Amazonと楽天市場で買った商品が届いたよ~!
ウィーちゃん、こんなにたくさん買い物をしたの?
ちゃんとAmazonと楽天市場を上手に使い分けられたかな?
うーん。どっちがお得かよくわかんなかったニャ。
実際にお得な使い方なんてあるのかニャ?
「ネットショッピングと言えば?」
という質問を投げかけた際に、ほとんどの方が、Amazonか楽天と回答するのではないでしょうか。それほどまでに業界におけるAmazonと楽天の影響力は強いと言えます。
ここで気になってくるのは、Amazonと楽天では、どちらの方がお得なのかということです。
もちろん、一概には言えない部分もあるのが当然ですが、そんなAmazonと楽天市場のメリット・デメリットを洗い出すことで、徹底比較を行っていきたいと思います。
記事の目次
Amazonと楽天市場はネットショッピングの2大巨頭
ネット通販と言えば、Amazonか楽天ユーザーが多いもんね。
そうじゃ。
しかし、実際にどっちがお得かなんて考えているユーザーは以外に多くないかもしれんのぉ。
Amazonと楽天市場はまさに、ネットショッピングの2大巨頭と言えるような存在でしょう。
これらのサービスなしに、ネットショッピングを語ることはできないと言っても過言ではありません。あなたも1度くらいは、Amazonや楽天にお世話になったことがあると思います。
実際に私も、どちらのサービスともに利用したことがありますし、Amazonプライムの会員としても数年間、Amazonにはお世話になっています。
なぜ、Amazonや楽天市場はこれほどまでに人気を博しているのでしょうか?
それぞれの具体的なメリット・デメリットに触れる前に、ビジネスモデルの違いについて理解しておきましょう。
Amazonのビジネスモデル
Amazonはジェフベゾスによって米国で創設されたネット通販会社です。
超巨大なショッピングセンターをイメージしていただければ分かりやすいかと思いますが、ありとあらゆるジャンルにおける商品が管理・販売されており、そのほとんどを、Amazon自身が在庫を持って販売しているというのがポイントです。
つまり、商品を販売することによって利益を得る、というのがAmazonのビジネスモデルと言えます。
豊富な品揃えはもちろんのこと、シンプルなデザインによって商品が検索しやすいというメリットに加え、オーダーしてから配達までのスピードが早いという点などが特筆すべき魅力なのではないかと考えます。
2018年1月末時点の世界における時価総額が4位ということからも分かるように、世界的にも圧倒的な影響力を誇っている一流企業です。
そんなAmazonをお得に利用するなら、プライム会員の入会は欠かせません。詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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楽天のビジネスモデル
楽天は三木谷浩史によって創設された日本のネット通販会社です。
超巨大な商店街をイメージしていただければ分かりやすいかと思いますが、楽天は出店場所を提供するのが役割です。
楽天自身は商品の在庫を持ちませんし、商品の販売もしません。
それではどこから収益を得ているかというと、お店の出店料です。「月○○円で楽天にお店が出せますよ」というビジネスモデルとなっているわけですね。
楽天の魅力はやはり、バラエティに富む品揃えはさることながら、ザクザクポイントが貯まる仕組みを提供していることが大きいように感じます。
世界的な知名度はそこまで高くありませんが、日本においては知らない人を探すのが難しいほどに有名な企業ですよね。そんな楽天市場のお得なキャンペーン情報は、以下の記事で詳しく解説しています。
Amazonと楽天市場の利用者数
Amazonと楽天市場、どっちを利用している人が多いのかな?
