楽天銀行を開設しようと思ってるんだけど、どう思う?
ワシも使っておるが使いやすく、メリットも多い銀行じゃよ。
「インターネットでお金の取引を行うときには、楽天銀行を利用するといい。」
近年、インターネット取引を行う際に楽天銀行を利用する方が増え続けているため、こんなセリフを聞いたことがありませんか?
楽天銀行はネット銀行の中でも特に人気のある銀行なので、口座を開設しようかどうか迷っている方も多いです。
確かに、インターネット取引を行う際に楽天銀行を利用することで便利になりますが、楽天銀行のメリットはこれだけではありません。
インターネットで取引を行わなくても、様々なメリットを得ることができるのです。
そこで、楽天銀行を利用するメリットについてわかりやすく解説していきましょう。メリットだけでなくデメリットやお得な使い方なども合わせてまとめていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
記事の目次
楽天銀行を利用するメリットは多い!
楽天銀行を利用するメリットって何があるんだろう…?
いくら「楽天銀行はメリットがたくさん!」と言われても、楽天銀行を利用することで得られるメリットが明確にわからないと、なかなか口座を開こうとは思えませんよね。
「できれば、私に合ったメリットがたくさんあったほうがいいんだけど…。」
そこで、実際に私も利用している楽天銀行のメリットにはどんなものがあるのかを解説しますが、まずは簡単に下記にまとめてみましょう。
- ハッピープログラムで振込・ATM手数料が無料になる!
- マネーブリッジで普通預金金利が5倍!
- デビットカード支払いでポイントが使える
- 楽天銀行で楽天カードを引き落とせばSPU適用でポイント獲得倍率! など
軽くまとめただけでもお得になりそうな内容が並びましたね。では、もっと詳しく解説していきましょう。
ハッピープログラムのランクをアップさせよう!
楽天銀行では楽天ポイントを貯めるために『ハッピープログラム』にエントリーしておきます。
エントリーしておくことで、楽天銀行の利用でも楽天ポイントが貯まるようになりますので、最初に必ずエントリーしておきましょう。
ハッピープログラムがどんなものなのかを簡単にまとめると、下記のようになります。
- 預金額や取引状況でハッピープログラム会員ステージが上がる
- ステージアップでATM手数料が1か月最大7回無料
- ステージアップで振込手数料が1か月最大3回無料
- ポイント獲得倍率が最大3倍!
楽天銀行を利用するならこのハッピープログラムは意識しておきたいことじゃよ。
ハッピープログラムは、楽天銀行に預けられている預金総額や、各種取引の状況や件数に応じて会員ランクがアップします。
会員ランクは全部で5つあります。どのような条件で会員ランクが上がるのかを、わかりやすく下記の表にまとめました。
会員ランク名 | 会員ランク条件 | 手数料無料回数(1か月) | 楽天ポイント獲得倍率 |
---|---|---|---|
スーパーVIP | 預金残高300万以上 または取引30件以上 | ATM:7回 他行振込:3回 | 3倍 |
VIP | 預金残高100万以上 または取引20件以上 | ATM:5回 他行振込:3回 | 3倍 |
プレミアム | 預金残高50万以上 または取引10件以上 | ATM:2回 他行振込:2回 | 2倍 |
アドバンスト | 預金残高10万以上 または取引5件以上 | ATM:1回 他行振込:1回 | 1倍 |
ベーシック | エントリー | ATM:0回 他行振込:0回 | 1倍 |
ハッピープログラムにエントリーした最初の月はベーシックとなり、ATM手数料や他行への振込手数料がかかってしまいますが、翌月から会員ランク条件をいずれか満たしていたら、ランクが上がることで各種手数料の無料回数が増えていきます。
では手数料が有料である場合、どのくらいかかるのでしょうか。各種手数料がいくらなのかを下記の表にまとめてみましょう。
料金(税込) | |
---|---|
振込手数料 | 3万円未満:168円 3万円以上:262円 |
ATM手数料 ⇒セブン銀行・イオン銀行など | 出金/3万円未満の入金:220円 3万円以上の入金:無料 |
ATM手数料 ⇒e-net・ローソンATM・三菱UFJ銀行など | 出金/3万円以上の入金:275円 3万円以上の入金:無料 |
