イラスト文字で 「海外旅行保険付帯のクレジットカード特集」 と記載し、下に白猫と博士がいるイラスト

マネーの博士マネーの博士

海外へ行く用事があるなら、海外旅行保険付きのクレジットカードは必須じゃよ!

ウィーちゃんウィーちゃん

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードってどんなカードがあるの?

海外旅行が好きな方であれば、クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているか否かは非常に重要なポイントと言えます。

もちろん、そのクレジットカードによって海外旅行保険の仕様や補償額は様々であるため、事前にしっかりと内容を把握した上で、クレジットカードを発行したいですよね。

そこでここでは、海外旅行保険が付帯しているクレジットカード特集として、海外旅行好きのあなたを唸らせるクレジットカードの数々を紹介していきたいと思います。

年会費無料でこんなに特典があるの?」と思わず声をあげてしまうようなクレジットカードもあるため、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の保険の違い

博士が白猫に 「クレジットカードと保険会社の旅行保険は補償内容に違いがあるんじゃよ。」 とホワイトボードを前に教えているイラスト

ウィーちゃんウィーちゃん

そもそもクレジットカードの旅行保険と保険会社の保険ではどう違うんだろう?

本題に入る前にまず、クレジットカードの海外旅行保険と保険会社で得られる保険の違いについて理解を深めておきたいと思います。

両者の存在は知っていても、その違いを事細かに説明できる方はなかなかいないのではないでしょうか。ぜひこれを機に、双方の特徴を理解しておきましょう。

クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の保険の違いとしては大きく、以下の3点を挙げることができます。

  • 補償期間
  • 補償対象範囲
  • 治療費の支払い方法

早速、それぞれの項目について解説を加えていきましょう。

補償期間の違い

クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の保険では、その補償期間が以下の通り異なります。

保険の種類補償期間
クレジットカードの海外旅行保険90日もしくは60日間
(補償期間の延長不可)
一般の海外旅行保険最大3ヶ月
(追加料金を支払うことで延長可能)

 

マネーの博士マネーの博士

保険会社の旅行保険だと、期間が長くなった場合でも対応してくれるんじゃよ。

ご覧の通り、クレジットカードで得られる海外旅行保険では原則、90日もしくは60日間の補償期間となっています。一般的な旅行では十分な期間ですが、留学などの長期滞在においては、不足が生じることも考えられますね。

これに対し、保険会社の海外旅行保険ですが、最大で3ヶ月までの期間を網羅できるのが一般的であり、仮に現地での滞在が延びたとしても、追加料金を支払うことで対応可能なのが特徴です。

補償対象範囲の違い

クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の保険では、その補償対象範囲が以下の通り異なります。

  • クレジットカードの海外旅行保険
    →病気が原因による死亡や後遺障害は非対象
  • 保険会社の保険
    →病気が原因による死亡や後遺障害も対象

双方の保険においてこうした違いが生じるのは、病気を患った状態で海外旅行に出かけることはないであろうという前提が、クレジットカード会社の考え方として存在するためです。

一方で、保険会社の保険においては、「万が一に備えて…」という考え方が根底にあり、病気に起因する死亡や後遺障害も補償対象範囲として包括しているというわけです。

治療費の支払い方法の違い

クレジットカードの海外旅行保険と保険会社の保険の3つ目の違いとして、治療費の支払い方法について述べておきましょう。

  • クレジットカードの海外旅行保険
    →病院で一時的に費用を立て替えし、帰国時に保険金を請求する必要がある
  • 保険会社の保険
    →治療費を自己負担する必要がない
ウィーちゃんウィーちゃん

なるほど。クレジットカードの海外旅行保険だと現地で治療費を支払わないといけないってことなんだね。

ただし、クレジットカードの中にも、キャッシュレス診療と言って、立て替えの必要がないサービスが付帯しているものもあります。このありがたいキャッシュレス診療については、本記事の後半で詳しく解説しますね。

海外旅行保険が付帯しているクレジットカード

マネーの博士マネーの博士

早速、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを紹介していこう!ここでは、誰でも負担なく持ちやすいクレジットカードの中から厳選したものを紹介しておるぞ!

さて、それではいよいよ海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを厳選して紹介していきます。数あるクレジットカードの中で厳選した海外旅行保険が付帯しているものはいかに8枚です。

  • エポスカード
  • セゾンブルー・アメックス・カード
  • REXカード
  • 横浜インビテーションカード
  • 楽天カード
  • 三井住友カード
  • JCB一般カード
  • 海外旅行保険付きライフカード

早速、それぞれのクレジットカードの特徴をおさえていきますよ。

エポスカード

エポスカード

年会費無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率0.5%
国際ブランドVISA
家族カードなし
旅行保険の付帯条件自動付帯
キャッシュレス診療あり

エポスカードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実の海外旅行保険が自動付帯
  • マルイのセール(マルコとマルオの7日間で10%オフ)
  • エポトクプラザで全国10,000店舗において優待
  • レンタルスーツケース10%OFF
  • 手荷物宅配優待
  • 空港パーキング優待
  • 世界のおみやげ通販でポイント最大30倍
  • 海外おみやげカタログの注文が10%OFF
  • 充実の海外旅行サポートデスクサービス
  • 海外レンタカー10%オフ
  • 海外各国における優待

エポスカードで得られるメリットのうち、特に目玉となるものをピックアップして次項で解説を加えていきますよ。

マルコとマルオの7日間で10%オフ

マルコとマルオの7日間

エポスカードのユーザーは、マルイで年に4回展開されているビッグセール『マルコとマルオの7日間』において、なんと10%もの割引を享受することが可能となります。

マルイにテナントを構えている人気ブランドショップにおいても10%オフが例外ではないのが圧巻です。

ちなみに、マルイのネットショップである『マルイウェブチャネル』における買い物も10%オフが適用されます。わざわざ現地に足を運ばずともお得にショッピングが楽しめるのは嬉しいですね。

