クレジットカードの仕組みってどうなってるの?
クレジットカードは、利用者・加盟店・カード会社の3つでシステムが成り立っているんじゃよ。
「子供の時からクレジットカードについて学校で教えてくれればいいのに!」なんて思ったことはありませんか?大学生や社会人になって、いざクレジットカードを持てるようになったけれど仕組みがよくわからないのではカードを作るのにも戸惑ってしまいますよね。
でも、仕組みが分かって適正に利用すればクレジットカードは私たちの節約やポイント還元の強い味方になってくれます。
「なんとなくクレジットカードは怖い!」と思っているあなたにも分かりやすく親切にクレジットカードの仕組みを基本から解説していきます。
クレジットカードの仕組み
クレジットカードの使い方の基本は、使いたいお店にクレジットカードで決済すれば商品が受け取れるという流れです。ここで素朴な疑問が出てくると思います。「どうしてクレジットカードで決済をすれば商品が受け取れるの?」というものですね。
それは、クレジットカードを使っている人が「後で使った分の支払いをするから、立て替えておいてください」という約束をカード会社と交わしているからなのです。
ここからは、より詳しく利用する私たちとお店・クレジットカード会社の関係について解説していきます。
私たちとお店・クレジットカード会社の関係
クレジットカードだけで商品って購入できるよね?お店への支払いは誰が行っているの?
クレジットカードで商品の代金を決済した場合は、カード会社が立て替えてくれておるぞ。
例えば私たちがお店でクレジットカードを使って1万円のカバンを買ったとします。その場では、もちろん私たちのお財布からは1円たりともお金は出ていきません。カードを店員さんに渡して決済してもらうだけです。
カードで1万円の決済をすると、お店側はクレジットカード会社に1万円を請求します。これでお店側に商品の代金が入ってきました。クレジットカード会社は、私たちに利用代金として1万円を請求します。これが簡略化したクレジットカードの仕組みです。
なるほど。利用者の代わりにカード会社が立替えてくれるからこそ、商品がその場で手に入るんだね。
- ユーザーはお店でクレジットカードで買い物をする
- お店はカード会社に代金を請求
- カード会社からお店に代金が支払われる
- カード会社はユーザーに代金(1ヶ月分などまとめて)を請求
上記の流れがクレジットカードの基本的な仕組みとなります。
クレジットカード会社は手数料で収益をあげている
でも、クレジットカード会社にとって決済を代行するメリットってあるの?
クレジットカード利用の基本的な流れを説明してきましたが、利用者の代わりに決済の代行をしているクレジットカード会社側のメリットがよく分かりませんよね。
確かに私たちユーザーがクレジットカードで決済をしても商品代金と消費税だけを払っているので「それではクレジットカード会社が儲からないのでは?」と感じてしまいます。
実は、クレジットカード会社は加盟店から手数料を受け取って収益をあげているのです。
カード会社は決済代金の3%~5%前後を手数料として受け取っておるんじゃよ。
会社によって具体的なパーセンテージに違いはありますが、加盟店がクレジットカード会社に手数料を払うのは必須となっています。カード会社から加盟店にユーザーが使った分の代金を振り込む際に、『加盟店手数料』という名目でいくらかお金を差し引くという契約になっているのです。
店舗はクレジットカード決済を導入して顧客獲得を目指している
ここまでで、下記のようなクレジットカードの仕組みが分かってきました。
- 私たちユーザーは、すぐにお金を払うことなく商品を手にすることができる
- クレジットカード会社は加盟店から手数料を受け取っている
もちろん、お店がクレジット加盟店になるメリットもあるのです。ここで例え話です。
Aというお店に、手元に5,000円とクレジットカードを持っているお客さんが来たとします。お客さんのほしい服は1万円の値札が付いています。しかし、お店の決済方法は現金のみでした。お客さんは諦めて帰っていきました。
お客さんはどうしてもその1万円の服がほしいので、Bというお店に行ってみました。Bのお店では、クレジットカードのシステムを導入していたのです。お客さんはクレジットカードを使って決済をして、ほしい服を手に入れました。
ここでわかることがあります。
- Aのお店はクレジットカード決済ができないためにチャンスを逃した
- Bのお店はクレジットカード決済ができるため客に商品を買ってもらえた
クレジットカード決済を導入することで、購入する顧客が増えるってことだね!
