たくさんあって実際にどれが安いかわからニャい!!!
おいおい、いきなりどうしたんじゃ??
着払いで荷物を送りたいんだけど、空いてに負担かけたくニャいからできれば安いほうが良いかなーって思ってて・・・でも、サービスがたくさんあるから、実際どれが安いのか知りたいニャ!
そうことじゃったのか。確かにサービスは多いからややこしいかもしれないね。送る距離やサービスによって料金も変わるから一概には言えないが、それぞれ比較をしてどういう送り方が良いか見てみよう!
インターネットのオークションに出品したものが落札された時や、フリーマーケットで購入してもらった時にその商品を着払いで送ることが多いですよね。
「相手の人に負担をかけないように、安い運賃で送りたい!」
と思っていても、発送方法の選択肢が多かったり、着払いのオプションが付けられない発送方法があったりして、一体どれがいいのかわからなくなってしまいますよね。そこで今回は『着払いできる一番安い方法』を表にまとめて比較してみました。補償のある発送方法と補償のない発送方法も比べることができますので、ぜひ参考にしてくださいね。
記事の目次
着払い可能な発送方法
まずは、「着払い」ができる発送方法を運送会社ごとに挙げていきましょう。
クロネコヤマト 宅急便コンパクト
60サイズよりも小さい荷物(縦・横・高さ(厚さ)の合計が「60cm以内」のもので「2kg」以下)を送りたい時に安い料金で送ることができる方法です。東京都内で送った場合と、東京から大阪に送った場合の料金を表にしてみると以下のようになります。
※宅急便コンパクトの着払いを取扱店へ持ち込んだ時は、専用BOXの料金65円(税込)は差出人が負担することになります。
オプション資材として「クイックフィットエコノ」というものがあり、伸びるフィルムで発送したい荷物をやさしくしっかり固定することができる専用のパッドがあります。
ダンボールを折るだけのシンプルな包装なので、余分な緩衝材がいらないため簡単にそしてキレイに包装することができます。宅急便センターにて1枚60円(税込)で購入することができますよ。宅急便コンパクトには「責任限度額」が設定されていて、荷物1個につき30,000円(税込)までとなっています。
クロネコヤマト宅急便
クロネコヤマトで最もメジャーな発送方法である「宅急便」です。たいていの荷物はこの方法で送られることが多いのではないでしょうか。宅急便の荷物の大きさ・重さ別に、東京都内で送った場合の料金と東京から大阪に送った場合の料金は、以下の表の通りになります。
サイズ | 荷物の大きさ | 重さ | 料金<東京-東京> | 料金<東京-大阪> |
---|---|---|---|---|
60サイズ | 60cm以内 | 2kgまで | 756円 | 864円 |
80サイズ | 80cm以内 | 5kgまで | 972円 | 1,080円 |
100サイズ | 100cm以内 | 10kgまで | 1,188円 | 1,296円 |
120サイズ | 120cm以内 | 15kgまで | 1,404円 | 1,512円 |
140サイズ | 140cm以内 | 20kgまで | 1,620円 | 1,728円 |
160サイズ | 160cm以内 | 25kgまで | 1,836円 | 1,944円 |
※荷物の大きさや重さのどちらか一方がその数値を超えている場合は、超えている方のサイズでの料金になります。
宅急便には損害賠償がついていて、限度額は300,000円になります。
ゆうメール
冊子・本・カタログなどの印刷物やCD・DVDなどの電磁的記録媒体を、安い料金で発送することができるサービスです。こちらは郵便局に行かなくてもポスト投函することが可能です。
重量 | 150g | 250g | 500g | 1kg | 2kg | 3kg |
---|---|---|---|---|---|---|
料金(全国均一) | 180円 | 215円 | 300円 | 350円 | 460円 | 610円 |
上記は元払いの料金になるので、着払いで送りたい時は、下記に記載している着払い手数料が1個あたりにつき発生します。
- 料金後納(郵便私書箱に配達するもの):10円
- 料金後納:15円
- 郵便私書箱に配達するもの :15円
- 上記以外のもの:21円
万が一、紛失したり棄損による損害がおこったときには、その料金を返金してもらうことができます。
ゆうパケット
小さな荷物を発送するのに適している大変便利なサービスのひとつです。厚さに応じて運賃を設定していて、全国一律の料金なので料金の計算がしやすく気軽に利用することができます。ポストに投函することも可能で、追跡サービスで配達状況を確認することもできますよ。
ゆうパケットの大きさは決まっていて、3辺合計60cm以内(長辺は34cm以内とする)重量1kg以内となっています。以下のように厚さの差で料金が変わります。
- 厚さ1cmまで→250円
- 厚さ2cmまで→300円
- 厚さ3cmまで→350円
着払いで送るときは、ゆうメール同様「着払い手数料」が必要になります。