Amazonや楽天市場がいかに大きなシェアを持っているかということは想像に難くないことでしょう。
それでは実際のところ、それぞれのネットショップにおいて、一体どれほどの利用者数がいるのでしょうか。
まずはAmazonと楽天市場の利用者数を比較していきたいと思います。
利用者数は僅差でAmazonに軍配があがる
視聴率の行動分析を専門で行っているニールセンデジタル株式会社の調べによると、日本における2017年3月度のECアプリ利用者数トップ3は以下の通りだそうです。
- 1位:Amazon(1,753万人)
- 2位:楽天市場(1,677万人)
- 3位:メルカリ(1,132万人)
楽天にしても、Amazonにしてもそんなにユーザー数がいたんだ。。
Amazonが一歩リードしているという結果ではありますが、双方において約1,700万人ものユーザーを巻き込んでいることには驚きです。
1,700万人といえばおおよそ、日本の総人口の1割強を占める数字です。
ネットショッピング業界のみならず、ありとあらゆる業界においてもその存在感を知らしめる企業であることは間違いありませんよね。
男性はAmazon/女性は楽天ユーザーが多い
さて、ここで興味深いのが、男性は比較的Amazonユーザーが多く、女性は比較的楽天ユーザーが多い傾向にあるという事実です。
Amazon | 楽天市場 | |
---|---|---|
男性ユーザー数 | 934万人 | 687万人 |
女性ユーザー数 | 819万人 | 990万人 |
総ユーザー数 | 1,753万人 | 1,677万人 |
おそらく、男性はサイトの使いやすさを重視していてAmazonを、女性はポイントの貯まり方やお得さを重視して楽天市場を利用しているんじゃないかと考えて良いじゃろう。
楽天市場における、女性ユーザー数の多さが特に目を引きますね。Amazonを利用している男性ユーザー数を超えており、1,000万人にも達する勢いです。
楽天市場のシステムには何か、女性の心を惹きつける要素があると考えられます。
改めてそれぞれのメリットが気になってくるような結果と言えますね。
Amazonと楽天市場の比較
それではいよいよ、Amazonと楽天市場を具体的に比較していこう
さて、お待たせいたしました。いよいよAmazonと楽天市場の具体的な比較に移っていきたいと思います。
ここではまず、以下の4項目において比較をし、どちらに軍配があがるかを明らかにしていくことにしましょう。
- 価格
- 配達スピード
- ポイントの貯まりやすさ
- 商品数の多さ
どれもネット通販を利用する上でで外すことのできない大切な項目と言えますね。次項で一つひとつを詳しく、みていきますよ。
価格
やっぱり商品の値段は重要だよね!
よほどのお金持ちでない限り、商品価格は重要なポイントとなるのではないでしょうか。
牛丼チェーン店などに見られる価格競争を思い返せば分かるように、消費行動を起こす際に人は、たった数十円の差でも気になってしまいますし、価格が購買意欲に大きな影響力を与えているのは間違いありません。
特にネットショッピングにおいては、牛丼のように味に付加価値をおくといったことができないため、価格の重要性は一層増すと考えられます。誰だって同じ商品であれば、少しでも安く購入したいと思いますもんね。
さて、Amazonと楽天市場では、どちらが価格競争を制するのでしょうか。
商品によって、価格差は異なる
価格に関しては商品によってその差は異なり、一概にどちらが安いということは明言することは難しいのが正直なところです。
ただし、家電製品や日用品、食料品などのカテゴリーにおいてはAmazonが、服のカテゴリーにおいては楽天市場が安い傾向にはあるようです。
確かに食品はAmazonが安いかもしれないね。でも、服を買うなら楽天が豊富だし写真も多いから買いやすいかも!
ウィーちゃんは服を着ていないじゃろう…?
もちろん、特定のカテゴリー内においても、商品によってはそうでないこともあるため、欲しい商品に関しては価格.comや最安サーチ.comなどのサイトを利用し、フィルターにかけてみるのが確実でしょう。
配達スピード
注文した商品が早く届くかどうかも大事なポイントだニャ
次に比較していくのが配達スピードです。
人によっては、多少高くついてもいいから一日でも早く届けて欲しいという方もいるでしょうし、急に特定の商品が必要になるケースもあるかと思います。
Amazonにはお急ぎ便、楽天市場ではあす楽というオプションがありますね。
こうしたサービスが用意されているのは、少しでも早くお目当ての商品を手に入れることに価値を置いている人たちがいるからに他なりません。
配達スピードにおいては、Amazonと楽天市場のどちらが勝利を収めるのでしょうか?