今では、日本もキャッシュレス社会を目指しているから、ますますクレジットカードは必須と言えるじゃろう。
店舗側が加盟店手数料を払ってでもクレジットカード決済を導入するメリットは、顧客を獲得するチャンスを広げるというところにあるのですね。
国際ブランドは決済システムを提供しているところ
クレジットカードを見たことがある人なら、次のようなロゴを見たことがあると思います。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- 銀聯(ぎんれん)
お店のレジや入口などにも、上記のようなロゴがある場合がありますね。これは、クレジットカードの『国際ブランド』を示しています。国際ブランドの表示というのは、世界中どこでもこのロゴがついているところなら、同じマークのカードで決済ができるという意味です。
よくお店のレジ前にロゴが貼ってあるよね。
国際ブランドとはクレジットカード会社にクレジットカード決済のインフラを提供している、いわばクレジットカードの大もとというと分かりやすいでしょう。ここからは、世界的な有名国際ブランドをご紹介していきます。
Visa
VISAは決済件数では、世界トップのシェアの国際ブランドです。そのため、はじめてクレジットカードを持つときにもよく選ばれます。
日本国内ではもちろんのこと、海外での利用にも強いのが特徴です。特に北米などではVisaはかなり使いやすいというメリットがあります。
MasterCard
MasterCardは世界シェアNo.2の国際ブランドです。MasterCardも日本国内だでなく、海外でも通用しやすいクレジットカードです。
地域的には、ヨーロッパに強いと言われておりVisaが使えない場合もMasterCardが使えるといった場合もあり、海外に行くなら持っておくと安心のブランドです。
JCB
JCBは日本で生まれた唯一の国際ブランドです。国内では、加盟店も多く利用するのに困ることはほとんどないでしょう。海外には少し弱いという一面もありますが、台湾・韓国・ハワイなど日本人観光客の多い地域では加盟店も多いのが特徴です。
JCBがスポンサーを務めるディズニーランドやユニバーサルスタジオ・ジャパンなどの特典がよく知られています。
銀聯(ぎんれん)
中国ではNo.1の国際ブランドで英語表記はUnionPay(ユニオンペイ)です。中国では近年キャッシュレス決済が一般化してきています。田舎の露店などでも銀聯があるとクレジットカード決済ができることもあるほどです。
中国国内では、都市部を離れると他の国際ブランドが使えなくても銀聯があると困らないというシーンもよくあります。中国出張・旅行などが多い方には必携のブランドです。
American Express(アメリカン・エキスプレス)
通称『アメックス』と聞くとご存知の方も多いでしょう。国際的なステータス系のブランドとして知られています。海外で決済の際に出しても知名度が高く安心です。
特にプロパーカードといってAmerican Expressが直接発行するカードは特典が充実していることが知られています。JCBと提携しているため、JCBブランドのお店でも利用できます。
Diners Club(ダイナーズクラブ)
Diners Clubは富裕層をターゲットとしたクレジットカードで、他の会社と提携して発行するということはなくプロパーカードのみです。
年会費が高額ですが、旅行・レジャー系の特典に強いのが知られています。JCBと提携しているため、JCBブランドのお店でも利用できます。
決済代行会社がお店とクレジットカード会社の橋渡しをしている
ここまで、クレジットカード会社、利用者、加盟店の3つの関係・仕組みを解説してきました。しかし、クレジットカードの仕組みはもう一つ間に入っていることがあります。普段なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、『決済代行会社』というのは店舗と国際ブランドをつなぐ役割をしています。
先程までは、3つの関係を紹介したが、実際には加盟店とカード会社の間に決済代行会社が入っているんじゃよ。