楽天銀行のATM手数料は一般的な銀行のATM手数料と比べると少々お高めですので、ATM利用や振込のたびに手数料を支払っていては非常にもったいないですよね。
ハッピープログラムでランクが上がれば各種手数料の無料回数が増えていくので、ぜひランクアップを目指していきましょう。
また、楽天ポイントの獲得倍率もアップするので、ポイントが貯まりやすくなっていくのが嬉しいですね。
「ランクが上がるとお得なのは分かったけど、ランクを上げる方法をもっと細かく知りたい!」
そんなあなたのために、どんなふうに会員ランクを上げていくのかをわかりやすく解説していきましょう。
楽天銀行のハッピープログラムの仕組みやステージを簡単に上げる裏技についてはこちらの『楽天銀行ハッピープログラムを全て使いこなす|多くのメリットを楽天ユーザーは得られるよ』の記事で詳しく解説しています。
楽天銀行ハッピープログラムを全て使いこなす|多くのメリットを楽天ユーザーは得られるよ
取引件数で会員ランクを上げる
取引件数を稼いで会員ランクを上げる方法は、楽天銀行の口座を開設してすぐにでもできる方法ですのでお勧めです。
「会員ランクを上げるための『取引』って、どんなものがあるの?」
会員ランクが上がる取引にはどんなものがあるのか、楽天銀行の取引と楽天証券の取引に分けてまとめましょう。楽天銀行の取引は以下の通りです。
- 他行口座からの振込
- 他行口座への振込
- 楽天銀行法人口座からの振込入金
- 給与⁄賞与⁄年金(国庫金)の受取
- 口座振替(自動引落)
- 楽天バンク決済
- Pay-easy(ペイジー)
- 楽天銀行即時入金サービス
- 海外送金(送金のみ)
- ゆうちょ出金
- ATM取引(入出金)
- JRA 即PAT・楽天競馬・SPAT4への入金
- ボートレースへの入金
- KEIRIN.JP・チャリロト・Kドリームス・e-SHINBUN BETへの入金
- 宝くじ(ナンバーズ)1口ごと
- 宝くじ(ロト)
特に可能であれば給与振込は楽天銀行にすることをおすすめするぞ!
楽天証券の取引は、以下のようになっています。
- 国内株式(現物買・現物売、PTS)
- 国内株式(信用新規、返済)
- 米国株式
- 中国株式
- 日経225先物取引(ラージ)
- 日経225先物取引(ミニ)
- 日経225オプション
- 個人向け国債
- 楽天FX
- カバードワラント
- 投資信託
このように、たくさんの取引が会員ランクアップの条件に適用していますので、あなたが取引を行えば行うほど上位ランクに近づいていきます。
たとえば、公共料金の引き落としを楽天銀行に設定したり、他の銀行への振り込みを楽天銀行で行うだけで取引件数が上がります。
また、楽天ロトを定期的に購入できるように設定しおけば、何もしなくてもあなたが設定した番号を自動で購入してくれるため、楽に取引件数を稼ぐことも可能です。
お給料の振込の場合は、給与振込だけで振込手数料無料回数が3回になります。
こうして1件ずつ取引件数を増やしていけば、翌月のハッピープログラムランクが上がっていくのです。と言っても、内容ややり方がわからない取引を行ってしまい、損をしてしまう…といったことも起こりかねません。
特に、楽天証券の取引の詳しい内容がわからないまま手を出してしまうと、後に大変なことになってしまうことも…。
各種取引を行う際には、取引の仕方や注意事項をよく読んで、しっかり理解した上で取引を開始するようにしてくださいね。
「取引件数では会員ランクが上がりそうもないわ。」という方は、預金額を増やす方法もありますので、次に預金額で会員ランクを上げる方法を解説しましょう。
楽天銀行口座預金額で会員ランクを上げる
預金額で会員ランクを上げるためには、預金額の総額が10万円以上あればハッピープログラムの会員ランクが最低でもアドバンストになります。
もし、他行の口座に楽天銀行に移動しても構わないお金があれば、他行に預けてある分を移動するといいでしょう。
また、現金のまま引き出しにしまってあるようであれば、楽天銀行に入金しておけば利息も付きますのでお得になります。
ちなみに、普通預金の金利は他行と比べて非常に高い利率であり、1年で0.02%となっています。
- 普通預金金利:0.02%
⇒大手銀行の金利(0.001%)の20倍!