スピードはAmazonに軍配があがる
結論から述べると、商品の配達スピードはAmazonに軍配が上がります。
Amazonの配達スピードは尋常じゃない気がする。。
Amazonは一般的に、商品をオーダーしてから2日〜4日以内で配達がされると言われていますが、私が持っているイメージではもう少し早い気がします。
Amazonプライム会員の特典として、お急ぎ便を無料で利用していることもありますが、毎回遅くとも、注文日の翌日には届けてくれています。
また、最近では商品が発売する前に事前予約注文を入れているのですが、その商品が発売日当日に届いた時は感動しましたね。
「Amazonすげー!」と思わず感嘆の声を上げてしまったことを覚えています。
さらには、AmazonにはPrime Nowと呼ばれるプライム会員専用の特典があり、こちらを活用すれば、オーダーして1時間程度で商品が届く(特定の地域限定)こともあります。
一体どうやって1時間以内で商品を届けているのか甚だ疑問ですが、とにかく早く届けて欲しいと願う方にとっては素晴らしいシステムと言えますね。
一方、楽天の場合も、店舗によってはあす楽というシステムを使うことによって、翌日中に配達してもらうことができます。
注文日の翌日であれば、十分にスピーディと言えるため、楽天が遅いというわけではありませんが、あえて比較するのであれば、若干Amazonの方が早いというイメージです。
ポイントの貯まりやすさ
ポイント還元率も大切な要素じゃな。
せっかく同じ料金を支払うのであれば、少しでも還元があった方が嬉しいのは誰だって同じことですよね。ポイントはお金と同義なので、ポイントが貯まりやすければ貯まりやすい程、安価であると言っても過言ではありません。
ちなみに私は、JCBブランドのクレジットカードを普段使いしており、1年に1度、貯まったポイントを一気にJデポでキャッシュバックするのですが、この瞬間が何とも気持ち良いのです。
1年間で1万数千ポイントが貯まっているので、1万数千円分が一気に戻ってきます。これはひとえに、毎回の買い物で少しずつポイントを積み重ねてきた結果なのだと思うと、ポイント獲得の重要性をしみじみと感じます。
さて、Amazonと楽天では、どちらの方がポイントを貯めやすいのでしょうか。
ポイント還元なら断然楽天市場
ポイント還元については、どこからどうみても楽天の方が良いと断言できます。
Amazonを普段使いしている私が、客観的にみた結果、そのように感じるので間違いありません。Amazonでは正直、ポイント還元はあまり期待できません。
確かに、Amazonを頻繁に利用してもほとんどポイントは貯まってない…。
Amazonでポイントが付与される商品はごく僅かなんじゃよ。
数年間Amazonを利用している私でも、Amazonポイントの存在を意識したことはほとんどありませんし、先日ふと見た時には52ポイントしか貯まっていませんでした。
「おかしい。数年間利用しているのに…しかも毎月欠かさずオーダーしているのに52ポイントはおかしい。」私がそう感じたのは言うまでもありません。
Amazonポイントは、ポイントが付与されるたびに有効期限が1年間延長される仕様なので、貯まったポイントが失効して垂れ流しになっていたということも考えられません。
そう。Amazonに精通している方であればご存知の通り、Amazonはポイント付与の対象品とそうでない商品があるんですね。私が普段からAmazonでオーダーしている商品は、そのほとんどがポイント付与の対象外だったというわけです。
Amazonはポイントがたまりにくいと思ったら、ポイント付与の対象外の商品もあるのか~。
一方楽天の場合はどうでしょうか?楽天はポイント獲得においてはオアシスのような存在です。
決済で楽天カードを使えば一気にポイントが3倍になりますし、各種キャンペーンを組み合わせれば、一気に10倍以上のポイントを獲得するのも難しくはありません。
特に、大きな買い物をする場面においては、一気に10倍以上のポイント還元があると気持ち良いですね。仮に100,000円の買い物をして10%の還元を受けられるとすれば、1,000円分のポイントが還元される計算となります。
楽天市場で買い物をしていれば、面白いようにポイントが貯まるよね。
楽天ではほぼ毎月、何かしらのセールやポイントアップのキャンペーンが行われているので、買い物をする際には、少しでもポイント獲得の倍率を上げる方法はないかを考えながらショッピングを楽しむと良いでしょう。
商品数の多さ
次は品揃えについてみてみよう!
