Suicaを作った時にかかるデポジットって払い戻しできるの?
もちろんじゃよ。手数料とか関係なく500円まるまる返ってくるぞ。
そうなんだ!どこで払い戻し受ければ良いの??
Suicaのことなら任せなさい。払い戻しやデポジットについて詳しく教えよう!
SuicaはJR東日本が発行しているICカードで、電車をよく利用する人にはおなじみのカードですよね。
近年では電車の利用時以外でもお買い物や食事、そしてタクシーでもSuicaが利用できるようになっています。
SuicaはJR東日本の駅の多機能券売機やみどりの窓口で簡単に購入することができるので、Suicaを忘れたためもう一度購入したり、以前購入したことを忘れていて再度購入してしまったり、気が付けばお財布やカバンの中に2枚…3枚…と増えていることも…。
チャージした金額が0円になっていても、破棄するのはちょっと待ってください!
Suicaの中には『デポジット代』が含まれているので、それを払い戻さなくてはもったいないです。
Suicaの払い戻し、デポジットについて詳しくまとめましたので、どのように計算され戻ってくるのかを見ていきましょう。
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なぜなら、チャージ金額の1.5%分がポイントで貯まったり、ビックカメラでの還元率が最大11.5%になるから。
モバイルSuicaや定期券としても活用できる為、Suica利用者はぜひ活用しましょう!
記事の目次
Suicaのデポジットは返却すると返してもらえる!
Suicaのデポジット代 500円は、エリア内にあるJR東日本の駅の『みどりの窓口』などで払い戻しができます。ですので、破棄してしまわないようにしましょう。
なお、JR東日本以外の電車の駅やバスなどの営業所では払い戻しはできませんので、ご注意ください。
残金があると手数料がかかる
Suicaに残高が220円以上あった場合は、手数料が220円かかります。逆に残高が220円未満の場合は手数料がかかりません。デポジットはどちらの条件でも500円返金してもらえます。
これらを踏まえて、Suicaの払い戻し方法を見ていきましょう。
My Suica(記名式)、Suica、Suicaイオカードの払い戻しおよび返却
というようになります。チャージ残額が220円以下の場合、デポジット代500円のみが返金です。では、例を見てみましょう。
<例 1>チャージ残額が2,000円の場合
<例 2> チャージ残額が210円の場合
上記でわかるとおり、220円以下の残額はデポジット以外返金されませんので、できるだけ使い切ってしまってから返金手続きをした方がお得ですよね。
Suica定期券の払い戻し(Suica自体を払い戻す場合)
定期券の付いたSuicaを払い戻す場合は、
という計算式になります。※定期券の有効期限一か月以上残っているもが払い戻しの対象となりますので、ご注意ください。定期券の有効期限が切れている場合は、
となります。なお、有効期限が切れている場合の払い戻しで、チャージ残額が220円以下の時はデポジット代500円のみの返金となりますので、チャージされている分はなるべく使い切ってから払い戻しをした方がよさそうですね。
Suica定期券の払い戻し(定期券部分のみの場合)
上記の場合と違い、定期券の部分だけ払い戻して、チャージ(入金)部分は残しておく場合、こちらの計算式になります。
※定期券の有効期限一か月以上残っているもが払い戻しの対象となります。
チャージ残額はそのまま残りますので「My Suica(記名式)」として続けて使用することができますので、デポジット代はそのまま有効となり返金はされません。
『My Suica(記名式)』および『Suica定期券』払い戻しの時の注意点
「My Suica(記名式)」と「Suica定期券」の払い戻しの時には、記名されている本人の身分証明書(免許証・マイナンバーカードなど)が必要となります。
そして、代理人が払い戻し手続きをする場合には、「My Suica(記名式)」や「Suica定期券」に記名してある本人の証明書と委任状、代理人本人の身分証明書が必要になります。
これらがないと、払い戻しの手続きをしてもらえませんので、忘れずに持っていくようにしましょう。
その他に注意すること
バスの定期券が付いているSuicaがありますが、こちらの払い戻しをしたい場合は、バス営業所などで「バス定期券」の部分を払い戻ししてから、JR東日本のみどりの窓口にてSuicawの払い戻しをしてください。
JR東日本以外で発行されたICカード(「モノレールSuica」や「りんかいSuica」など)は、購入先にて払い戻しをします。
名前に「Suica」と付いていますが、JR東日本のみどりの窓口では払い戻しができませんので間違えないようにしましょう。※『JR東日本 払い戻し』参照
せっかく払ったデポジットは必ず払い戻してもらおう!