とある大手銀行と比べると、20倍も普通預金の金利が高いのですから、入金しておいて損はありませんね。
預金額は、普通預金や定期預金・積立金なども合わせて計算されるので、定期預金などの金利が高いときに預けておくのもひとつの手です。
メガバンクの口座はどこがおすすめなのか知りたい方は『銀行口座の開設でおすすめのメガバンクはどこ?色んな角度で徹底比較』の記事も合わせて参考にしてみてください。
マネーブリッジを登録すれば普通預金の金利が5倍になる
マネーブリッジとは、楽天銀行の口座と楽天証券の口座を両方開設して、両方の口座を連携させておくことで、取引がスムーズに行えるようになったりお得になる特典を受けることができる、楽天だけのオリジナルプログラムです。
- 楽天銀行開設
- 楽天証券開設
- マネーブリッジで口座同士を連携
マネーブリッジによってどんなサービスが受けられるようになるのか気になりますよね。そこで、マネーブリッジで受けることができるサービス・特典内容を下記にまとめました。
- 普通預金の金利が0.10%にアップ(通常の5倍)
- らくらく入金
- らくらく出金
- 残高表示サービス
- 投資あんしんサービス
- 自動入出金(スイープ)
口座を連携させておくことで、楽天銀行からの入出金が楽に行えたり、楽天証券での買い注文をするときに楽天銀行の預金残高から不足資金を自動的に入金(スイープ)することが可能になります。
しかし、もっとも大きなメリットとしては普通預金の金利が通常の5倍である0.10%になることでしょう。一般的に定期預金でも金利の低いこの時代、普通預金の金利が0.10%もあるのはかなり大きな利点ですよね。
しかも、定期預金なら満期までお金を使うことができませんし、途中で解約してしまうと充分な利息を受け取れませんが、普通預金ならいつでも入出金が可能なのが魅力です。
楽天証券のサービスを利用しようかな…と考えているなら、マネーブリッジの登録を忘れないようにしてくださいね。
楽天銀行デビットカード払いがポイントでできる!
もしデビットカードも考えているなら、より楽天銀行はメリットを発揮してくれるぞ!
