード会社では強化されたセキュリティのクレジットカードを持ってもらうために、カード更新時に新しくセキュリティを強化したクレジットカードを発行してくれるのです。
また、クレジットカード入会時に登録しておいた情報(住所・電話番号・勤務先など)に、変更がないかどうかを確認するという目的でもあります。
クレジットカードの有効期限の更新を機に、あなたの個人情報をより守るためでもあるのですね。
更新時に再審査を行うため
クレジットカードを利用している方にとって最も気になるのが、クレジットカード更新時に行われる再審査ではないでしょうか。
この再審査で落とされるケースはたまにあるんじゃよ。
クレジットカードを更新する際に、延滞・滞納をしていないか、延滞・遅延はどのくらいあったのかなどをチェックします。
問題がなければクレジットカードの更新を行ってくれますし、「このままではカードの発行はできない」と判断されれば、クレジットカードを発行してもらえません。
そしてもう1つ、クレジットカードをまったく利用していなかった場合もカードの更新をしてもらえないことがあります。
クレジットカードは延滞・滞納しないことと、定期的に利用していくことが大事ですね。
クレジットカードの更新はカード会社が自動で行う
では、クレジットカードの更新は誰が行うのか…というと、クレジットカード会社が決定した有効期限が近づいてくると自動的に行ってくれます。
つまり、あなたは何もしなくて大丈夫なのです。
と言っても、クレジットカード会社が必ず更新してくれるわけではありませんので、注意が必要です。
クレジットカード会社がカードの更新を行ってくれなかった場合、または有効期限が過ぎても新しいクレジットカードが送られてこない場合の対処法は、後の【クレジットカードを更新した場合いつ届く?更新時期は審査もあるので要注意!】で詳しく解説しますね。
クレジットカードの更新を早めることもできる!
クレジットカードの有効期限が近くなりカード会社が審査を行い、更新が可能であると判断すると、クレジットカードを郵送してくれます。
クレジットカードを郵送する場合は、基本的に本人受取となりますのでクレジットカードを申し込んだ本人がいないと受け取りができません。
もし更新の時期に家にいない期間が長くなったりする場合はどうしたらいいの?!
「クレジットカードが送られてくるころには、自分は出張で自宅にいないんだけど…。」
「長期入院のため、自宅でカードを受け取れないわ。」
このように、本人が受け取ることができないという状況も出てくるかもしれません。
クレジットカード会社の中には簡易書留で送ることもあるので代理で家族が受け取ることもできますが、一人暮らしの場合は簡易書留でも受け取れませんよね。
この場合、各クレジットカード会社に連絡をしておけば、更新日よりも前にクレジットカードの更新手続きをしてくれます。
連絡を入れる時は、以下の内容を話すようするといいでしょう。
- カード更新手続きを早める理由
- 自分が確実に自宅にいる時期・時間
- いつ頃送ってもらえるのか など
クレジットカードの更新ができないと、今後の支払いに影響が出てしまいます。
長期自宅を空ける場合には早めにクレジットカード会社に電話をして、有効期限が切れる前に更新が完了できるようにしておきましょう。
更新前に見直しておきたいのがクレジットカード。本当に今持っているクレジットカードがあなたに最適なものなのか?は考え直す必要があるかもしれません。
以下の記事にてそれぞれのおすすめカードを紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
【2020年】人気抜群なおすすめクレジットカード|アナタに最適な属性毎の人気カードを紹介!
クレジットカードを更新した場合いつ届く?更新時期は審査もあるので要注意!
クレジットカードの有効期限が近づくと、カード会社が自動で更新手続きを行ってくれますので、あとはカードが手元に届くのを待つだけです。
しかし、カードの更新が行われた場合はいつ頃送られてくるのかがわからないと、自分が自宅にいる時期であるかどうかわかりませんし、予定も立てづらいですよね。
そこで、クレジットカードはいつ更新されるのか、いつ頃手元に届くのかを解説しましょう。
クレジットカードの更新・郵送は有効期限の約1か月前
クレジットカード会社によってカード更新の時期が違いますが、多くのクレジットカード会社では、カードの有効期限が切れる約1か月前に郵送できるように審査・更新が行われます。
有効期限ギリギリだと、手元に届くころには期限切れでカードが使用できなくなる恐れがあるため、余裕を持ってカードを発送しているのです。
「有効期限1か月前に送られてくるなら、古いカードはどうすればいいの?」
新しいカードが自宅に届いた時点で、クレジットカードが2枚存在するということになりますよね。
そこで今度は、新しいクレジットカードが届いたら古いカードをどうすればいいのかをまとめていきましょう。
古いカードはハサミで切って処分しよう!