もし決済代行会社を通さない場合には、店舗の担当者は契約したい国際ブランドと個別に契約をしなくてはいけません。個別に国際ブランドと契約するとなると、加盟店になるための審査も別々に必要となりますし、決済のシステムや締め日が異なるなど業務がより複雑になってしまうというデメリットがあります。
それをシンプルにひとまとめにしてくれるのが決済代行会社です。多くのクレジットカード加盟店では決済代行会社を利用していますが、それには次のようなメリットがあるからです。
- 決済代行会社を通してまとめて加盟店の申請ができる
- クレジットカードでの売り上げをまとめて受け取れる
- 決済のシステムが一本化できる
決済代行会社があることによって、店舗側はクレジットカード決済を導入しやすくなっているというわけです。この決済代行会社については、クレジットカードの利用者からすると特に関係することではありませんが、仕組みとして知っておくと良いでしょう。
クレジットカードのシステムは信頼関係で成り立っている
クレジットカードの仕組みは信頼関係で成り立っています。
- クレジットカード会社が加盟店に売上金を支払うという信頼
- ユーザーがカード会社に利用代金を支払うという信頼
上記のどちらが欠けてもクレジットカード決済という仕組みは成り立ちません。だから、クレジットカード会社は誰にでもカードを発行してくれるわけではなく『入会審査』が行われるのです。
『この人はしっかりと支払いをする能力がある』と判断されたからこそ、クレジットカードを手にして決済に使うことができるのです。
クレジットカードの審査基準については『クレジットカードの審査基準や審査落ちする人の特徴を解説|クレジットカードの審査難易度や間口の広いカードを紹介!』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
クレジットカードを使うメリット
ここまででクレジットカードのシステムはだいぶ分かってきましたか?
私たちにもクレジットカードを使うメリットは『その場でお金を払わないで済む』ということ以外にも、節約に役立ったり、支払方法が選べたりとたくさんあるのです。現金払いでは実現できないメリットを中心にご紹介していきます。
『今』支払わないでも商品を手にできる
現金払いでは、『今』お金を支払わないことには絶対に商品を手にすることは不可能です。しかし、クレジットカードを使うとクレジットカード会社がお金を立て替えてくれるので手元に現金を持っていなかったとしても商品を手にすることが可能になります。
これは、「あと一点しかない商品がどうしてもほしい!」というような場面で非常に強力なお買い物の見方となってくれます。
ただし、分割だからと言ってなんでも買ってしまってはいけないぞ。
支払いが簡単・スムーズになる
クレジットカードの加盟店の中でも、スーパーやコンビニエンスストアでは『サインレス決済』を導入しているところが非常に多いです。
スーパーやコンビニエンスストアではお買い物の額がカバンや洋服、時計といったアイテムに比べて低くなりがちですし、急いでいるシーンも多いと思いませんか?
そんな時にクレジットカードで決済できれば、小銭を探したりお釣りを数えてもらって受け取ったりという時間が節約できます。混雑したレジでもストレスなくクレジットカードで決済することができるのです。
支払いがスムーズになるのはすごく良いよね!
商品購入や支払いでポイント還元がある
近年現金主義からクレジットカード決済を中心に切り替えた人の多くが『ポイント還元』という言葉を口にします。このポイント還元もクレジットカードならではのメリットです。
確かにポイントカードと現金の組み合わせであっても、商品購入時にポイントがもらえるシーンはたくさんありますね。でも、クレジットカードの方が圧倒的にポイントを貯められるチャンスが多くなるのです。
どうせクレジットカードを使うなら、ポイント還元が高いほうが良いに決まってる!!
ポイント還元率が高いクレジットカードは『クレジットカードは還元率で選ぶ!還元率最強ランキング【2019年】』の記事で詳しく特集していますので、合わせて参考にしてみてください。
光熱費や保険料などの固定費もポイント化できる!