世界38都市の現地デスクがあなたの快適な旅をサポート

エポスカードのユーザーは、以下の充実した海外旅行サポートデスクサービスを受けることができます。

  • インフォメーション
  • 予約、手配
  • 緊急時の案内

インフォメーションでは、現地の最新情報や空港・出入国の案内、ショッピングや免税店・ホテル・レストランに至るまで、様々な情報を得ることができます。

気になるレストランや観劇、コンサートなどがある場合も海外旅行サポートデスクを頼れば予約・手配をしてもらえます。初めて訪れる国においては非常に助かるサービスと言えますね。

また、パスポートの紛失や盗難などのトラブル時にも、即座に海外旅行サポートデスクを活用しましょう。どのように対処すべきかを具体的に聞くことができるため、トラブルによる被害やストレスを最小限におさえることができますよ。

海外各国の優待特典

エポスカードのユーザーは、以下のような海外各国において優待特典を享受することができます。

  • フィリピン
  • 台湾
  • タイ
  • マカオ
  • 韓国
  • ハワイ
  • グアム

たとえば、韓国ロッテ免税店においては、表示価格の5%~10%オフで買い物を楽しむことができます。ハワイなら人気のレストランで10%〜15%オフで食事が楽しめます。

改めての確認にはなりますが、エポスカードは年会費無料のクレジットカードです。この点を踏まえれると、「旅先でこんなにお得な思いをしていいの?」と思えてくる内容ではないでしょうか。

エポスカードがおすすめな人

  • マルイを普段使いしている人
  • 海外旅行における安心感を備えたい人
  • 海外旅行でたくさんお得に買い物したい人

 

セゾンブルー・アメックス・カード

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費2,160円(税込)
※25歳以下は無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率国内:0.5%
海外:1%
国際ブランドAMEX
家族カード年会費1,080円(税込)
旅行保険の付帯条件海外旅行保険:自動付帯
国内旅行保険:利用付帯
キャッシュレス診療あり

セゾンブルー・アメックス・カードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実した国内外における旅行保険が付帯
  • 最高100万円のショッピング保険が付帯
  • ボーナスポイントパートナーズ(特約店)でポイント還元率アップ
  • セゾンポイントモールでネット通販がお得
  • 西友・LIVIN・ロフトなどで5%オフ
  • 海外アシスタンスデスク
  • アメリカンエキスプレスコネクトで様々な店舗やサービスにおける優待
  • パッケージツアーが最大8%オフ
  • ワールドおみやげサービスで10%オフ
  • ハーツレンタカーが5%〜20%オフ
  • 海外用Wi-Fiレンタルが割引
  • 手荷物無料宅配サービス
  • クレジットカードの即日発行が可能

それでは、セゾンブルー・アメックス・カードの目玉となるメリットを紹介していきましょう。

西友・LIVIN・ロフトなどで5%オフ

毎月第1・第3土曜日は5%オフ

セゾンブルー・アメックス・カードのユーザーは、以下の店舗において優遇を受けることが可能となります。

  • 西友:毎月第1・第3土曜日に5%オフ
  • LIVIN:毎月第1・第3土曜日に5%オフ
  • ロフト:5%の割引

西友やLIVINなどは日常的に利用できるスーパーマーケットなので、5%で得られる節約効果は非常に大きいと言えます。

たとえば、毎月第1・第3土曜日に合わせて10,000円ずつの買い物を西友やLIVINでまとめて行うとしましょう。この場合、年間でどれくらいのお得度合いになるでしょうか。

  • 10,000円×5%×月2回=1,000円(1ヶ月あたりの割引額)
  • 1,000円×12ヶ月=12,000円(年間の割引額)

ご覧の通り、西友やLIVINを最大限に活用した場合、なんと年間で12,000円も浮かすことができます。この12,000円をあなたは何に使うでしょうか?考えただけでもワクワクしてきますね。

パッケージツアーが最大8%オフ

tabiデスク

セゾンブルー・アメックス・カードのユーザーは、『tabiデスク』のパッケージツアーを活用することで、最大8%オフを享受することができます。

冷静に考えればお分かりいただけるかと思いますが、旅行代金の8%といえば相当な額です。特に海外へ出かけるとなると旅行代金も一気に跳ね上がるため、できるだけコストを抑えたいと思うのは自然なことですよね。

一例として、tabiデスクで利用できる海外パッケージツアーの一部を紹介しておきましょう。

  • レインボーツアー:8%オフ
  • ANAハローツアー:5%オフ
  • JALパック:5%オフ
  • プレイガイドツアー:5%オフ
  • マッハ:5%オフ
  • クラブメッド:5%オフ
    ※その他多数

クレジットカードの即日発行が可能

セゾンブルー・アメックス・カードは、ETCカードまでを含め、クレジットカードを即日に発行・受け取りすることができる数少ない貴重な1枚です。

  • とにかく急ぎでクレジットカードやETCカードが欲しい
  • 西友やLIVINなどで当日に5%オフのメリットを享受したい

このようなちょっとわがままな要望にも応えてくれるのがセゾンブルー・アメックス・カードの魅力と言えます。

ちなみに、当日クレジットカードやETCカードを受け取るには、以下のいずれかの流れを踏んで、即日発行の対象となっているセゾンカウンターにて受け取り手続きをする必要があることを覚えておきましょう。

  • ネットで申し込み手続きを済ませてから、対象のセゾンカウンターでカードを受け取る
  • 対象のセゾンカウンターで発行手続きおよびカードの受け取りをする
    ※但し、店頭受取の場合ICチップ機能のないカードとなります。

セゾンブルー・アメックス・カードがおすすめの人

  • 西友やLIVINなどを普段使いしている人
  • パッケージツアーで旅行代金を格安に抑えたい人
  • クレジットカードの即日発行に魅力を感じる人

 

