クレジットカードは、現金と比べて非常に便利な決済方法です。
でも、クレジットカードのメリットを使いこなしている方は少ないでしょう。
現金払いの人も未だに多いもんね。
ワシはクレジットカード払いのメリットが多いからこそ、ぜひ多くの人に使ってもらいたいと思っておるぞ!
クレジットカードには、すぐに商品が購入できる以外にも、不正利用された際の補償や旅行保険、カード独自の優待など様々なメリットがあります。
現在、クレジットカードを使っていない方は確実に損をしています。
さらに、クレジットカードを利用していないと、将来、ローンやクレジットカードの審査に落ちる可能性が高くなるというデメリットもあるのです。
そこで、クレジットカードを利用することで得られるメリットと、注意するべきデメリットについて詳しく解説していきます。
記事の目次
断然お得!クレジットカードを利用するこれだけのメリット
そもそもクレジットカードを使うとどんなメリットがあるんだろう?
現金払いに比べるとかなり多くメリットはあるぞ!
クレジットカードを利用するメリットは多くあります。今まで現金主義でクレジットカードを使っていなかったという方は、実は毎日の買い物でかなりの損をしているのです。
また、セキュリティーの面でもクレジットカードは非常に優れています。
クレジットカードの主なメリットは以下の通りです。
- 小銭いらず
- ポイントが貯まる
- 不正利用されても補償がある
- スマホ1つで買い物可能
- 支払い方法が選べる
- 家計簿がつけやすくなる
- ネットでの購入が便利に
- カード独自の優待がある
- クレジットヒストリーができる
- 旅行保険が付いている
- 空港ラウンジが利用できる(ゴールド以上)
- ショッピング保険が付帯
クレジットカードを今まで使っていなかった、もしくは、カードを作ったことがないという方は、これからクレジットカードのメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
買い物の際に小銭が不要
クレジットカードを使うと、レジで小銭を出す手間がないので快適に支払いをすることができます。
現金で買い物をしていると小銭が貯まって財布が重くなってしまいますが、クレジットカードで買い物をするようにすると、小銭を使うわずらわしさから開放されるというメリットがあるのです。
また、コンビニやスーパーでも少額の利用であれば、サインレスでクレジットカード決済ができるところがほとんどなので、スピーディーに会計を終わらせることができます。
クレジットカードを利用することでポイントが貯まる!
クレジットカードを利用することで、買い物する度にポイントやマイルが貯まるため、その分お得になります。
実際にワシもクレジットカードに集約させることで毎月ザクザクとポイントやマイルを貯めておる。欲しいものがポイントで買えた時の満足感は堪らんぞ!
現金よりクレジットカードがお得な理由として一番に挙げられるのが、『ポイントが貯まる』ということです。
カードによって違いますが、クレジットカードで商品を買うと購入額の1%前後のポイントが毎月貯まります。
数字だけを見ると少ないように思えますが、月の利用額が大きくなるとかなりのポイントになるので、見逃したままでいるのはすごくもったいないです。
例えば、月に10万円使った場合、現金とクレジットカードでは以下のようになります。
- 現金:0ポイント
- クレジットカード:1,000ポイント(約1,000円相当)
(※還元率1%の場合)
クレジットカードは、航空券と交換できるマイルを貯めることもできます(※直接マイルが貯まるタイプと、ポイントと交換できるタイプあり)。
ポイントと同じように還元率が1%であれば、ひと月に10万円利用すると『1,000マイル』貯めることが可能です。
ローシーズンであれば5,000マイルで東京-大阪を移動できるぞ!
沖縄だと7,000マイル…ということは、年に1度は行けそうだね!