実は、楽天銀行のデビットカードは他の銀行のデビットカードとは一味違うのです。
なんと、JCB・VISA加盟店であれば、日本だけでなく世界中で楽天ポイントが使えるのです。
ポイントをデビット払いで使えるのは史上初のことであり、1ポイントを1円として支払いができます。
- 楽天ポイント:1ポイント=楽天デビットカード:1円
つまり、楽天ポイントを貯めれば貯めるだけデビット払いがお得になるということですね。
ただし、楽天銀行デビットカード(JCBまたはVISA)を持っている方限定のサービスですので、まだ楽天銀行デビットカードを持っていない方は口座開設と同時に申し込みを行ってください。
また、海外ATMでの現地通貨の引き出しや国内ATMでのキャッシュカード機能を利用しての入出金は対象外となってしまうので間違えないようにしましょう。
1回の取引で利用できるポイント数は以下の通りです。
楽天会員ランク | 利用可能ポイント数 |
---|---|
レギュラー/シルバー ゴールド/プラチナ | 50ポイントから30,000ポイント (1か月上限:100,000ポイント) |
ダイヤモンド | 50ポイントから500,000ポイント (1か月上限:500,000ポイント) |
デビット払いをする際にポイント残高が不足している場合は、自動的に普通預金の口座から引き落としが行われますので、ポイント残高の心配も少なくなります。
ポイントを使ってデビット払いをしても楽天ポイント付与の対象になるのも嬉しい特典です。楽天銀行口座を開設したら、楽天銀行デビットカードも一緒に申し込んでおくといいですね。
楽天銀行から楽天カード引き落としでSPUが適用
楽天IDを持っている会員であれば誰でも参加できる楽天のキャンペーン『SPU(スーパーポイントアッププログラム)』は、楽天ポイントを通常よりもたくさん獲得できるかなりお得なプログラムです。
楽天サービスを利用することで条件を満たしていけば、ポイント獲得倍率がどんどん上がり、ポイントがガッポリとGETできるのが特徴であり、毎回エントリーする必要もないため手間もかかりません。
楽天銀行の口座を持っていて、楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定しておくことで、下記のようにSPUの対象になります。
- 通常ポイント獲得倍率:1倍
- 楽天銀行から楽天カード引き落とし:+1倍
⇒合計2倍のポイント獲得!
この他にもSPUの対象となるサービスがありますので、下の表にまとめましょう。
- 基本ポイント倍率:1倍
- 楽天カード利用:+2倍
- 楽天プレミアムカード・ゴールドカード利用:+2倍
- 楽天銀行口座から楽天カード利用分引き落とし:+1倍
- 楽天モバイル通話SIM利用:+2倍
- 楽天トラベルを月に1度利用:+1倍
- 楽天の保険+楽天カード決済:+1倍
- 楽天電気加入:+0.5倍
- 楽天市場アプリでの買い物:+0.5倍
- 楽天ブックスで月に1,000円以上購入:+0.5倍
- 楽天koboで月に1,000円以上購入:0.5%
- 楽天ブランドアベニュー月1回以上購入:+1倍
- 楽天TVのNBA Specialまたはパ・リーグSpecial加入・更新:+1倍
- 楽天ビューティ月1回1,500円以上利用:+1倍(ネット予約/施術完了の必要あり)
- 楽天証券で月1回500円以上のポイント投資(楽天ポイントコースの要設定):+1倍
⇒合計16倍!
16倍ってすごすぎる…!
楽天会員のポイント獲得倍率が1倍ですので、上記の条件をすべてクリアすると全部で16倍のポイントが獲得できる計算になります。
さらに、一度跳ね上がった倍率はその月1か月間有効になるため、楽天市場でお買い物をすれば、ビックリするくらいのポイント数が加算されることになるのです。
ただし、『楽天市場アプリ利用+0.5倍』だけは、アプリでお買い物をしたときだけ適用となるため、楽天市場アプリを利用しなかった場合はSPUは適用されません。
楽天市場を利用してお買い物をするときは、楽天市場アプリを使うようにしてくださいね。
楽天ポイントアッププログラムの仕組みや攻略法ついては『楽天ポイントアッププログラム(SPU)でポイント還元最大15倍!攻略方法や概要を解説!』の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
まだまだある!楽天銀行を利用するメリット
実は、楽天銀行を利用することで得られるメリットは、上記に挙げただけではありません。まだまだたくさんのメリットがあるのです。
しかし、すべてを解説していくとかなり長くなってしまいますので、下記にまとめました。
- 楽天銀行口座を新規開設すれば6か月間ATM手数料が無料(1か月5回まで)
- コンビニATMで24時間365日利用可能
- 取引内容に応じて楽天ポイントが貯まる
- 貯まったポイントは振込手数料に使える
- ネット銀行だから通帳の必要がない
- いつでもどこでもスマホで残高確認や取引ができる
- 最短7日間の定期預金やエクステ預金などお得な預金が可能
- 競馬・ボートレースなどの投票権を並ばずに購入できる
- BIG・ロトなどの宝くじも購入可能
ネット銀行だからこそ可能なサービスから楽天銀行ならではの特典まで、非常にたくさんのメリットがありますね。
あなたが楽天銀行の口座を開いたら、ぜひ上記のメリットをその身に感じていただきたいものです。
楽天銀行の気になるデメリット
逆に楽天銀行を使っていて気になる点はあるの?