REXカード

REXカード

年会費無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率1.25%
国際ブランドVISA/MasterCard
家族カード無料
旅行保険の付帯条件海外旅行保険:自動付帯
国内旅行保険:利用付帯
キャッシュレス診療あり

REXカードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実した海外旅行保険が自動付帯
  • 基本還元率が1.25%と非常に高い
  • ポイント還元ではなく、Jデポで現金キャッシュバック
  • JACCSモールでネット通販がお得
  • ネットあんしんサービスやカード盗難保険が付帯
  • 価格.com支払いでカード番号をネットショップに通知せずに支払い可能
  • J’sコンシェルで様々なサービスにおける優待
  • ジャックストラベルデスク
  • 海外お土産サービスで20%オフ
  • 海外用モバイルデータ通信サービスでWi-Fiレンタルが10%オフ
  • 空港パーキングサービスで優待
  • 海外レンタカー割引サービスで5%〜20%の優待
  • 海外リザーブサービス
  • 海外レストランWEB予約サービス

それでは、REXカードの目玉となるメリットを紹介していきましょう。

基本還元率がとにかく高い

REXカードの最大の魅力として、基本還元率の高さを紹介しないわけにはいきません。年会費無料のクレジットカードにもかかわらず、1.25%もの還元率を誇るクレジットカードなどREXカード以外にありません。

  • 一般的なクレジットカード:0.5%
  • REXカード:1.25%

ちなみに、REXカード利用分はポイントとして享受するのではなく、Jデポで現金キャッシュバックを受けるかたちとなります。ポイント管理や他のポイントへの交換を億劫に感じる人にもおすすめできるのがREXカードというわけですね。

J’sコンシェルで様々なサービスにおける優待

J’sコンシェル

J’sコンシェル』はJACCSカードのユーザーが利用できる優待サービスです。全国おおよそ170,000件を超える優待を享受することができるのは圧巻ですね。

J’sコンシェルではたとえば、以下のような優待を受けることができますよ。

  • ベネフィトステーションパッケージツアーデスク:3%~12%オフ
  • 109シネマズ&ムービルでチケット代:1,800円→1,300円に
  • カラオケルーム歌広場でルーム料金優待:20%オフなど
  • 東京お台場大江戸温泉物語の入場券:3,044円→1,900円に
  • 日産レンタカー利用料金が一般料金:21%~50%オフ

ありとあらゆる優待を効率的に活用していけば、それこそ年会費無料のクレジットカードとは思えないほどに大きな節約効果を生み出すことができますよ。

海外お土産サービスで20%オフ

海外お土産サービスは、あらかじめカタログ内に掲載されている商品から気になるものを選び、帰国後の好きな日程で受け取れるように手配できるサービスです。

REXカードのユーザーなら、海外お土産サービスを利用することで、20%オフで希望の商品を購入することができるのです。20%オフは非常に大きいですね。年会費無料で得られる割引額とは思えません。

ちなみに、以下のような地域のカタログを事前に取り寄せることができるようになっていますよ。

  • ヨーロッパ
  • ロシア
  • アフリカ
  • アメリカ
  • カナダ
  • ハワイ
  • グアム
  • サイパン
  • ニューカレドニア
  • タヒチ
  • フィジー
  • モルディブ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • アジア
  • 中国
  • 香港
  • マカオ
  • 韓国
  • 台湾

REXカードがおすすめな人

  • とにかく基本還元率の高さにこだわりたい人
  • J’sコンシェルのサービスに魅力を感じる人
  • 海外のお土産をお得に購入したい人

 

横浜インビテーションカード

横浜インビテーションカード

年会費無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率0.5%
国際ブランドMasterCard
家族カード無料
旅行保険の付帯条件海外旅行保険:自動付帯
国内旅行保険:利用付帯
キャッシュレス診療あり

横浜インビテーションカードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実した国内外における旅行保険が付帯
  • 最大100万円のショッピング保険が付帯
  • JACCSモールでネット通販がお得
  • J’sコンシェルで様々なサービスにおける優待
  • ジャックストラベルデスク
  • 海外お土産サービスで20%オフ
  • 海外用モバイルデータ通信サービスでWi-Fiレンタルが10%オフ
  • 空港パーキングサービスで優待
  • 海外レンタカー割引サービスで5%〜20%の優待
  • 海外リザーブサービス
  • 海外レストランWEB予約サービス

これらのメリットのうち、特に目玉となるものを紹介していきましょう。

ジャックストラベルデスクで安心感をプラス

ジャックス・トラベルデスク

ジャックス・トラベルデスク』では、大手旅行会社の海外・国内パッケージツアーはもちろんのこと、海外のホテルや航空券、レストラン、ショーなどの各種チケットも個別に手配してもらうことができます。

国内・海外パッケージツアーにおいては、最大5%オフを享受できるのが特筆すべき嬉しいポイントです。旅行にかかる費用の5%となると節約可能な額もかなり期待できますね。

海外レンタカー割引サービス

REXカードのユーザーは、世界最大のネットワークを誇る以下のレンタカーを5%~20%オフで利用することが可能となります。

  • ハーツレンタカー
  • エイビスレンタカー

長距離運転が求められる広大な国における旅行では、こうしたサービスが非常にありがたいですね。海外でレンタカーを利用する際には忘れずに活用したい特典と言えるでしょう。

海外レストランWEB予約サービス

海外レストランWEB予約サービス

海外における楽しみの1つとして、食事は外せないですよね。旅行フリークの方の中には、現地の食を楽しみたいが為に、旅に出かける方も多いのではないでしょうか。

そんな方々にぜひとも活用していただきたいのが『海外レストランWEB予約サービス』です。海外ではレストランを予約したくとも、現地の言葉が話せないなどの理由で、なかなか予約がスムーズに進まないことも多いにあります。