ショッピングだけで10万円も使わないという方でも、家賃、水道料金、インターネット料金、携帯電話料金などの固定費を毎月クレジットカードで支払えば、それだけでポイントやマイルが貯まっていくので非常にお得です。
他にも、家電や家具をクレジットカードで購入すると、さらに多くのポイントやマイルが貯まるため、年間にするとかなりの金額分のポイントやマイルをもらうことができます。
貯まったポイントは、電子マネーや商品券などに交換したり、そのまま提携店舗で利用できるため使い道に困ることはありません。
中には、ポイントを毎月のカード利用額の支払いに充てることができるカードもあります。
さらに、お店によってはクレジットカード会員限定の割引や、ポイントがアップするキャンペーンがあるため、よく使うお店のクレジットカードが1枚あれば、毎月自由に使えるお金が増えるというメリットもあるのです。
マイルを貯めれば、航空券買って旅行に行くこともできます。クレジットカードを利用することで、毎月ポイントやマイルが貯まっていくのが楽しみになりますよ。
不正利用されても補償がある
クレジットカードは、盗難や紛失した際に不正利用されてもカード会社が補償してくれるので、安心して利用することができます。現金が多く入った財布を無くしてしまうと大変なことになりますよね。
しかし、クレジットカードであれば以下のような対策が取れるので、被害を最小限に抑えることができるのです。
- カード会社に連絡してカードを利用できなくする
- カード会社から不正利用の補償を受ける
クレジットカードの不正利用に不安を覚えている人も多いが、実はちゃんと補償されるようになっておるんじゃよ。
現金であれば盗られてしまえば終わりですが、クレジットカードは現金と違い、カード会社に電話一本でカード自体を利用できなくすることが可能なので、不正利用を防ぐことが可能です。
万が一、不正利用されてもカード会社に届けた日から60日間さかのぼって、その間の被害額をカード会社が補償するという保険がどのクレジットカードにも必ず付帯しています。
補償があるため現金を多く持つよりも、クレジットカードの方がセキュリティー面から見ても安心です。
Apple PayやGoogle Payに登録してスマホ1つで買い物
クレジットカードをApple PayやGoogle Payなどのスマホ決済アプリに登録しておけば、財布を持たずにスマホ1つで買い物や支払いをすることができます。
Apple Payを使っているけど、もう現金払いに戻れないくらい便利…!
ジョギングやツーリング、散歩など財布を持たずに外出した際にも、スマホのアプリにカードを登録しておけば、スマホだけで支払いができるため便利です。
クレジットカードを登録して使えるスマホ決済には、以下のようなものがあります。
- Apple Pay
- Google Pay
- LINE Pay
- Origami Pay
- PayPay
- 楽天ペイなど
他にも、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済に登録して利用することで、各アプリ独自の割引やキャンペーン特典を受けることもできます。
財布を持ち歩かなくてもスマホさえ持っていれば買い物ができるため、出かける際の荷物が減らせるというのも大きなメリットでしょう。
支払い方法が選べる
クレジットカードは、1回払いだけではなく分割払いが利用できるため、お金に余裕がない時に支払い方法を選ぶことができます。
クレジットカードで利用できる支払い方法は以下の通りです。
- 1回払い
- 分割払い
- ボーナス払い
- リボ払い
分割払いは2回までなら手数料がかからないため、大きな買い物をする際に利用すると便利でしょう。
その他にも、ボーナス払い、リボ払いといった支払い方法が選択できます。あなたの都合に合わせて、支払いができるのもクレジットカードのメリットです。
家計簿がつけやすくなる
クレジットカードで購入すると、月々の明細票やWEB明細で購入した履歴が簡単に確認できるため、家計簿がつけやすくなります。
現金で購入すると、レシートを1枚1枚確認して家計簿を付ける必要があるため非常に手間がかかりますね。
しかし、クレジットカードで商品を購入すると毎月の利用明細票を、ネットで簡単に履歴をさかのぼって見ることができるため、レシートを紛失しても心配ありません。
ネットやスマホでの購入が便利に
ネットショッピングやメルカリなどのフリマアプリで商品を購入する際に、クレジットカードで購入すると大変便利です。
クレジットカードのメリットを挙げると以下のようになります。
- すぐに購入できる
- 代引き手数料不要
- 届くのが早い
クレジットカードだと、ネットショッピングの際に代引きや銀行振込を使わずに、すぐに購入することができます。
代引き手数料も不要なのでその分商品も安く購入できるというメリットもあるのです。