ワシは対象ではないが、ハッピープログラムが達成できていないとデメリットも出てくるじゃろう。
楽天銀行には大きなメリットがいくつもありましたね。今度は楽天銀行のデメリットについてまとめていきます。
「メリットがたくさんあるんだから、デメリットなんてないんじゃない?」
あなたはもしかしたらそう思うかもしれませんね。しかし、どんなものにもメリットがあればデメリットもあるものです。デメリットをきちんと知っていれば、「こんなはずじゃなかった!」という事態も避けることができるかもしれません。
では楽天銀行のデメリットについて解説していきましょう。
アドバンスト以上でないと手数料無料回数がない
楽天銀行の他行振込手数料やATM手数料は、預金残高や取引件数によって無料になる回数が決まっていましたね。
- 振込手数料
⇒168円から262円 - ATM手数料
⇒220円から275円
しかし、預金残高や取引件数が少ないとハッピープログラムのランクが上がらず、各種手数料を自分で負担しなければなりません。
この点を考えると、楽天銀行に10万円以上預金をする予定がない方や、楽天銀行のサービスを利用しない方にはあまり向いていないかもしれません。
預金額を最低10万円行えれば翌月のハッピープログラムランクがアドバンストに上がるため、各種手数料が1回分無料になります。できるだけアドバンスト以上をキープできるようにしておきましょう。
楽天銀行の気になるデメリットは、実際の利用者である私からすればこの程度しかありません。なので、ネットバンクで口座開設を考えているなら楽天銀行は安心して持つことができますよ。
また、以下の記事でも楽天銀行でかかる手数料をお得にする方法や利用時間について解説しているので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
楽天銀行のお得な使い方
楽天銀行のメリット・デメリットがわかったら、早速楽天銀行の口座を開きたくなりますよね。
しかも、せっかく口座を開設するのですからお得に使っていきたいものです。どのようにしたらお得に使えるのか気になりませんか?
そこで、楽天銀行のお得な使い方・利用の仕方について解説していきます。
ゆうちょ銀行を登録して振込手数料をお得にできる
通常、あなた名義の口座がある銀行からあなた名義の別の銀行口座にお金を移動したい場合、他行への振込になりますので、各銀行が定めた振込手数料がかかりますよね。
「両方とも自分の口座なのに手数料がかかるのってもったいない。」
しっかり者のあなたなら、きっと銀行でお金をおろした後、別の銀行へ行って入金をしているかもしれませんね。
でも、わざわざ各銀行に足を運ぶのは手間がかかりますし面倒になります。
楽天銀行では、事前にあなたのゆうちょ銀行の口座(通帳記号・通帳番号)を登録しておけば、ゆうちょ銀行のあなたの口座に楽天銀行から振り込みをする際に手数料が168円になります。
楽天銀行口座に振り込み入金する場合は手数料が無料になりますので、楽天銀行とゆうちょ銀行の間でかかる振込手数料は下記のようになります。
- 楽天銀行
⇒ゆうちょ銀行=手数料:168円 - ゆうちょ銀行
⇒楽天銀行=手数料:無料
楽天銀行から他の銀行へ振り込みを行う際には、同じ手数料がかかってしまいますが、ゆうちょ銀行から楽天銀行への振込みなら手数料がゼロで済みます。
ただし、先にもお伝えした通りあなたの名義の口座同士でなければ登録ができません。
登録したいゆうちょ銀行の口座名義があなたのであることを確認してから登録してくださいね。
「でも、ゆうちょ銀行から振込することってないなぁ…。」
確かに、ゆうちょ銀行から振込入金をする機会が少ない。という方には、あまりお得になるとは言えないサービスかもしれませんね。