横浜インビテーションカードのユーザーが得られる海外レストランWEB予約サービスのメリットは以下の通りです。

  • 24時間365日、日本語のWEBサイトでサクサク予約ができる
  • 利用に際しての手数料は無料
  • ハワイやアジア、アメリカ本土にヨーロッパまで、人気観光エリアのレストランを網羅

美味しいものには目がないという方はぜひ、本サービスを余すところなく活用してみてくださいね。

横浜インビテーションカードがおすすめな人

  • ジャックストラベルデスクで安心感とお得感を享受したい人
  • 海外レンタカーサービスで割引を受けたい人
  • 海外レストランWEB予約サービスに魅力を感じる人

 

楽天カード

通常の楽天カード

年会費無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率通常:1.0%
楽天市場:3.0%~
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
家族カード無料
旅行保険の付帯条件利用付帯
キャッシュレス診療あり

楽天カードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実の海外旅行保険が利用付帯
  • SPUをはじめとする各種キャンペーンでポイントがザクザク貯まる
  • 加盟店やRakoo特約店でポイント還元率アップ
  • 楽天ポイントカードの機能が付帯
  • 楽天Edyへのクレジットチャージでポイントが還元
  • 海外アシスタンスサービス
  • 楽天カードラウンジサービス
  • 海外レンタカーサービスで最大10%オフ
  • 手荷物宅配サービス
  • WiFiルーターレンタルサービスで20%オフ
  • 海外お土産宅配サービスでポイント10倍還元
  • 防寒具一時預かりサービスで10%オフ

楽天カードの上記のメリットのうち、特に大きな目玉を紹介していきましょう。

SPUをはじめとする各種キャンペーンでポイントがザクザク貯まる

楽天ポイントアッププログラム
楽天市場での最大還元率が16倍に

ポイントの貯めやすさにおいては、楽天カードは他のクレジットカードの追随を許しません。10人に1人が楽天カードのユーザーという異常なまでの人気ぶりの秘訣もここに理由があります。

実際に、楽天カードでは以下のような各種キャンペーンを活用することで、獲得ポイントを面白いように伸ばしていくことができます。

この他にも、加盟店やRakoo特約店、楽天ポイントカード対象店舗など、ポイントアップのチャンスは枚挙にいとまなしです。とにかく節約効果を高めたいという方であれば、迷わず楽天カードをチョイスすると良いでしょう。

楽天市場のキャンペーン情報は『楽天市場のキャンペーンは豊富|知らないと損する楽天市場キャンペーン活用マニュアル』の記事で詳しくまとめています。

楽天カードラウンジサービス

楽天カードのユーザーは、ハワイ・ワイキキ T ギャラリア ハワイ by DFS内にある会員専用ラウンジを利用することができます。ラウンジ内では、以下のようなメリットが得られますよ。

  • カード盗難、紛失時の相談
  • 手荷物一時預かり
  • 無料Wi-Fi利用可
  • PC/プリンター利用可
  • ソフトドリンクサービス
  • マッサージチェア
  • 傘貸し出し

楽天カードラウンジ内には、楽天トラベルデスクが入っており、オプショナルツアーやレストラン・スパの予約などもリクエストすることができます。まさに至れり尽くせりのゴージャスな空間と言えますね。

防寒具一時預かりサービス

日本とは著しく気候が異なる国に訪れる場合に助かるのが、防寒具一時預かりサービスです。防寒具を常に携帯しているのは非常に煩わしいもの。この煩わしさを優待価格で払拭することができるのは嬉しいですね。

対象となっている空港は以下の通りで、防寒具1着につき、10%の割引で利用できますよ。

  • 成田国際空港
  • 羽田空港国際ターミナル
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

楽天カードがおすすめな人

  • とにかくザクザクポイントを貯めたい人
  • 楽天カードラウンジサービスに魅力を感じる人
  • 防寒具一時預かりサービスに魅力を感じる人

 

三井住友カード

三井住友カード

年会費初年度無料
2年目以降:1,350円(税込)
※学生は在学中無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率0.5%
国際ブランドVISA/MasterCard
家族カード初年度無料
2年目以降:432円(税込)
※学生は在学中無料
旅行保険の付帯条件利用付帯
キャッシュレス診療あり

三井住友カードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実の海外旅行保険が利用付帯
  • 最大100万円のショッピング保険が付帯
  • ライフ&スポーツ賠償付き自転車保険が付帯
  • 充実のセキュリティ
  • 年間利用額に応じてポイント還元率アップ
  • ポイントアップモールでネット通販がお得
  • ココイコでリアル店舗がお得
  • 海外レンタカー優待サービスで10%〜15%オフ
  • GlobePass
  • ホノルルラウンジサービス
  • 海外おみやげ品宅配サービスで優待

三井住友カードの上記のメリットのうち、特に目玉なものを紹介していきましょう。

充実のセキュリティ

初めてクレジットカードを持つという方に非常におすすめなのが三井住友カードです。というのも、三井住友カードは盤石なセキュリティシステムを搭載しており、安心感では右に出るカードはないと言っても過言ではありません。

  • ICチップ採用
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)におけるワンタイムパスワード(日本初)
  • クレジットカードの裏面に顔写真掲載可能
  • VpassID安心サービスで不正利用の損害額を補償
  • 24時間365日不正検知システム

実際に、アジア・パシフィック地域においては、三井住友カードだけがVISAインターナショナルより、そのセキュリティの高さにおいて表彰を受けているという経緯があります。