期限を迎えたカードの処分は慎重に行おう!
不正利用されるのは怖いもんね!
新しいクレジットカードが送られてきた時点なら、古いクレジットカードの有効期限はまだ切れていませんのでそのまま有効期限いっぱいまで使うことができます。
しかし、新しいクレジットカードが届いたのですから、古いカードはもう必要ありませんよね。
ここで注意していただきたいのが、古いクレジットカードの処分の方法です。
「古いカードはいらないからゴミ箱へ。」
なんて、そのまま捨ててしまわないでください。有効期限が切れていないクレジットカードはまだ使うことができますので、そのまま捨ててしまうと悪用されてしまう可能性も出てきます。
たとえ有効期限が切れたとしても、カード番号などで個人情報が漏れてしまう可能性も捨てきれません。
では、どのようにして処分するのかを以下にまとめましょう。
- 新しいカードが届く
- カード番号や氏名が合っているかを古いカードと照らし合わせて確認する
- 古いカードをハサミで細かく切る
- 市区町村のゴミの回収方法に従い処分する
古いクレジットカードは、自宅にあるハサミで必ず細かく切ってから捨てるようにしてください。
特に磁気ストライプの部分がそのままの形で残っていると、個人の情報が他人に知られてしまうかもしれません。
できるだけ細かく切って、個人情報を守るようにしましょう。
ただし、間違って新しいカードの方を切ってしまわないように充分注意してくださいね。
「ところで、カードが更新されればいいんだけど、期限が切れてもカードが送られなかったらどうしたらいいの?」
そう、クレジットカードが更新されて新しいクレジットカードが送られて来れば問題はないのですが、万が一カードが送られてこなかった場合はどうしたらいいのか心配ですよね。
そこで、次の項目でクレジットカードの更新が行われなかった場合の対処法を解説しましょう。
クレジットカードの更新が行われなかった場合
「カード会社が更新してくれるなら、放っておいても安心だね!」
いえいえ、有効期限が切れてしまったのに、新しいクレジットカードが届かないということもあります。それは再審査に通過しなかった場合です。
再審査に通過しなかった場合は、クレジットカードの更新が行われないため新しいカードは送られてきません。
しかし、何らかの原因でカードの到着が遅れている場合もありますので、念のためにクレジットカード会社に連絡をしてカードの有効期限が切れていることを申し伝えましょう。
そのままにしておくと、クレジットカードでの支払いができなくなりますし、もしかしたら公共料金も支払いにも影響が出てしまうかもしれません。
こういった事態を防ぐためにも、クレジットカードの有効期限を知っておくことは重要であると言えますね。
個人情報に変更があった場合は早めに手続をしておこう
引越しをしたり結婚して姓が変わったときなど、個人情報が変わってしまうことがあります。その場合は、クレジットカードの更新を待たずに早めに変更手続を行いましょう。
ここで、特に個人情報が変わる事例を挙げておきます。
- 引越しをした
⇒住所・固定電話番号・口座番号 など - 結婚または離婚をした
⇒姓・住所・固定電話番号・口座番号 など - 携帯電話本体を変えた
⇒携帯電話番号 など - 転職・転勤・退職をした(定年を迎えた)
⇒勤務先・勤務先の住所や電話番号・業種 など - メインバンクを変更した
⇒銀行名・口座番号 など
特に住所変更がある場合には、急いで届け出るようにしよう!
上記のような変動があった場合は必ずクレジットカード会社に連絡をして、早めに個人情報を変更しましょう。
クレジットカードを更新した場合の手続きと注意点
クレジットカードの更新は自動で行われるが、その後の手続きには注意が必要じゃよ。
クレジットカードを更新した際に注意しておきたいことがあります。それは、クレジットカードを更新することで下記のカード情報が変更されることです。
- 有効期限
- セキュリティコード
- カード番号(更新時にカードがランクアップすると変更になる)
クレジットカードの洗い替えが行われればいいのですが、行われない場合は自分でクレジットカードの情報を変更しなければなりません。
「クレジットカードの洗い替えって何?」
そこで、ここからはクレジットカードの洗い替えの意味からクレジットカード情報の変更が必要な場合についてまとめていきましょう。
カード会社が自動で行ってくれるのが洗い替え
クレジットカードの洗い替えとは、有効期限が切れてしまったクレジットカードの番号や有効期限の番号を、カードが更新された時点で自動的に新しいクレジットカードの情報に変更してくれることをいいます。
カード会社が勝手にやってくれるんだ!