さらに、代引きに対応していない店舗やショップの場合は、現金で購入する際、銀行振込みで入金が確認されてから商品が発送されます。しかし、クレジットカードであれば確認がスムーズなため、自宅に届くスピードも早くなります。
カード独自の優待がある
クレジットカードには、それぞれ独自の優待があるため、あなたに合ったカードを持っていると非常にお得です。
クレジットカードの優待には、以下のようなものがあります。
- 提携店舗でのポイントアップ
- 提携店舗での割引
- カード会員限定キャンペーンなど
例えば、セゾンカードなら、毎月第1・第3土曜日と特別開催日に西友・リビィン・サニーでカードを利用すると5%オフになります。さらに、全国のセブンイレブンでは永久不滅ポイントとnanacoポイントが2重取りできるという優待があるのです。
他にも、イオンカードには、全国のイオン・マックスバリュー・ビブレなどで、毎月20日と30日は5%オフになるという優待があります。
クレジットカードがあると、それぞれのクレジットカードの優待を使って、毎月お得にショッピングを楽しむことができます。
クレジットヒストリーができる
クレジットカードを利用するとクレヒス(クレジットヒストリー=クレジットの利用実績)ができて、クレジットカードやローンの審査に通りやすくなるというメリットがあります。
クレジットやローンの利用は全て信用情報機関という機関に記録され、カード会社の審査に利用されるのです。
信用情報機関に記録される主な情報は以下の通りです。
- クレジットカードの申込み
- クレジットカード・ローンの支払い状況
- 債務整理
- 自己破産
信用情報機関の情報は、クレジットカードの審査の際に非常に重要視されます。
30歳を超えても、クレジットカードやローンの利用が一切ない状態をスーパーホワイトといい、クレジットカードの審査に非常に不利になってしまうのです。
何故かと言うと、信用情報機関に情報が記録される期間は最長で10年間のため、自己破産したとしても10年間経てば消えてしまいます。
スーパーホワイトの方は、自己破産などで10年間カードを作れなかった方と見分けがつかないため、クレジットカードの審査に落ちる可能性が高くなってしまうのです。
早めにクレジットカードを作って、普段から利用しておけば、クレヒスが自然と積み上がっていくので、必要な時にカードが作れないという状況を避けられます。
クレジットカードには旅行保険が付帯しているものもある
海外・国内旅行傷害保険といった、旅行先で怪我や病気になった際の保険が付いているクレジットカードもあります。
海外旅行ではちょっとした怪我や病気でも医療費が高額になるため、万が一の際の備えがあると安心して旅行を楽しむことができるでしょう。
例えば、ビックカメラSuicaカードには、以下のような海外旅行傷害保険が付帯しています。
補償額(最大) | |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 500万円 |
傷害治療 | 50万円 |
疾病治療 | 50万円 |
さらに、国内旅行傷害保険も付帯しています。
補償額(最大) | |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1,000万円 |
傷害入院 | 3,000円(日額) |
傷害手術 | 傷害入院の5~10倍 |
疾病入院 | 2,000円(日額) |
海外旅行へ行くならクレジットカードの旅行保険はとても重要じゃよ。
上記は一例で、カードによって変わりますが、クレジットカードを持つことで旅行に行く際に補償が付くので、非常にお得です。
空港ラウンジが利用できる
ゴールド以上のクレジットカードだと、国内の主要な空港ラウンジが無料で利用できるため、フライトの待ち時間を広々とした空間でゆったりと過ごすことができます。
空港ラウンジでは以下のようなサービスが利用できるのです。
- フリードリンク
- アルコール
- おつまみ
- 軽食
- スマホやタブレットの充電
- Wi-Fi
- 新聞、雑誌
(※空港ラウンジによってサービスは異なる)
空港は人が多いため、空港ラウンジの広々とした静かな空間でフライトの待ち時間を過ごせると、より旅も快適なものになるでしょう。
ショッピングガード保険が付帯
クレジットカードには、ショッピングガード保険といいカードで購入した商品を一定期間、偶然の事故による破損や、盗難に遭った際に被害額を補償してくれる保険がついているカードがあります。
例えば、三井住友カードには以下のような補償が付帯しているのです。
補償期間 | 補償額(最高) |
---|---|
購入日から90日間 (自己負担額3,000円) | 100万円 |
※国内では、分割・リボ払いで購入の商品が対象
自己負担額とは補償を受けるために支払う手数料のようなものです。ショッピングガード保険が付帯していると、商品を購入してからカード会社の指定した日数までの間、商品の破損や盗難からカバーしてもらえるというメリットがあります。
気になるクレジットカードのデメリットとは?