販売されている商品がバラエティに富んでいるかどうかも大切な指標となりますね。
いくら安いと評判のお店でも、お目当ての商品が見つからないのでは本末転倒です。「商品数の多さ」というフィールドにおいては、Amazonと楽天市場のどちらに軍配が上がるのでしょうか。
商品数を把握することは難しい
Amazonや楽天市場における総商品数を把握するのは容易ではありません。私も気になってカスタマーセンターに問い合わせを入れてみたのですが、以下のような回答が返ってきました。
申し訳ございません。日々、新規商品の入荷があったり、商品の在庫数にも変動があるため、商品数に関しては回答いたしかねます。
なるほど。といった感じですね。
通りで商品数に関してインターネットで色々と検索をかけてみても、これだ!と思えるサイトに出会えなかったわけです。
こうなったらそれぞれのサイトにおいて、カテゴリー別の商品数を地道に足し算していってやろう…とも考えたのですが、そもそも複数のカテゴリーにまたがって登録されている商品があることに気づき、即断念しました。一筋縄ではいきません。
とはいえ、様々なサイトや利用者の意見を総合すると、服やファッション関連は楽天市場の方が品揃えが多いという声が散見していたように思います。
もちろん、商品の入れ替わりは常に行われていますから、こればかりは「欲しい」と思ったタイミングで検索をかける他ないのかもしれません。ちなみに私は、Amazon、楽天市場の双方において、欲しいと思った商品が見つからなかったことはありませんよ。
Amazonのメリット・デメリット
ここまで色んな視点からAmazonと楽天市場を比較して来たけど、それぞれのメリット・デメリットは何かニャ?
どれ、まずはAmazonから具体的に紹介しよう!
さて、ここまでは価格、配達スピード、ポイント還元、商品数の各項目において比較をしてきました。ざっくりとイメージは出来上がってきたかと思いますが、ここからはさらに、双方の具体的なメリット・デメリットについて語っていきたいと思います。
まずは、Amazonのメリット・デメリットです。
グローバルに成長を続けているAmazonのメリットにはどういうものがあるのでしょうか。また、どういったデメリットに配慮し、活用していけば良いのでしょうか。
早速、その詳細を以下にみていくことにしましょう。
Amazonのメリット
Amazonのメリットには、以下のようなものが挙げられます。
配送が早い
Amazonが便利なのは、とにかく配送が早いことです。
私自身も普段から利用していてそう感じますし、そもそもAmazonを使い始めたきっかけが友人のFacebookにおける「Amazonで注文したら即届いた。マジで便利」という投稿でした。
それから数年間お世話になっていますが、商品配達が遅いと感じたことは一度もありませんし、配達員さんの感じも良いので非常に満足しています。
サイト構成がシンプルで見やすい
AmazonではAmazonマーケットプレイスを利用することにより、個人の出品も可能です。
ただし、サイトのデザインを個人で自由に装飾するといった権限はなく、全ての商品が同じデザイン、同じ仕様で表示されるというのが特徴です。
Amazonの画面はホントにシンプルで見やすいよね。
このため、購入側は商品を検索・比較しやすく、どこを見ればどんな情報が記載されているかを瞬時に判断することができます。
私もシンプルな仕様が好きな上、めんどくさがりなので、こうしたシステムになっているのは非常にありがたいです。
買ったことのないカテゴリーの商品を検索する時にも一切ストレスを感じることなく、楽しくショッピングができています。
プライム会員がとにかくお得
Amazonユーザーであれば、プライム会員になっていないと損!と断言できるほどに、プライム会員のコスパは高いように感じます。
それもそのハズ。年会費たったの3,900円で、以下のような特典を得ることができるためです。
- 商品の配送料が無料になる
- プライムビデオで映画やドラマが見放題
- Prime Musicで音楽が聴き放題
- Prime Readingで本が読み放題
- Kindleが4,000円引き
- Kindle本が毎月1冊無料で読める
- Amazonパントリーで日用品のまとめ買いができる
- タイムセールにいち早く参加できる