ポイントカードと現金でも特定のお店ではポイントを貯めることができます。しかし、『決済できるもの全て』でポイントを貯めることは不可能ですよね。
クレジットカードの場合は、種類によって多少の違いはあるものの、原則的には『決済できるもの全て』でポイントを貯めることが可能になります。
- 光熱費(電気・ガス・水道料金など)
- 保険料・国民年金
- 食費
- 交通費・定期代
上記のような毎月ほぼ一定額が出ていくまとまった出費のすべてをポイント対象にすることも可能なのです。そのため『高還元カード』が人気を集めています。
カードによっては特典が豊富なものも
クレジットカードの種類によっては、ポイント還元が良いだけでなく豊富な割引などの特典があるものもあります。特にスーパー・コンビニ系の会社などが発行するカードやスーパー・デパートなどと提携しているカードの場合は割引特典などが豊富にある傾向です。
- 毎月○日は5%OFFで買い物ができる
- 会員限定のクーポンが利用できる
- 毎年数回会員限定の10%セールがある
例えば、年会費無料のクレジットカードを持っているだけで、上記のような特典をフル活用することができます。
車に乗るならETCカードが絶対お得
車に乗る人なら、高速道路を利用するシーンもあるでしょう。クレジットカードの中には、無料でETCカードを付帯できるものもたくさんあります。実は、デビットタイプのETCはなく、ETCカード単体で発行しようとすると年会費が余分にかかってしまいます。
車を利用するなら、ガソリンの給油にもETCカードにもクレジットカードを利用することができ、車関係の費用を大幅に節約することが可能になります。
- 高速道路ではETC割引がある
- 無料でETCカードを付けられるクレジットカードも
- ETC利用分にもポイントがつくことが多い
車を使う人がクレジットカードを持つと、上記のようなメリットがあります。
分割払い・リボ払いによって大きめの買い物がしやすい
クレジットカードには分割払い・リボ払いというシステムが存在します。分割払いには下記のようなメリットがあるのです。
- 大きい金額でも何回かに分けて支払いできる
- 今口座に入っている金額以上の買い物でも可能
例えば、10万円の品物を現金で買うときには、今10万円を支払うことが必須です。しかし、分割払いなら、入ってくるお金などの都合に合わせて2回払い・5回払い・10回払いなど自分で支払うペースを調節できます。
リボ払いも予算の管理がしやすいクレジットカードならではの支払い方法です。リボ払いには下記のようなメリットがあります。
- 毎月の支払額が一定になる
- 繰り上げ返済もOK
リボ払いは、自分で設定した金額を毎月払っていくシステムです。突然の『出費で家計に大ダメージ!』ということが起きにくいのが主なメリットになります。
ただ、支払いが長引いてしまう・手数料がかかるなどのデメリットもありますので、余裕のあるときには積極的に『繰り上げ返済』をして早めに支払いを終えてしまうのがおすすめです。
リボ払いと分割払いの違いについては『イマイチ理解できないリボ払いと分割払いの違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説!』の記事で詳しく記載しています。クレジットカードを使うなら事前に知っておいた方が良いでしょう。
海外旅行保険がついているものもある
海外旅行傷害保険というシステムを知っていますか?
どうしてわざわざ『海外』に行った時の保険なのかというと、海外では日本の健康保険(保険証)が使えない為、医療費がすべて自己負担になってしまうからです。
- 海外旅行中のアトラクションでケガ
- 慣れない水・食べ物で食あたり
上記のようなトラブルでも、安くて数十万円や入院が必要になった場合には数百万円など多額のお金がかかってしまうと聞くと海外旅行・出張が怖くなってしまいますよね。その時のためにあるのが、クレジットカードに付帯した海外旅行傷害保険です。
クレジットカードの種類によって、下記のような種類に分かれています。
- 自動付帯
- 利用付帯
自動付帯というのは、そのクレジットカードの会員というだけで海外旅行傷害保険の補償対象になるという契約です。利用付帯は、カードによって条件が異なりますが『カードでツアー代金や交通費の一部でも支払う』というような条件が一般的です。
海外旅行には外貨への両替のいらないクレジットカードは必須アイテムですが、安心感の面でもひと役買っていることがお分かりいただけたでしょうか?