クレジットカードで支払うのはメリットばかりそうだけど、逆にデメリットはないの?
何でもメリットばかりではないぞ。しかし、デメリットを上回るメリットがあることは覚えておこう。
ここまでクレジットカードのメリットを紹介してきましたが、その反対にデメリットももちろんあります。これは現金払いであろうが、カード払いであろうが、必ずデメリットはつきまといます。
クレジットカードを使う際にはしっかりとデメリットを理解した上で利用するようにしましょう。
クレジットカードの主なデメリットは以下の通りです。
- 使いすぎる場合がある
- リボ手数料が高い
- キャッシングの手数料が高い
- 不正利用される場合がある
- 年会費がかかるものがある
それでは、順番に解説していきましょう。
使いすぎてしまう場合がある
クレジットカードは、後払いのため利用限度額いっぱいまで使ってしまうと、翌月に支払えなくなってしまう場合があります。
現金であれば、手元にある金額しか使えません。しかし、クレジットカードは支払いが1ヶ月先なので現金がなくても、利用限度額まで使えてしまえるのです。
クレジットカードを持ったら、自分の月収の範囲内で使うようにしましょう。そうしないと、支払いができなくなり最悪の場合ブラックリストに載ってしまいます。
そうならないために、以下のことを意識してカードを利用しましょう。
- 今月いくら使ったかカード利用額を確認
- 高額な買い物をする場合には支払えるか事前に計算
カードの利用額は、カード会社の会員サイトや電話で簡単に確認できるので、「ちょっと使い過ぎたな。」と心配になったら確認しつつ使いましょう。
そうならないためにも、家計簿アプリとクレジットカードを紐付けるなどして、日頃からどのようなものに使っているのかを把握しておきましょう!
家計簿 マネーフォワード ME – 人気家計簿アプリ
Money Forward, Inc.無料posted withアプリーチ
ブラックリストについては『ブラックリストとは?クレジットカードやローンの審査が通らない時の確認方法や対処法を解説!』の記事にて更に詳しく解説しています。
リボ払いの高額な手数料に注意
リボ払いは一見すると、便利な支払い方法に思えますが、手数料が高額になるためなるべく利用しないようにしましょう。リボ払いは、毎月一定の金額を支払うという支払い方法です。
毎月の支払い金額が少なくて済むのですが、その分、手数料が高く元金(元の支払い額)が減りにくいという特徴があります。リボ払いは極力使わないようにした方が賢明です。
リボ払いで支払いが貯まってしまうリボ地獄は頻繁に起こっているため、できるだけリボ払いは使わないようにしましょう。以下、詳細の記事を参考にしてみてください。
リボ払いの残債が払えない!そんな時にできる返済方法
キャッシングはなるべく使わない
クレジットカードにはキャッシングといい、現金をカード会社から借りられるシステムがあります。しかし、キャッシングは手数料が高額なので注意してください。
病気や海外旅行で急に現金が必要な場合、キャッシングは便利ですが、キャッシングを利用すると、借りた金額+手数料を支払う必要があります。
ただ、クレジットカードを申込む際にキャッシング枠を付けない(0円にして)申込むことも可能なので、心配な方は最初からキャッシング枠を付けない方がいいでしょう。
キャッシングが必要になった時に、後から付けることもできるためよく考えて決めてください。
不正利用される場合がある
クレジットカードには不正利用されるリスクがあります。補償はあるものの、注意して利用するに越したことはありません。
ちなみにクレジットカードの補償は以下のようになっています。
- カード会社に報告してから60日以前までの被害額を全額補償
- 警察へ被害届を提出することが条件
補償は無期限にあるのではなく、カード会社に報告してから60日なので、61日前の被害は補償されません。また、実際に不正利用されたということを警察に届け出る必要もあります。