- Prime Nowの利用で1時間以内に商品が届く
- プライムフォトで写真の保存が無制限
- Amazonフレッシュで生鮮食品が買える
- Amazonダッシュボタンが使える
この中で私が特に恩恵を受けているのは、配送料無料とプライムビデオなのですが、この二つだけでも十二分に元を取れていると感じます。いや、配送料の一点において既に元が取れています。
月に一度でもAmazonで買い物をすれば、プライム会員の方がお得なんじゃよ。
何もAmazonプライムに限った話ではないですが、サービスにおいて元を取れていると感じるかどうかは非常に重要なのではないでしょうか。
結論を言うと、毎月1点以上の買い物をする方であれば、Amazonプライム会員になっておいて間違いはありません。
なぜなら商品価格が2,000円未満の場合には350円(税込)の配送料が必要となりますし、時間帯指定やお急ぎ便などのオプションについては360円(税込)の配送料が加算されるためです。
毎回の配送料はバカにならないので、こうした手数料をプライム会員特典によってカットできていれば、ストレスフリーでショッピングを楽しむことができますよね。
レビューが具体的で参考になる
試したことのない商品を購入する際には、「本当に価格以上の価値があるだろうか」と不安になることもありますよね。そんな時に助かるのが、実際に購入した方々のレビューです。
私は先日、ドライヤーをAmazonで購入しようと、様々な商品を検索していたのですが、ありとあらゆる辛口レビューに本当に助けてもらいました。
辛口コメントを含め、ユーザーさんが時間をかけて記載してくれた様々なレビューは、購入検討者の背中を押してくれる愛の言葉です。
仮に楽天で商品を購入すると決めていても、同じ商品の口コミをAmazonで確認してみるのはいかがでしょうか。
DMが来ない
ビジネスを展開する側にとって、DMは重要なツールの一つと言えます。
その反面、サービスを受ける側の立場からすれば、その大部分が必要のないものであったり、時によっては不快に感じることもあるでしょう。私もDMは面倒だなと感じるタイプです。
受信したメールは即削除し、アドレス拒否リストに入れてしまったことも一度や二度ではありません。Amazonでは、本当に必要な時にしか連絡が来ません。
たとえば、「商品が正しく注文されましたよ」とか、「返金手続きが完了しましたよ」といった類の内容ですね。ちなみにAmazonは返品・返金対応も秀逸です。
たとえば、Amazonプライムにおいては、一度も特典を利用していない場合に限り、年会費を返金してもらうことが可能です。
しつこくDMを送ることなくビジネスを展開する姿勢には、ただただ畏怖の念を抱いています。
Amazonのデメリット
前項ではAmazonの様々なメリットを紹介してきましたが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。以下にみていきましょう。
ポイント還元があまりない
先ほども少し触れましたが、Amazonにおいては、ポイント還元はあまり期待できません。
私が普段から購入している商品のほとんどは、ポイント付与の対象ではなかったようで、数年間で貯まったポイントはたったの52ポイントでした。なかなか切ない結果です。
ポイントを貯めたければ、楽天市場やYahoo!ショッピングが良いかもね。でも、ポイントには代えがたいAmazonの良さがあるし、悩む…。
もちろん、クレジットカード利用によるポイントはきちんと還元されていますが、やはりAmazonポイントも同時に享受できるに越したことはありません。
Amazonで何らかの商品を購入する際には、ポイント還元があるかどうかをチェックしてみてください。
ちなみに「Amazonポイント特集ページ」では、大幅にポイント還元が得られる商品の特集がされています。
私も少し覗きにいったのですが、数千ポイントが一気に還元となる商品も多数ありました。Amazonにおいては、欲しい商品がポイント還元の対象となっていればラッキーと言えますね。
サービスを充実させるためには有料会員になる必要がある
先ほど、Amazonプライムのコスパが非常に高いことをお伝えしましたが、有料会員になるのは抵抗がある方もいるのが事実だと思います。