特に、毎月引き落としがある公共料金や携帯電話の料金などの場合、クレジットカード情報の変更を忘れてしまいがちです。万が一変更が行われないと支払いができません。
しかし、クレジットカードの洗い替えが行われていれば、あなた自身でクレジットカード情報を変更しなくても、自動で変更してくれるので非常に楽ですね。
カードの洗い替えが行われない場合は自分で変更しよう
上記のように、カードの洗い替えを行ってくれるクレジットカード会社もありますが、中にはカードの洗い替えを行わない会社もあります。
また、一部カードの洗い替えを行うけれど、その他は洗い替えが行われない。といったこともあるのです。
カードの洗い替えが行われない場合は、あなた自身でクレジットカード情報を変更するようにしてください。
特に気を付けておきたいものを下記にまとめましょう。
- 水道光熱費などの公共料金
- 携帯電話や固定電話など通信費の支払い
- 家賃
- 保険料
- インターネットショッピング など
この中でも、インターネットショッピングのサイトに登録してあるクレジットカード情報は洗い替えされないことが多く、以前の登録情報のままだと支払いができなくなります。
AmazonやYahoo!ショッピング・楽天市場などのショッピングサイトは、支払いがスムーズにできるようにクレジットカード番号を登録できますので、登録してある方はカード情報を必ず変更してください。
インターネットショッピングだけでなく、その他クレジットカードで支払いをしているものに関して情報が更新されているかどうかを、自分の目でしっかり確認しておきましょう。
その他もに、クレジットカードが更新されたら注意しておきたいことがあるので、次の項目でまとめて解説しますね。
更新されたら注意しておきたいこと
クレジットカードの情報を新しい情報に更新する手続きをすること以外に、注意しておきたいことを以下にまとめましょう。
- 新しいカードが届く前に古いカードを処分しないこと
- 新しいカードが届いたら古いカードを処分すること
- 古いカードは細かく切って捨てること
- 新しいカードの裏面に必ず署名すること
新しいカードが届くからといって古いカードを先に処分してしまうと、万が一クレジットカードが届かなかった場合に現在手元にあるクレジットカードが利用できなくなります。
クレジットカード会社に問い合わせる場合には手元のクレジットカード番号が必要になりますので、早く処分してしまうとカード番号がわかりません。
たとえ、カード会社がクレジットカードの更新を行わないと決定していたとしても、古いカードの有効期限ギリギリまで使えますので、必ず新しいカードが届いてから古いカードを処分しましょう。
前章でもお伝えしましたが、古いカードはハサミで細かく切ってから捨てるようにしてください。
そしてもうひとつ。忘れてしまいがちなのがカード裏面に署名することです。署名のないクレジットカードは利用できませんので、忘れないうちに新しいカードに署名しておきましょう。
クレジットカードに付帯している電子マネーの有効期限
クレジットカード本体に有効期限があるということは、カードに付帯している電子マネーもクレジットカードと同じ有効期限となっています。
クレジットカードに付帯している電子マネーにはどのようなものがあるのか、その一部をピックアップしましょう。
- 楽天Edy
⇒楽天カード など - Suica・モバイルSuica
⇒ビューカード など - nanaco
⇒セブンカードプラス - WAON
⇒イオンカード など
クレジットカードの有効期限が来たとき、各電子マネーはどのようにして更新すればいいのかを簡単にまとめましょう。
楽天Edy
楽天カードなどのクレジットカードに付帯している電子マネー『楽天Edy』は、以下の方法で今後も使っていくことができます。
- 旧クレジットカードのまま楽天Edyを使う
- 新しいクレジットカードの残高を移行して使う
クレジットカード本体の有効期限が切れてしまっても、楽天Edyはそのまま使うことができます。
しかし、万が一磁気不良などでカードが使えなくなってしまった場合、楽天Edyの残高を払い戻すことができません。
旧クレジットカードのままで楽天Edyを使う場合は、できるだけ早めに使い切ってしまうようにしましょう。