とにかく安心感を優先させたいという方であれば、三井住友カードが心強い味方になってくれることでしょう。

GlobePass

三井住友カードのユーザーは、以下の『GlobePass』のサービスを享受することができます。

  • アジアで使えるお得なクーポン
  • 韓国国民銀行両替手数料30%オフ

韓国やアジア圏への旅行頻度が多い方にとっては嬉しいサービスですね。ちなみに、アジアで使えるお得なクーポンの対象となっている国は以下の通りです。

  • 日本
  • 韓国
  • 中国
  • 香港
  • ベトナム
  • タイ
  • マレーシア
  • インドネシア
  • フィリピン

こちらの『公式サイト』で具体的なクーポン内容を確認することができますよ。

ホノルルラウンジサービス

三井住友カードのユーザーは、ホノルルラウンジを利用することができます。ラウンジを活用できるかどうかは、その旅行の充実度に少なからず影響を与えます。ホノルル空港を利用することがあればラッキーですね。

ちなみに、ホノルルラウンジでは以下のような特典を享受することができますよ。

  • ソフトドリンクサービス
  • 手荷物一時預かりサービス
  • 電話(オアフ島内フリーフォン)
  • 日本語新聞の閲覧
  • Wi-Fi接続サービス
  • 傘レンタルサービス

三井住友カードがおすすめな人

  • 充実のセキュリティで安心感を得たい人
  • アジア圏内への旅行頻度が多い人
  • ホノルルラウンジサービスに魅力を感じる人

 

JCB一般カード

JCB一般カード

年会費初年度無料(オンライン申込み限定)
2年目以降:1,350円(税込)
※年間利用額が50万円以上なら無料
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率国内:0.5%
海外:1.0%(WEB明細サービスの登録が必要)
国際ブランドJCB
家族カード432円(税込)
※本会員の年会費が無料の場合は無料
旅行保険の付帯条件海外旅行保険:利用付帯
国内旅行保険:利用付帯
キャッシュレス診療あり

JCB一般カードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実の国内外における旅行保険が付帯
  • 最高100万円の海外ショッピング保険が付帯
  • JCBオリジナルシリーズパートナーでポイント還元率アップ
  • Oki Dokiランドでネット通販がお得
  • たびらば(旅LOVER)
  • 空港宅配優待サービスで15%オフ
  • 空港免税店割引サービスで5%〜10%オフ
  • JCB GLOBAL Wi-Fiで20%オフ
  • 海外レンタカーサービスで優待
  • JCB海外おみやげサービスでポイント10倍還元

ご覧の通り、海外でも様々なサービスを享受することができますが、JCB一般カードはハワイや韓国、台湾以外ではあまり利用できない点には注意が必要です。

ハワイや韓国、台湾などで十分だという方には問題ないですが、無類の海外好きで様々な国に飛び立つという方であれば、JCB一般カード以外のクレジットカードをチョイスする方が良いでしょう。

前述したメリットのうち、特に目玉となるものを紹介していきましょう。

たびらば

たびらば

たびらば』は、以下のようなカテゴリーにおけるJCB選りすぐりの優待情報や旅行に役立つ情報を地域別に紹介しているサイトです。

  • レストラン
  • ショップ
  • エステ
  • マッサージ

これらの他に、現地スタッフ発のブログやレストラン予約サービスなども利用することができます。あなたもぜひ一度、たびらばを覗いてみてください。

空港免税店割引サービスで5%〜10%オフ

JCB一般カードのユーザーは、あらかじめ公式ホームページから優待クーポン券をダウンロードしておくことで、免税店において免税価格からさらに5%~10%の割引を得ることができます。

ちなみに、利用可能な空港は以下の通りです。

  • 成田国際空港内
  • 関西国際空港内

ただでさえお得感のある免税店において、さらなる割引を受けることができるのは嬉しいですね。

JCB GLOBAL Wi-Fiで20%オフ

海外で何かと必要になるのがWi-Fiです。携帯電話やパソコンの利用が日常化している昨今においては、「Wi-Fiがなければ話にならない!」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで役立つのが以下のようなメリットを享受することができるJCB GLOBAL Wi-Fiです。

  • Wi-Fiレンタルが20%オフ
  • 世界200以上のエリアでWi-Fiの接続が可能
  • 全国の主要な空港および、ハワイ、韓国、台湾にて受け取りが可能
  • 24時間体制のカスタマーサポート

具体的な料金プランは利用する国によっても異なるため、ぜひ『公式ホームページ』でチェックしてみてみましょう。

JCB一般カードがおすすめな人

  • 旅行関連のお得情報を収集しておきたい人
  • 免税店でお得に買い物をしたい人
  • 海外でWi-Fiをお得に利用したい人

 

海外旅行保険付きライフカード

ライフカード(旅行傷害保険付き)

年会費初年度無料
2年目以降:1,350円(税込)
申込条件18歳以上(高校生不可)
基本還元率0.5%
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB
家族カード432円(税込)
旅行保険の付帯条件海外旅行保険:自動付帯
国内旅行保険:自動付帯
キャッシュレス診療あり

海外旅行保険付きライフカードで得られる主なメリットは以下の通りです。

  • 充実の海外旅行保険
  • 年間利用額に応じてポイント還元率アップ
  • L-Mallでネット通販がお得
  • 誕生月には獲得ポイントが3倍にアップ
  • 海外アシスタンスサービス
  • Travel Gate
  • トラベルグッズサービス
  • 海外お土産宅配サービス

旅行傷害保険付きライフカードの上記のメリットのうち、目玉となるものを紹介していきましょう。

誕生月には獲得ポイントが3倍にアップ

誕生月に利用するとポイント還元率が実質1.5%

ライフカードならではの魅力として、誕生月の還元ポイントアップのメリットが挙げられます。あなたの誕生月においては、月に何度買い物をしても、全ての決済に対し3倍のポイント還元が得られるという素敵な内容です。

  • 誕生日に自分へのプレゼントを購入したい
  • 誕生日に日頃のご褒美として贅沢したい

このように思う方にとって、ライフカードは申し分のないクレジットカードと言えます。やはり3倍速で節約効果が上がるタイミングで、できる限りの決済をしておきたいですね。

Travel Gate

海外旅行保険付きライフカードのユーザーは、旅行予約サービスの『Travel Gate』を活用することで、オンラインでサクサクとツアーの予約を済ませることができます。