ところが、楽天銀行の預金を引き出す際にかかるATM手数料をお得にする方法に欠かせないシステムなのです。もっとわかりやすくまとめていきますね。
ゆうちょ銀行に振り込んでATM手数料をお得にする方法
楽天銀行のATM手数料は、ハッピープログラムのランクがアドバンスト以上でなければ、手数料無料の回数がないことを解説しましたよね。
しかも、ランクがある程度上がっていても、1か月に無料で引き出せる回数を超えてしまうとATM手数料が発生してしまいます。さらにATM手数料は220~275円なので、決して安いとは言えません。
そこでぜひ利用していただきたいのが、楽天銀行からゆうちょ銀行に振込をして、ゆうちょ銀行のATMでお金をおろす方法です。
その流れを簡単に下記にまとめてみましょう。
- 楽天銀行からゆうちょ銀行の口座におろしたい金額を振り込む
⇒手数料:168円 - ゆうちょ銀行に行き、ゆうちょ銀行のキャッシュカードでお金をおろす
⇒手数料:無料
ゆうちょ銀行で現金を下ろすときのATM手数料は無料なので、楽天銀行からゆうちょ銀行に振込をしておき、ゆうちょ銀行でお金をおろせば手数料は168円で済みます。
なんと、楽天銀行のATM手数料の半額以下で現金がおろせる計算になりました。この方法を使わない手はありませんね。
もし、あなたのハッピープログラムランクがベーシックであったり、手数料無料回数が無くなってしまった場合には、ぜひゆうちょ銀行を経由してお金を引き出すようにしてください。手数料はできるだけ安く済ませるようにしていきましょう。
楽天銀行とゆうちょ銀行の相性の良さについては『楽天銀行とゆうちょ銀行は好相性!2つの銀行を持つメリット』の記事でも紹介しています。
便利な楽天銀行を使おう!
楽天銀行は、インターネットショップやクラウドソーシングなどオンラインでお金のやり取りをしている事業では、よく利用されている銀行です。
クラウドソーシング会社の中には、振込先に楽天銀行を登録しておけば手数料が格段に安くなるところもあるくらいです。
また、振込手数料の無料回数が残っていれば、商品をオンラインで購入して支払いを楽天銀行の振込みにすることも可能になります。
一般的な店舗を構えている銀行とは違い、土曜日・日曜日・祝日にATMからお金をおろしても、ATM手数料の無料回数があれば手数料は完全に無料!
「休日なのにお金が必要になった!」
「真夜中だからATMが開いていない!」
といったときでも、コンビニに行けば真夜中・明け方でも時間を問わず引き出しができますし、無料回数が残っていれば手数料がかからないのがありがたいですね。
楽天銀行のメリットは手数料が無料になるだけではありませんでした。もう一度簡単にまとめてみましょう。
- ランクが上がれば、各種手数料の無料回数が増える
- ランクごとに楽天ポイントの獲得倍率が上がる
- マネーブリッジ登録で普通預金の金利が上がる
- 楽天銀行デビットカードにポイントが使える
- 楽天銀行から楽天カードの引き落としをすればSPUが適用!
楽天銀行を開設して、かつ上記のメリットをすべて受けることができれば、あなたの銀行の利用の仕方が大きく変わって便利になることでしょう。
まとめ
楽天銀行は、オンラインで取引を行う際に便利に使えるだけでなくランクが上がることで様々な特典を受けることができます。
また、楽天証券の口座も開設すれば、マネーブリッジ登録で普通預金の金利が上がるなどのメリットもありましたね。
店舗を構える銀行とは違い、各種取引の際にわざわざ店舗まで出向く必要もなくインターネットで取引を済ませることができるのも大きな利点です。
しかし、預金をあまりするつもりがなく取引も差ほどおこなわない方は、楽天銀行のメリットを存分に受けることが少なくなってしまいます。
もし楽天銀行の口座を開設することになったら、楽天銀行ならではのメリットを活かしてより良い生活を送っていきましょう。