紛失・盗難・不正使用の補償がある
現金は、ばっさりと言ってしまうと『盗まれたら終わり』です。スリに遭っても、置き引きに遭っても基本的にほとんどお金が返ってくることはないでしょう。しかし、クレジットカードの場合には紛失・盗難・不正使用の際の補償があります。
クレジットカードによって多少条件が異なる場合もありますが、警察に盗難届を出し、クレジットカード会社に連絡することで補償が受けられるシステムがほとんどです。
届け出をするとカードをそれ以上不正利用できないようにストップさせてくれますし、所定の日数をさかのぼって不正利用と思われる請求が来ないようにもしてくれます。
現金払いでは得られないメリットはクレジットカードにまだまだあります。詳しくは『クレジットカードを利用するメリットとデメリット|カード払いが圧倒的に便利でお得な理由を解説!』の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードを使う上で注意したい事
クレジットカードってメリットだらけだね!
しかし、クレジットカードを使う上で注意しておきたいこともあるぞ。
クレジットカードには現金にはない利便性・快適性があることが分かってきました。一方で「クレジットカードってなんか怖い!」というイメージがある方もいるのではないでしょうか。クレジットカードの使いすぎで借金まみれ、みたいな怖い話を聞いたことがあるという方もいるでしょう。
でも、どんなことに注意すれば安心してクレジットカードを使えるのかを知っておけば失敗がありません。早速注意したい事をチェックしていきましょう。
後で支払わなければいけないことを忘れずに!
クレジットカードは『後払い』ですので、支払いをするその場でお金が必要になりません。そうすると、人間は気が大きくなってしまいがちです。ここがクレジットカードの利用で最も気を付けるべきポイントなのです。
後で支払わなくてはならないことに変わりはないので、『自分が支払い日までに用意できる範囲』の買い物を心がけてくださいね。
リボ払いに頼りすぎない
特にクレジットカードの失敗で多いと言われているのが『リボ払い』です。毎月の支払額がほぼ一定になる便利なシステムでしたね。
でも、無計画に使い続けると『リボ残高』といって毎月の支払額からオーバーした分がどんどん積み重なっていって支払いが長引き、リボ手数料を払い続けなくてはいけない事態になることも。
リボ払いって怖い…!
便利なリボ払いですが、オーバーした分は早めに繰り上げ返済するなどしてお金の流れをスッキリさせておくことが大切です。
リボ払いの繰り上げ返済方法については『リボ払いの繰り上げ返済を利用しよう!手数料を少しでも減らす方法まとめ』の記事で詳しく解説しています。
一回でも支払いの遅れはないように
クレジットカードの利用では、『信用』が何よりも大切です。ここでの信用の意味は、『期日に遅れずに滞りなく支払いをする』という意味になります。
たった一度の遅れでも遅れは遅れです。あなたの支払いの履歴はクレジットカード会社や銀行などが加盟する『信用情報機関』で管理されています。このデータは次にクレジットカードの契約を希望したり、ローンを組みたいときの審査に利用されるのです。
今の支払いがこれからの『信用』に大きく関わってきます。誠実に引き落とし日/支払日にはお金を用意して支払いが滞らないように気を付けましょう。
信用情報機関におけるクレジットヒストリーは非常に重要です。詳しくは『クレジットヒストリーって何?クレヒスの作り方とかかる期間』の記事で解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
もし遅れた時もすぐに対処を
人間誰しも『うっかり』ということはあるものです。もし、うっかりお金が引き落とされる日にお金を銀行に用意していなかったら早めに対処しましょう。
- 再引き落としがあるクレジットカードならすぐに口座に入金
- コールセンターに連絡して支払い方法を尋ねる
上記のような対処を支払いの遅れに気が付いた時点ですぐに行いましょう。支払いが遅れるとカードの利用が一時的にストップされてしまうこともありますし、あなたの大切な信用に傷がついてしまいます。
支払いに遅れないのが基本ですが、『うっかり』してしまった場合も早めの対処を心がけてくださいね。
まとめ
クレジットカードには、現金払いにはないメリットがたくさんあります。後払いなので今すぐほしいものを手にできたり、ポイントも貯まり、盗難・不正使用の際に補償が受けられるなど多くのメリットがありました。
一方で、「クレジットカードは怖い」というイメージになってしまうようなトラブルも確かに存在します。しかし、クレジットカードがどういうものなのか仕組みや特性を理解して使えば回避できることばかりです。
正しい知識を身につけてクレジットカードを使えば、必ずやクレジットカードはあなたのマネーライフの強い味方になってくれるでしょう。