もちろん、パッケージツアーの割引を受けることも可能です。お得なパッケージツアーとしては、以下のようなものがあります。ぜひチェックしてみてください。

  • ANAスカイホリデー:国内・5%オフ
  • トップツアー:国内・5%オフ
  • ANAハローツアー:海外・3%オフ
  • クラッセスペシャル:海外・3%オフ

トラベルグッズサービス

海外旅行保険付きライフカードのユーザーは、トラベルグッズサービスを利用することで、旅行に必要なスーツケースを購入またはレンタルすることが可能となります。

特筆すべきはやはりレンタルサービスです。「スーツケースは確かに必要だけれども、わざわざ購入するほどでもない…。」と思う方もいますよね。

海外旅行保険付きライフカードのトラベルグッズレンタルサービスは述べ100万人が活用しており、以下のようなメリットが得られることで非常に人気です。あなたもぜひ、この機会に活用してみましょう。

  • 全商品レンタル価格15%オフ
  • 人体に安全かつ効果てきめんの消臭・消毒作業済み
  • 保証金不要かつ修理代無償
  • ゆとりのある無料準備期間

海外旅行保険付きライフカードがおすすめな人

  • 誕生月に大きくポイント還元を得たい人
  • Travel Gateに魅力を感じる人
  • トラベルグッズレンタルサービスを利用したい人

 

海外旅行保険の自動付帯と利用付帯の違い

博士がクレジットカードを持ちながら白猫に 「旅行保険の自動付帯と利用付帯は事前に知っておくべきじゃよ。」 と言っているイラスト

ウィーちゃんウィーちゃん

そもそも海外旅行保険の自動付帯と利用付帯って何が違うの?

マネーの博士マネーの博士

旅行保険で補償されるようになるには、条件が付されている場合があるんじゃよ。

ここまで、旅行保険が付帯しているクレジットカードを紹介してきました。

続いて、ここからは海外旅行保険における自動付帯と利用付帯についての違いを解説していきたいと思います。それぞれの違いをシンプルに示すとこうなります。

  • 自動付帯:対象のクレジットカードを持っているだけで、補償を受けることができる
  • 利用付帯:対象のクレジットカードで旅行代金を決済することで、補償を受けることができる
ウィーちゃんウィーちゃん

それなら持っているだけで補償される自動付帯が良いよね!

旅行保険の自動付帯と利用付帯の違いを簡単に言えば、クレジットカードで旅行代金を支払う必要があるかどうかという違いですね。この点だけを見れば、自動付帯の方が圧倒的にお得!と断言してしまいそうですが、必ずしもそうとは限りません。

自動付帯の適用期間は原則90日間が限度

一般的に自動付帯の海外旅行保険が適用される期間は90日間が限度とされています。つまり、3ヶ月を超える長期の旅行については注意が必要だということになります。

このデメリットを払拭する方法として、以下のようなものがあります。

  • 一度日本に帰国し、再度旅行に出かける
  • 利用付帯のクレジットカードを使って旅行先で何らかの決済をする
ウィーちゃんウィーちゃん

旅行先で利用付帯のカードを使えば実質延長されるってことなんだね!

ここで利用付帯のクレジットカードが活躍するというわけですね。たとえば、以下のような支払いを利用付帯のクレジットカードで行えば、旅行期間中における旅行保険は適用されますよ。

  • 旅行先でタクシー料金をクレジット決済する
  • 旅行先で長距離バスのチケットをクレジットカードで購入する
  • 旅行先の地下鉄の切符をクレジットカードで購入する

ご覧の通り、決済料金の多寡は関係ありません。とにかく、旅行代金の一部をクレジットカードで支払っておけば、安心感を備えることができると理解しておきましょう。

旅行保険の利用付帯と自動付帯の違いは絶対に抑えておきたいポイントです。詳しくは『【クレジットカードの旅行保険】利用付帯と自動付帯の違いとは?旅行保険の中身を徹底解説!』の記事で解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

 

自動付帯+高還元カードの2種類を活用する!

マネーの博士マネーの博士

海外旅行保険が自動付帯しているカードを持っているなら、決済は他のカードで行うのが良いぞ!

自動付帯の最大のメリットはやはり、持っているだけで補償内容が適用されるということです。90日以内の旅行であれば、適用期間を心配する必要もありません。

ここでぜひ意識していただきたいのが、たとえばエポスカードのような海外旅行保険には優れているけれど、基本還元率は今ひとつのクレジットカードを持っている場合には、旅行代金の支払いを別の高還元率のクレジットカードに任せるということです。

高還元率のクレジットカードの代表例としては、REXカード(1.25%)やリクルートカード(1.2%)などが挙げられます。これらのクレジットカードと併用すれば、充実した旅行保険と節約効果の両取りができるというわけですね。

したがって、海外旅行に出かける頻度が多い方は、以下の2種類のクレジットカードを備えておくと、安心感と節約効果の双方を同時に得ることができるでしょう。

  • 補償額に優れた海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード
  • 基本還元率に優れているクレジットカード

還元率の高いクレジットカードは『クレジットカードは還元率で選ぶ!還元率最強ランキング【2019年】』の記事で紹介しています。

 

キャッシュレス診療とは

白猫が病院の窓口で請求された治療代が 「えー!そんなに高いの!?」と驚いているイラスト

さて、続いては海外旅行保険に付帯しているキャッシュレス診療について解説していきたいと思います。キャッシュレス診療とはその名の通り、手持ちの現金がなくとも診療を受けることができるというサービスです。

ウィーちゃんウィーちゃん

じゃあ保険会社と同じように、わざわざ現地で立替える必要はないんだね!

マネーの博士マネーの博士

そのとおりじゃ!