そういった方がAmazonで買い物をする場合、2,000円未満のショッピングであれば、配送料がかかってくるのがデメリットです。
350円(税込)の配送料は決して、安いとは言えません。また、プライム会員でなければ時間帯指定やお急ぎ便を選ぶのにも非常に抵抗があります。
毎回の買い物で、こうした料金を意識しなければならないのはあまり気持ちの良いものではありませんよね。
楽天市場のメリット・デメリット
続いて楽天市場のメリット・デメリットも紹介しよう!
Amazonのメリット・デメリットについては理解できたでしょうか?次に、楽天市場のメリット・デメリットについて話を進めたいと思います。
Amazonと楽天市場の双方のメリット・デメリットを知ることによって、より確信を持って各サービスを利用することができますし、場面によって使い分けをすることも可能となります。
ぜひ、節約効果を少しでも高める為に、Amazonユーザーの方も含め、楽天市場の特徴について理解を深めていきましょう。
楽天市場のメリット
楽天市場のメリットには、以下のようなものがあります。
とにかくポイントが稼げる
楽天市場を利用する上での一番のメリットはやはり、とにかくポイントが稼げることにあります。例えば、以下のようなキャンペーンを併用することで、ポイント獲得倍率は、面白いように伸びていきます。
- 複数の店舗でショッピングをすることによって、最大10倍のポイントが得られる買いまわりキャンペーン
- 「楽天カードを利用する」などの諸条件をクリアすることによって、最大16倍のポイントが得られるSPU(スーパーポイントアッププログラム)
- 楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナのいずれかのチームが勝利した翌日に買い物をすることで、最大4倍のポイントが得られるキャンペーン
楽天市場は毎日のようにキャンペーンやセールをやっておるぞ!
特に、大きな買い物をする際にはぜひ、各種キャンペーンを上手に組み合わせることによって、一気にポイント還元を得るようにしたいですね。
店舗間の競争が激しい
これだけ楽天が有名になっていることを考えれば、楽天でビジネスを展開している事業者数が増加していることはもちろん、その中での競争が激化していることは間違いありません。
事業者にとってはライバルが増えて大変ですが、消費者からすればこれは大きなメリットとなります。なぜなら競争が激しくなるにつれて、事業者は少しでも消費者にメリットを感じてもらえるように知恵をしぼるためです。
たとえば、各出店業者がしのぎを削ることによって、商品の価格が安くなりやすいというメリットや、各商品におけるより詳細な情報を得やすいといったメリットが生じるかもしれません。
消費者の立場にたって物事を考え、アイデアを出し続けなければ淘汰されてしまうのは必至です。
各店舗がどのように商品を告知しているのかという視点で見れば、お得に買い物ができるだけでなく、マーケティングや人間心理の勉強にもなりますね。
楽天市場のデメリット
引き続き、以下に楽天のデメリットをみていきましょう。
商品が検索しにくい
楽天のページは、Amazonのように一様のデザインではありません。
その為、商品の説明や画像がごちゃごちゃとしやすく、消費者が商品を検索しにくいと感じたり、必要な情報を見つけにくいといったデメリットが生じやすいのが事実です。
事業者からすれば、少しでも多くの有益な情報や画像を、消費者に届けたいという思いがあるのでしょう。
ところがこれは時に、消費者にとってはメリットになるどころか、デメリットにしか映らないことがままあるのです。情報量は多ければ多いほど良いとは限りません。
服を買う場合ならたくさん写真があれば良いけど、あまり必要ない商品の場合にもゴチャゴチャしているイメージ。。
一流のコピーライターが作るコピーが良い例ですね。「そうだ 京都に、行こう。」シンプルでキレがあり、小学生でも理解ができます。
そう。買い物においても同様で、小学生やおじいちゃんおばあちゃんでもスッと理解できるかどうかが商品紹介におけるポイントなのです。そういった意味では、楽天はAmazonに遅れを取ってしまうと言えるでしょう。
返品できないこともある
返品ができるかどうか。返品対応におけるサービスが良いかどうか。これはビジネスにおいて非常に重要なポイントと言えるのではないでしょうか?