旧クレジットカードでEdyオートチャージの設定をしていた場合は、オートチャージ設定を解除してから楽天Edyを使い切るようにしてくださいね。
Suica・モバイルSuica
ビューカードなどに付帯しているSuicaも、カード本体の有効期限が切れてしまうと同じように使えなくなってしまいます。
Suicaは自動で引き継がれませんので、以下の方法でSuicaを移し替えるか払い戻しましょう。
- JR東日本の多機能券売機で移し替える
- ATM『VIEW ALTTE』で払い戻す
モバイルSuicaを旧クレジットカードで利用していた方は、モバイルSuicaアプリで有効期限の変更を行ってください。
また、Suicaは長期間利用していないと利用できなくなることがあります。その場合は、Suicaエリアの駅改札係員にその旨を伝えましょう。
nanaco
セブンカード・プラス等に付帯しているnanacoは、カード本体が更新されるときにnanaco番号も一緒に変わってしまいます。
クレジットカード本体の有効期限がきて新しいカードになったら、旧クレジットカード内のnanacoとnanacoポイントをセブン銀行ATMで残高・ポイントの引継ぎを行ってください。
クレジットチャージ・オートチャージを設定している場合、nanaco残高の引継ぎを行うことで同時に引き継がれます。
引継ぎを行った後オートチャージ反映は、セブン銀行ATMで取引を行った場合は翌日午前6時以降になります。
セブンイレブンやイトーヨーカドーの場合は、お店のレジ・nanacoチャージ機でオートチャージの設定反映が必要になります。この時、残高確認をする旨を伝えましょう。
WAON
イオンカードやイオンカードセレクトに付帯している電子マネーWAONは、クレジットカード本体の有効期限が切れてしまうと利用できなくなります。
新クレジットカードが届いたら、イオン銀行ATMまたはWAONステーションで旧クレジットカードからWAON残高・電子マネーWAONポイントを移行させましょう。
電子マネーを新カードへ移行させるときの注意事項
新クレジットカードに電子マネーの内容を移行させるときに注意しておきたいのが、旧クレジットカードの破棄のタイミングです。
新クレジットカードが届いたら旧クレジットカードをハサミで切って処分しますが、電子マネーやポイントを移行する前に処分してしまうと、電子マネーやポイントの移行はできなくなります。
旧クレジットカードを処分する前に、新クレジットカードに電子マネー・ポイントを確実に移行するか、電子マネーを使い切ってしまいましょう。
クレジットカードの有効期限はしっかりとチェックしよう!
クレジットカードには有効期限が設定されており、有効期限を更新することで続けてカードが使えるようになります。
有効期限が切れてしまうと様々な支払いができなくなるなど、クレジットライフに大きな支障をきたすことになります。
ではここで、おさらいとしてもう一度クレジットカード更新の手順をまとめておきましょう。
- クレジットカードの更新は、カード会社が行う
- クレジットカードは有効期限の約1か月前に郵送される
- 有効期限が過ぎても届かなければ、カード会社に連絡する
- 新しいカードが郵送で届いたら、本人が受け取る
- 新しいカードの番号を確認して古いカードを処分する
- 新しいカードに署名する
- カード情報が洗い替えされているかどうかを確認する
- 洗い替えされていなければ、自分でカード情報を変更する
今まで、クレジットカードの有効期限を気にしていなかった方にとっては、「有効期限ってこんなに重要だったのか!」と驚く内容だったかもしれませんね。
更新されたクレジットカードが届いたら、クレジットカードが登録されている全ての支払先のカード情報を変更して、クレジットカードによるトラブルを避けるようにしましょう。
クレジットカードの更新まとめ
クレジットカードの有効期限の重要さが、これでわかりましたね。
今まで有効期限を気にしていなかった方も、有効期限をご存じだった方も、もう一度お財布からクレジットカードを取り出して有効期限をチェックしておきましょう。
万が一有効期限が切れているのに更新されていないクレジットカードが見つかったら、すぐにクレジットカード会社に電話をかけて確認をしてください。
クレジットカードを上手に利用して、より良いクレジットライフを送りたいですね。