補償があるのは有り難いですが、実際に不正利用されると手間がかかるので、不正利用されないよう普段から以下のような対策しておくのがベストです。
- 不審なサイトにはカード情報を入力しない
- カードの暗証番号は人に教えない
- カードは人に貸さない
- PCにウイルス対策ソフトを入れる
- カード会社からのメールはこまめに目を通す
インターネットショッピングをする場合には、必ずセキュリティーソフトを入れて危険なサイトをブロックしておきましょう。また、本人に重大な過失がある場合は補償を受けるのが難しくなる場合もあるため、カード情報は他人に教えないでくださいね。
年会費がかかる場合がある
クレジットカードによっては、年会費が有料または、条件付きで無料という場合があるため、カードを作る際には注意しましょう。
初めてクレジットカードを作る際に、少し迷うのが条件付きで年会費が無料になるという場合です。
以下のようなケースが挙げられます。
- リボ払いに登録する必要がある
- 年に1回以上利用で無料
- 年に一定の金額利用で無料
完全に無料のカードもあれば、条件付きで無料になるカードもあるから要注意じゃな。
リボ払いに登録しないと、年会費が有料になるというカードもあるため、初めてクレジットカードを作る際には、注意して入会条件を見て下さい。
また、ゴールド以上のカードの場合には、空港ラウンジや旅行保険などの特典が充実しているため、ほぼ全てのカードで年会費が発生します。
これからクレジットカードを作る方や初めての方は『【初めての方必見】クレジットカードの作り方をイチから丁寧に解説|お得で便利なキャッシュレス生活を始めよう!』の記事も合わせて参考にしてみてください。
クレジットカード払いを導入するお店にもメリットがある!
クレジットカード払いを導入すると、利便性が上がってお客さんが増えるため、お店側にもメリットがあります。
お店で少額の買い物や支払いをする際に、クレジットカードを使うのを遠慮しがちですが、お店がクレジットカード払いを導入しているなら遠慮することはありません。
クレジットカード払いを導入するお店のメリットは以下の通りです。
- 顧客単価が増える
- 顧客層が広がる
それでは、順番に解説していきましょう。
お客さんの購入額が増える
クレジットカード払いを導入することで、高額の商品を売りやすくなります。全て現金払いでは、ブランド物のバッグや衣類などを購入する際に、多額の現金を用意しなければなりません。
数十万円もする商品だと、現金で購入するのは勇気がいります。しかし、クレジットカードだと、分割払いが使えるため支払いやすくなりますし、心理的障壁も下がるのです。
飲食店でも、クレジットカードの方が多く料理を頼みやすくなるため、お店の売上も上がります。
顧客層が広がる
スーパーや家電量販店は、クレジットカード払いを導入することで、利便性が上がり幅広い顧客層を獲得することができます。
また、クレジットカードだと現金とは違いポイントが付くため、お客さんがより多くの商品を購入してくれることにも繋がるのです。
カード払いを導入すると、以下のようなメリットがあります。
- キャッシュレス派の顧客がくる
- ポイントが貯まるので、商品を買ってもらいやすくなる
- 客単価が増えるので売上がアップ
- 支払いがスピーディーになる
ワシも現金払いだけしかできないお店はあまり利用していないんじゃよ。
カードケースとiPhoneだけで過ごしたいよね…!
現金よりもクレジットカードで購入する、キャッシュレス派のお客さんを呼び込めるのも大きなメリットでしょう。
現金しか使えないとなると、手持ちの現金が少ないと銀行に下ろしにいく手間がかかりますが、クレジットカードであればそのままレジで支払えるため、お客さんが商品を買いやすくなります。
クレジットカードなら購入する金額も、現金で支払うのに比べて高くなる傾向にあるため、客単価が上がりお店の売上げがアップするでしょう。
そして、クレジットカード決済であれば小銭を使う必要がないので、レジでの会計が早くなり混雑が減ります。
学生でもクレジットカードを活用するとメリットに!