- 料金後納(郵便私書箱に配達するもの):10円
- 料金後納:15円
- 郵便私書箱に配達するもの :15円
- 上記以外のもの:21円
万が一、紛失またはき損による損害が起こった時には、その料金を返金してくれますが、損害賠償はおこなっていませんので、ご注意ください。※以前利用することができた「ポスパケット」は2016年10月1日に廃止され、現在は個人でも利用できる「ゆうパケット」が利用できるようになっています。
ゆうパック
ゆうパックは、
- 通知サービス
- 当日中の再配達
- 配達時間帯希望サービス
- 損害賠償
など便利なサービスがいろいろとついている大変お得な発送方法です。荷物のサイズから東京都内に発送した場合と、東京から大阪に発送した場合の料金を比較してみましょう。
サイズ | 荷物の大きさ | 料金<同一県内> | 料金<東京-大阪> |
---|---|---|---|
60サイズ | 60cm以内 | 690円 | 840円 |
80サイズ | 80cm以内 | 900円 | 1,070円 |
100サイズ | 100cm以内 | 1,130円 | 1,280円 |
120サイズ | 120cm以内 | 1,340円 | 1,500円 |
140サイズ | 140cm以内 | 1,560円 | 1,720円 |
160サイズ | 160cm以内 | 1,780円 | 1,930円 |
170サイズ | 170cm以内 | 2,070円 | 2,250円 |
※荷物の大きさは「縦・横・高さ(厚さ)の合計」とします。※重量はすべてのサイズが30kg以内です。
※ゆうパックの場合の着払い手数料は無料となっています。
万が一、荷物が壊れてしまったり無くなってしまった場合には、原則として300,000円までの実損額を補償してくれます。また、それより高価な品物を発送したい時には、『セキュリティサービス』のオプションを付けることができますので、組み合わせて送ることで事故が起こった時にそのサービスを受けることができますよ。
郵便局のセキュリティサービス
「セキュリティサービス」は、引き受けから配達されるまでの荷物の送達過程を記録して、万が一、荷物が壊れたり届かなかったりした場合、荷物を発送する際に申し出があった「損害要償額」の範囲内で実損額を賠償してくれるサービスです。
損害賠償額の上限は、荷物の内容物の相当額を超えない範囲で最高500,000円としています。金や銀などの貴金属品、ダイヤモンドなどの宝石などをゆうパックで送るときに利用すると安心できますね。
ただし、ポストに投函することはできませんので、必ず郵便局に持っていき、発送手続きを取るようにしてください。なお、 セキュリティサービスの料金は370円になります。
佐川急便 飛脚宅配便
「受取人確認サポート」や「回収サポートシステム(回収くん)」「商品回収・返金サービス」「リコール・トータルサービス」など様々なオプションを付けることができる発送方法といえば、佐川急便 飛脚宅配便です。荷物の大きさ・重さから東京都内に送った場合と、東京から大阪に送った場合の料金を比較してみましょう。
サイズ名 | 重量 | 東京-東京 | 東京ー大阪 |
---|---|---|---|
60 | 2kg | 756円 | 864円 |
80 | 5kg | 1,026円 | 1,134円 |
100 | 10kg | 1,296円 | 1,404円 |
140 | 20kg | 1,566円 | 1,674円 |
160 | 30kg | 1,836円 | 1,944円 |
発送の段階で損害が起こった場合の損害賠償の限度額は300,000円となっています。そのほか、併用することができるサービスは以下のようになっています。
- 飛脚即日配達便
- 飛脚ジャストタイム便
- コンビニ受取サービス
- 運送保険
- e-コレクト
- 指定日配達サービス・時間帯指定サービス
- 受取人確認サポート
- 回収サポートシステム(回収くん)
- 商品回収・返金サービス
- リコール・トータルサービス など
着払いや、荷物・郵便を最短で送ることができる方法については、更に以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
着払いで一番安い発送方法
着払いで送ることになった時に、相手の人に負担にならないようになるべく安い金額で送るようにしたいですよね。
そこで着払いで送ることができる発送サービスを「補償がある場合」と「補償がない場合」に分けて、それぞれを比較し、どの方法が一番安いのかを見ていきましょう。
補償がある場合
では、「補償がある」配達方法の料金をそれぞれ比較してみましょう。
※『3辺の合計が60cm以内であり、重量1kgの荷物』を東京都内に送る場合と東京から大阪に送る場合。
料金 <東京-東京> | 料金 <東京-大阪> | |
---|---|---|
クロネコヤマト宅急便コンパクト | 695円 | 713円 |
クロネコヤマト 宅急便 | 756円 | 864円 |