後ほど詳しく解説を加えますが、海外の医療費は驚くほど高いです。「1桁間違ってるんじゃないの?」と思わず言いたくなるほどです。

つまりちょっとした事故でも、当本人の経済力を凌駕するような医療費を請求されることもままあるのです。この点を踏まえれば、キャッシュレス診療は非常にありがたいサービスと言えますね。

キャッシュレス診療の活用法

それでは実際にトラブルに巻き込まれ、いざキャッシュレス診療を利用したいとなった場合にはどのような手続きをすれば良いのでしょうか。キャッシュレス診療を利用する流れとしては以下の通りです。

  1. クレジットカードの海外サポートデスクに電話する
  2. キャッシュレス診療に対応している病院を紹介してもらう
  3. 紹介してもらった病院で診察・治療を受ける

ここで注意していただきたいのが、キャッシュレス診療のサービスが付帯しているクレジットカードを持っているからといって、どこの病院でもキャッシュレス診療が適用されるわけではないということ。

事前にサポートデスクに電話をし、キャッシュレス診療に対応している病院を紹介してもらうことが絶対条件となります。

ウィーちゃんウィーちゃん

キャッシュレス診療に対応している病院じゃないとダメなのか…。

仮に誤って、キャッシュレス診療に対応していない病院に向かってしまった場合、その場で支払いをしなければそもそも診察をしてくれないということにもなりかねません。

大事故の場合は一刻を争いますが、緊急事態の時にこそ焦らず確実に正しいステップを踏んで、キャッシュレス診療に対応している病院へ行きましょう。

クレジットカード保険のキャッシュレス診療は時間がかかる

キャッシュレス診療は金銭面の負担がないという意味では素晴らしいサービスですが、クレジットカードに付帯しているキャッシュレス診療のサービスを受けるには、少々時間がかかることはデメリットとしてお伝えしておきましょう。

なぜなら、実際にキャッシュレス診療を利用しようとした場合、以下のような流れで手続きが進んでいくからです。

  1. クレジットカード会員が事故やトラブルに遭い、海外サポートデスクに連絡する
  2. 海外サポートデスク(保険会社)がクレジットカード会員の本人確認を行う
  3. 海外サポートデスクが現地エージェントを使って提携の病院を手配する
  4. 病院の予約完了の電話が来たら受診する
  5. 保険会社が病院に支払いをする

ちなみに、通常の保険会社の保険の場合、②の本人確認が省略されます。1分1秒を争う状況の中では、この本人確認があるかどうかは重大な問題となりますよね。

②の本人確認は早ければ1時間程度、長くても数時間以内には完了しますが、問題はクレジットカード会社が休みの時です。深夜帯や休日の時には、確認が取れずに時間ばかりが経過し、結局診察を受けることができるのは翌日になるというケースも否定できません。

やはり何よりも、事故やトラブルに巻き込まれないことが最も重要です。海外旅行先では、いつも以上に自分の身を守ることを意識し、安全で楽しい日々を過ごしたいですね。

 

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の項目

続いてはクレジットカードに付帯している海外旅行保険の項目について1つずつ解説を加えていきたいと思います。

海外旅行保険に付帯している項目の一覧は以下の通りです。

  • 傷害死亡・後遺障害
  • 傷害/疾病治療費用
  • 賠償責任
  • 救援者費用
  • 携行品損害

早速、それぞれの項目の意味合いを確認していきましょう。

傷害死亡・後遺障害

傷害死亡や後遺障害は、以下のようなケースに対して補償が下りる項目です。

  • 偶発的な事故による怪我が原因で亡くなった場合
  • 偶発的な事故による怪我が原因で後遺障害を患った場合

事故やトラブルのうち、最も被害の深刻度が高い内容ですね。本記事で紹介しているクレジットカードでは、2,000万円~3,000万円程度の補償額が用意されているものがほとんどです。

傷害/疾病治療費用

傷害および疾病治療費用は、以下のようなケースに対して補償が下りる項目です。

  • 偶発的な事故による怪我が原因で、医師の治療を受けた場合
  • 疾病が原因で、医師の治療を受けた場合

各種補償項目の中でも、最も利用頻度が高いとされている項目が傷害および疾病治療費用です。つまり、この傷害/疾病治療費用の多寡は、クレジットカードを選定する上で非常に重要なポイントとなってくると言えます。

賠償責任

賠償責任は、以下のようなケースにおいて補償が下りる項目です。

  • 他人の身体の障害や他人の財物の破損、または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき

事故やトラブルによって、自分自身ではなく、他人に何らかの危害が及んだ時に対象となってくる項目ですね。本記事で紹介しているクレジットカードでは、おおよそ2,000万円の補償額が当てられているものがほとんどです。

救援者費用

救援者費用は、以下のようなケースにおいて補償が下りる項目です。

  • 捜索救助などが必要になった場合

事故やトラブルに巻き込まれた本人の所在が分からず、捜索救助の必要性が生じた場合に対象となる項目ですね。本記事で紹介しているクレジットカードでは、200万円までの枠が用意されているものがほとんどです。

携行品損害

携行品損害は、以下のようなケースにおいて補償が下りる項目です。

  • 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けた場合

本人ではなく、本人の所有物に対してかけられている保険です。こちらは免責として数千円の負担が必要となるクレジットカードもあるのでその点は踏まえておきましょう。

このように見ていくと、保険と一口に言っても様々な項目があり、いずれか1つの項目の最高補償額が高いからといって、すぐにそのクレジットカードに飛びついてはいけないことがわかります。

海外旅行が付帯したクレジットカードを選ぶ際には、本項で解説を加えたそれぞれの補償内容について十分に理解をした上で、最終的な判断を下す必要がありますね。

 

クレジットカードの旅行保険は複数枚で充実度アップ!

博士が楽天カードとエポスカードを持ちながら白猫に 「旅行保険はクレジットカードの枚数を増やすことでより充実させることができるのじゃ!」 と言っているイラスト

マネーの博士マネーの博士

海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは1枚ではなく、複数枚持つことをおすすめするぞ!