学生の方は、学生用クレジットカードに申込むことができます。
学生用カードには通常のカードにない特典付いていることが多いです。審査もそれほど厳しくないため学生のうちにクレジットカードを作るのをおすすめします。
学生用のクレジットカードを作るメリットは以下の通りです。
- 審査が厳しくない
- クレヒスが作れる
- 学生用の特典がある
- 卒業する際に通常のクレジットカードに切り替えできる
しかし、以下の点には注意しましょう。
- 限度額は低い
- 未成年だと親の承諾が必要
学生用クレジットカードの限度額は低めに設定されているため、高額の買い物をするには向きません。しかし、学生用カードを持つ方は初めてクレジットカードを使う方が多いでしょうから、使いすぎ防止になるでしょう。
審査が厳しくないためクレヒス作りにピッタリ!
学生用クレジットカードは、通常のクレジットカードと比べると審査は厳しくありません。
申込み条件も、『高校生を除く18歳以上の学生』という場合がほとんどで特に年収などの表記はないものが多いです。
アルバイト・パートをしていた方が審査には有利ですが、していなくても親の与信で審査を通過できることもあります。
通常のクレジットカードだと、安定した収入がなければ審査を通過するのは難しいですが、学生用カードは、そこまで厳しくありません。
また、クレジットヒストリー(クレヒス)を作ることができるため、毎月、きちんとカードの利用料金を支払っていれば、それが信頼となり将来カードを作る際に有利になります。
学生用の特典や卒業後の切り替えが可能
学生用のクレジットカードは、通常なら年会費が発生するスペックでも年会費が無料だったり、旅行保険が充実しているカードが多いです。
また、卒業後にはそのまま一般カードに切り替えられるカードも多いので、社会人1年目からクレジットカードを持つことができるのも大きなメリットでしょう。
学生のうちからクレジットカードを持っておくことで、クレジットカードの仕組みに慣れておくのも大切な経験となります。
カード払いのメリットは大きいのに現金払いを続ける人の理由
何でここまでクレジットカードのメリットがあるのに現金払いの人が多いんだろう?
クレジットカードを使うと多くのメリットがありますが、それでも現金払いを続ける方はまだまだ多いのが現状です。2018年の調査では、こんな結果が出ています。
買い物のときなどの主な支払い方法を聞いたところ、1位は断トツで「現金」(89.5%)。続く2位は「クレジットカード」(66.8%)、3位は「電子マネー」(47.4%)となり、「プリペイドカード」(14.6%)や「デビットカード」(4.9%)を大きく引き離す結果となった。
引用元:マイナビニュース
買い物の際に現金で支払う方はまだまだ多いようです。クレジットカードも増えてきているものの現金には及びません。なぜ、ここまで現金で支払う方が多いのでしょうか?
現金だと慣れているので安心感がある
クレジットカードを使うメリットが多いのにもかかわらず、現金で支払う方が多いのは一番慣れている決済方法だからです。
現金派の人に現金を利用する理由を尋ねたところ、「どこでも使えるから」(58.2%)、「使い慣れているから」(52.2%)、「いつも財布に現金を入れているから」(31.9%)が上位に。
引用元:マイナビニュース
現金払いしか嫌というわけではなく、もう習慣としてそうなっている人が多いんじゃろう。
わからなくもない…!