「一度購入したものを返品するなんてナンセンスだ!」
そう思う事業者もいるのかもしれませんが、この考え方では消費者の心を掴むのは難しいでしょう。
仮にあなたが消費者で返品をお願いした際に、サービスマンがにっこり笑って「承知いたしました。直ちに対応させていただきます」といったセリフが返ってきたらどう思いますか。きっと感動することでしょう。
Amazonはこの返品対応に強く、「未開封である」「サービスを一度も利用していない」といった諸条件を満たしていれば、ほぼ確実に返品・返金を受けることができます。
楽天では、返品の対応に関しては各事業者に委ねられていることもあり、返品対応を受け付けていない店舗も多いのが事実です。
楽天を普段使いするのであれば、返品を受けられない可能性があることを承知の上で、決済をするように意識したいですね。
DMが多い
楽天市場を含め、楽天のサービスはやたらとDMが届くのが大きなデメリットと言えるかもしれません。
商品購入時には数本のメルマガ購読が入っており、購読するというチェックボックスにチェックが入っているのがデフォルトのため、しっかりと確認しておかないと、メルマガの配信を許可するかたちになってしまいがちなのが原因の一つでしょう。
僕もよく楽天からDMが届くなぁ。。
少し冷静に考えればわかるのですが、メルマガが届いて「おっ!待ってました!これが毎日楽しみなんだよね」と喜ぶユーザーはかなり希少な存在なのではないでしょうか。
実際に、「楽天はDMが多すぎて嫌」といった理由で離れていくユーザーも存在します。
前述の通り、AmazonにおいてはDMを受けることはほぼないので、この点についてはAmazonに大きく差をつけられていると言わざるを得ないでしょう。
逆に楽天がここにメスを入れ、DMがほとんど届かない状態にすることができれば、さらに楽天ユーザーの満足度を上げることはもちろん、今まで以上に多くのユーザーをファンにできると予想することができます。
現段階では多数のDMが届く仕様になっているため、「メルマガ配信のチェックボックスからチェックを外す」「メール受信拒否リストに入れる」といったことを意識しながら楽天を利用していくと良いでしょう。
まとめ
ご覧のように、一概にAmazonと楽天のどちらがいいというのは断言できませんが、双方におけるメリット・デメリットへの理解を深めることで、自ずと選択すべきサービスは見えてくることでしょう。
一つの指標として、Amazonプライムに入会するメリットを感じるのであればAmazonを、楽天カードを所有していてポイントを積極的に貯めていきたいのであれば楽天を選ぶと良いのではないでしょうか。
もちろん、タイミングや場面に応じ、双方のサービスを使い分けることでより高い節約効果が得られるのは間違いありません。
時間や気持ちに余裕のある方はぜひ、何らかの買い物をする際には双方のサイトで価格やポイント還元率などを比較検討してみてください。