郵便局 ゆうパック | 690円 | 840円 |
佐川急便 飛脚宅配便 | 756円 | 864円 |
上記の表でわかるとおり、同じ都内や県内なら郵便局のゆうパックの方が安いですね。しかし、他の地方に送るとなると、クロネコヤマト宅急便コンパクトの方がかなり安くなります。
今度は荷物の大きさ・重さを変えて、同じ項目で比較してみましょう。
※『3辺の合計が100cm以内であり、重量8kgの荷物』を東京都内に送る場合と、東京から大阪に送る場合。
料金 <東京-東京> | 料金 <東京-大阪> | |
---|---|---|
クロネコヤマト宅急便コンパクト | 利用できません | 利用できません |
クロネコヤマト 宅急便 | 1,188円 | 1,296円 |
郵便局 ゆうパック | 1,130円 | 1,280円 |
佐川急便 飛脚宅配便 | 1,296円 | 1,404円 |
クロネコヤマトの宅急便コンパクトは60サイズ(60cm以内)の荷物になりますので、3辺の合計が100cmの荷物は対応していません。そのほかの発送方法を比較すると、郵便局のゆうパックが最も安い料金だということがわかります。
補償がない場合
「補償のない」配達方法ですと、どのように変わるのでしょうか?こちらも同じ条件にして比較してみましょう。(21円は着払い手数料です)
※『3辺の合計が60cm以内であり、重量1kgの荷物』を東京都内に送る場合と東京から大阪に送る場合。
料金<東京-東京> | 料金<東京-大阪> | |
---|---|---|
郵便局 ゆうメール | 610円+21円=631円 | 610円+21円=631円 |
郵便局 ゆうパケット (厚さ3cm) | 350円+21円=371円 | 350円+21円=371円 |
補償がない場合だと、補償がある場合よりも格段に安くなります。小さい荷物はゆうメールやゆうパケットで送るといいでしょう。
しかし、配達事故に遭ってしまった場合に、運賃は戻りますが中身については補償がないのでお金も品物も戻ってくることはありません。利用するときに安く済む分のリスクは了解しておきましょう。では次に、荷物の大きさ・重さを変えてみましょう。
※『3辺の合計が100cm以内であり、重量8kgの荷物』を東京都内に送る場合と、東京から大阪に送る場合。
料金<東京-東京> | 料金<東京-大阪> | |
---|---|---|
郵便局 ゆうメール | 利用できません | 利用できません |
郵便局 ゆうパケット(厚さ3cm) | 利用できません | 利用できません |
荷物が大きくなったり重くなったりすると、上記の2通りの方法は利用できなくなってしまいます。送りたい内容物に合わせた発送方法を選ばなくてはいけませんね。
着払いで相手に最短で送る方法を、着払いで相手に最短で届ける方法!荷物・手紙それぞれを解説!の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
補償がなくて届かなかった場合の対処法
着払いで相手に荷物を送ったにもかかわらず、相手側から「届かない」と連絡が来た場合はどうしたらいいのでしょうか?
配達日数を調べる
まずは荷物の配達日数をそれぞれの運送会社のホームページにて調べてみましょう。
たとえば、翌日には届くと思っていたが、ホームページで日数を調べてみたところ3日程かかるということがわかることもあります。また、気象や交通状況などにより遅れている可能性もありますので、配達にかかる日数に1日ほど足した日数分待ってみましょう。
荷物がどのような状況か調べる
荷物を追跡するサービスが付いている場合は、荷物を送った時にもらった控えに荷物の番号などがありますので、その番号を使い、現在荷物がどのような状態になっているかを調べてみましょう。
不在票が届いていないか確認する
次に相手側に「不在票が届いていないか」を確認してみましょう。不在票が届いていても気づいていない場合があります。
運送会社に連絡をする
しかし、不在票も届いておらず日数的にも届いていいという場合には、配達事故に遭った可能性があります。その場合はすみやかに各運送会社に連絡をして探してもらうようにしましょう。連絡先は、発送したときの伝票の控えに記入してありますよ。
また郵便局の場合でしたら、『郵便物事故申告受付票』が郵便局にありますのでそれを記入し、正式な調査を依頼することもできます。調査の依頼は郵便局のホームページからでもできますよ。『郵便局 郵便物等事故調査依頼処理システム』から依頼できます。
荷物を送るなら下記の記事も参考になりそうです。
まとめ
それぞれの運送会社ごとに料金の比較をおこないましたが、いかがでしたでしょうか?
同じ重さや大きさの荷物でも、その会社によって料金や設定に違いがあり、また付けることのできるオプションにも違いがありますので、送りたい荷物によって発送方法を変えてみるというのもいいでしょう。
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