ウィーちゃんウィーちゃん

なんで何枚も持つ必要があるの?

最後に、クレジットカードの旅行保険は複数枚で充実度がアップすることについて解説していきたいと思います。

そもそもなぜこのようなことをトピックとして挙げるかと言うと、海外における医療費はそれこそバカにならないほど高額になりうるからです。

それもそのハズ。日本の医療保険は3割負担ですが、アメリカなどをはじめとする海外においては10割負担となっているためです。したがって、ちょっとした怪我にもかかわらず、目が飛び出るほどの医療費を請求されることになるのですね。

海外の医療費はべらぼうに高い

それでは実際に、海外の医療費がどれほどに高額であるかをご覧いただきたいと思います。以下のデータは、価格.comが公表しているものです。

国名事故の内容保険金
アメリカ空港到着後、呼吸困難を訴え救急車で搬送される。
肺塞栓症・肺炎・肺結核と診断され49日間入院・手術。
9,335万円
アメリカ歩行中に車に撥ねられ救急車で搬送される。
脳挫傷・くも膜下出血と診断され33日間入院・手術。
5,664万円
アメリカコンビニで買い物中に意識を失い救急車で搬送される。
心不全と診断され25日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。
2,347万円
アメリカ空港内で意識を失い救急車で搬送される。
感染性心内膜炎と診断され15日間入院。
2,295万円
アメリカ高速道路を走行中に車が横転。
救急車で搬送され、全身強打による多発外傷との診断を受ける。
2,113万円
ハワイ嘔吐物を飲み込み気管に入ってしまい救急車で搬送される。
胃腸炎・肺炎・敗血症と診断され16日間入院。
医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。
6,080万円
ハワイ往路機内で意識を失い着陸後に救急車で搬送される。
脳梗塞と診断され16日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。
1,833万円
ハワイビーチで遊泳中に溺れ救急車で搬送される。
急性腎不全・溺水による呼吸不全・誤嚥性肺炎と診断され5日間入院。
1,564万円
南アフリカクルーズ船内で胸の痛みを訴え、下船し救急車で搬送される。
気胸・肺炎と診断され36日間入院・手術。
医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。
2,414万円
ブルネイ クルーズ中に下痢・嘔吐・食欲不振等で衰弱したため下船し受診。
肺炎と診断され123日間入院。
医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。
1,888万円

出典:価格.com保険公式ホームページより抜粋

ウィーちゃんウィーちゃん

想像している以上に高すぎて怖い…!

たった数日入院しただけでも、一般的なサラリーマンの年収でも追いつかないほどに高額な医療費が必要となっていることがわかります。

また、このようなデータをまじまじと見ていると、トラブルというものがいつどこで私たちの身を襲うかわからないという事実を改めて認識させられますね。

以上を踏まえていただければ、クレジットカードによる潤沢な海外旅行保険を備えておくに越したことはないとご理解いただけるのではないでしょうか。

クレジットカード複数枚で補償額をアップできる項目

それでは早速、クレジットカード複数枚で補償額をアップする具体例を見ていきたいところなのですが、その前に1点注意していただきたいのは、海外旅行保険の全ての項目において補償額を重ねて受けられるわけではないということ。

それじゃあ具体的にどの項目が対象なの?

複数枚のクレジットカードで補償額アップの対象となるのは、以下の死亡障害・後遺障害を除いた項目です。

  • 傷害治療費用
  • 疾病治療費用
  • 賠償責任
  • 救援者費用
  • 携行品損害

以上を踏まえ、補償額アップの具体例を紹介していきますよ。

エポスカードとREXカードを所有していた場合の補償額

本記事ですでに登場したエポスカードとREXカードを具体例に挙げて解説していきましょう。まず、それぞれのクレジットカードで得られる海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。

保険の種類エポスカードREXカード
傷害死亡・後遺障害500万円2,000万円
傷害治療費用200万円200万円
疾病治療費用270万円200万円
賠償責任2,000万円2,000万円
救援者費用100万円200万円
携行品損害20万円20万円

 

傷害死亡・後遺障害の項目については、補償額が高いREXカードが優先され、それ以外の項目については双方のクレジットカードで得られる補償額を合算した値となります。

したがって、エポスカードおよびREXカードの2枚持ちをしている方が得られる補償額は以下の通りです。

保険の種類2枚の合計補償金額
傷害死亡・後遺障害2,000万円
傷害治療費用400万円
疾病治療費用470万円
賠償責任4,000万円
救援者費用300万円
携行品損害40万円

 

ご覧の通り、一気に充実度が増しましたね。ちなみにこの補償額の合算ですが、自動付帯のクレジットカードを持てば持つほど、どんどん補償額はパワーアップしていき、圧倒的な安心感を備えることにつながります。

本記事で紹介しているクレジットカードはどれも年会費無料かそれに準ずるほどにお得感の高いものばかりなので、ぜひこれを機会に複数枚のクレジットカードの発行を検討してみてください。

私に限って、大事故に巻き込まれるハズがない。」というふうに決めつけてしまうのは危険ですよ。

 

まとめ

一口に海外旅行保険が付帯しているクレジットカードと言っても、それぞれのカードで得られるメリットは様々です。大切なのは、あなたにとってお得感が強く、使い勝手の良い1枚を選択するということ。

ぜひ、本記事の内容をしっかりと精読していただき、クレジットカード選定に役立てていただきたいと思います。

海外ではどんなトラブルが潜んでいるかわかりません。万が一の時に備え、充実した海外旅行保険を備えておくのは必須事項と言っても過言ではありませんよ。

 

記事を書いた人
博士

マネーストアの管理人であるワシは、節約やポイント還元が大好きなんじゃよ。もちろん得することが大事じゃが、損をしないことが最も大事だと考えておる。ぜひ当サイトを参考に、少しでも豊かになることを祈っておるぞ。