確かに、都市部ではクレジットカードが使える店がほとんどですが、郊外の店舗だとカードが利用できないお店もあります。
ただ、なんとなく使い慣れているという安心感で現金払いを続けている方も多いようですね。
クレジットカードも使ってみないことには、便利な面やお得さが分かりません。そのためクレジットカードを使ったことがない方は、一度使ってみることを強くおすすめします。
クレジットカードを持たないと起こる悲劇
もちろん現金払いを全否定するわけではないが、クレジットカードは持っておいた方が良い理由があるんじゃよ。
クレジットカードやローンを一切利用しないと、クレジットカードを作る際に審査に受かりづらくなるのです。
クレジットカードやローンを一切利用しないことで、起こりうる事態は以下の通りです。
- クレジットカードの審査に落ちる
- 格安スマホなどの料金が支払えない
現金主義だと、お金に堅実なイメージがありますが、実は、そのまま30歳を超えてしまうと、クレジットカードの審査に受からないなど、普段生活する上で不便な状況になってしまうのです。
スーパーホワイトはクレジットカードの審査に落ちる
30歳を超えても、クレジットカードもローンも利用したことがない方のことを『スーパーホワイト』といい、クレジットカードの審査に落ちる原因となってしまいます。
「現金主義で借金もしていないのに?」と疑問に思うかもしれませんが、少し複雑な事情があるのです。
クレジットカードやローンの利用履歴は、全て信用情報機関という機関に記録され、信用情報機関の情報を参考にしてカード会社は審査をします。
信用情報機関に記録される主な情報は以下の通りです。
- 自己破産
- 債務整理
- ローン・クレジットの滞納
- クレジットカードの申込み
- 現在の借金
ここでネックとなるのは、信用情報機関に記録される情報には期間があり、自己破産でも最長で10年で消えてしまうということです。
全く借金したことがない人と、自己破産した人の見分けがつかないってこと…?
そういうことなんじゃよ。
30歳を超えてクレジットもローンの利用もないということは、信用情報機関に全く記録がありません。
20歳前後で自己破産をしてブラックリストに載った人も、現金主義で全くクレジット・ローンを利用しなかった人も、カード会社からみれば全く変わらないので、クレジットカードの審査に落ちてしまうのです。
スーパーホワイトで、クレジットカードを作りたい方は以下の方法で、クレヒスを作ってから申込みましょう。
- 低額のショッピングローンを利用
- 携帯電話本体を分割払いで購入
テレビショッピングで、分割払いを利用すると手軽にクレヒスを積むことができます。
スーパーホワイトの方に該当しているかも?と思う方は『現金主義の悲劇!スーパーホワイトはローンやクレジットカードの審査も通らない!?』の記事も合わせて参考にしてみてください。学生さんや20代の方はそこまで気にする必要はないでしょう。
支払いにクレジットカードが必要な場合も
一部の格安スマホ会社や、動画配信サービスなど毎月継続して支払いするものの中には、支払い方法がクレジットカードのみの場合があります。
クレジットカードがないと不便になるケースは以下の通りです。
- 格安スマホへの加入
- ネットショッピング
- 海外旅行でホテルに宿泊
経費を抑えるために店舗を持たずに運営している格安スマホ会社や、動画配信サービスでは、支払いがクレジットカードのみ、または、カードがないと毎月コンビニなどでWEBマネーを購入して支払う必要がある場合があります。
ネットショッピングやメルカリなどのフリマアプリで商品を購入する際にも、クレジットカードだとすぐに購入できますね。
しかし、ショップや販売者が代引きに対応していない場合、支払い方法は銀行振り込みとなるため、入金確認後の発送となり、届くのが遅くなるというデメリットがあるのです。
海外では、クレジットカードが身分証代わりとなることが多いため、カードがないとホテルでデポジット(預り金)をフロントで預けなければ宿泊できないなど、色々と不便なことがあるので、早めにクレジットカードを作っておいた方がいいでしょう。
クレジットカード払いをするメリットまとめ
クレジットカード払いをすると、小銭を出す手間が省ける、ポイントが貯まるなどのメリットがあります。
さらに、クレジットカードには海外・国内旅行傷害保険などの補償が付いているものがあり、万が一の際の備えとしても活躍してくれるのです。
30歳を過ぎてもクレジットカードを持っていないと、クレジットカードの審査に受かりづらい、ネットショッピングの際に配送が遅くなる、海外旅行でホテルに宿泊する際にデポジットを要求されるなど色々と不便なことがあるため、早めにクレジットカードを作っておきましょう。
私がおすすめしているのは還元率の高いクレジットカードです。特に年会費無料で還元率が高いクレジットカードはいくつかある為、せっかく使うなら積極的に活用することでどんどんポイントが貯まっていきます。
詳しくは『【2019年6月版】還元率が高いおすすめなクレジットカードランキング|最強のクレジットカードはコレだ!』の記事を参考にしてみてください。