関東ではSuicaが有名ですが、関西ではICOCAが有名です。そんなICOCAについて以下の記事で詳しく書いていますのでぜひ参考にしてみてください。
Apple PayにSuicaを登録した場合のデポジット
iPhone 7以降やApple Watch Series 2以降を使用している場合は、Apple PayのSuicaを利用して電車に乗ったり、買い物をしたりすることができます。
AndroidやiPhoneで使用する「モバイルSuica」とよく似た機能で、チャージ方法も簡単な操作で済みますよ。
現在使用しているSuicaカードがある場合、Apple PayのSuicaにその情報を取り込んだ後のデポジットはどういうふうになるのでしょうか?
デポジットは残額に加算される
現在使用しているSuicaカードは、iPhoneでApple Payに取り込んで利用を続けることができます。
この場合のデポジットは、iPhoneでApple Payに取り込む時に電子マネー(SF)に加算されることになりますので、返金はありません。
チャージ残額が1,500円だった場合は、「繰越金 1,500円」「現金 500円」(←元デポジット代)というように表示されます。
ここで注意したいのが、通信環境のよくない(電波の入りにくい)場所で取り込みの操作をおこなったり、操作中に通信が切れたりするとデポジットの加算ができなくなることがあるということです。
受け取りができなかった時は、Suicaのアプリケーションに会員登録をして、「Suicaポケット」で受け取るという手間がかかってしまいますので、なるべく電波の入りやすい場所で操作したほうがいいですね。
iPhoneのApplePayを利用した場合には、デポジットはチャージされてしまうって事は覚えておこう!
Suicaについて、更に詳しく下記の記事で書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
同じ首都圏のPASMOは払い戻し手数料は無料!
首都圏でおなじみのICカードはSuicaだけではありません。PASMOも電車を利用するのに欠かせないICカードですね。
実はこのPASMO、払い戻しの手数料は一切かからないのです。つまり、チャージ残額が2,000円あったとしたら、以下の式のようになるわけです。
チャージ残額が 0円の場合は、デポジット代 500円が返金されます。Suicaとは違い、手数料がない分残額を気にしなくていいので払い戻しがしやすいですね。
ただし、「一体型PASMO」(クレジットカード機能付き)の場合は、デポジットは返金されませんのでご注意ください。
PASMO定期券の払い戻しの場合(一体型PASMO含む)
PASMO定期券の払い戻しは、手数料がかかります。金額は各鉄道事業所によりますが、だいたいが 220円に設定されていますよ。計算は、以下の式のようになります。
ただし、鉄道会社により定期券の残りの有効期限によって、払い戻し額がない場合があります。定期券を購入した鉄道会社で確認しておくといいでしょう。
なお、PASMO定期券が「一体型PASMO」(クレジットカード機能付き)である場合、デポジット代は返金されませんのでご注意ください。
PASMO払い戻しで注意しておきたいこと
- 記名式PASMO、PASMO定期券、一体型PASMOの払い戻しの時は、身分証明書(免許証・マイナンバーカードなど)が必要になりますので、必ず持って行くようにしましょう。(無記名PASMOの払い戻しは、身分証明書が必要ありません)
- チャージ(入金)残額のみの払い戻しはできませんので注意してください。
- PASMO定期券の場合、チャージ(入金)残額と定期券の払い戻し額が手数料に満たない場合は、デポジット代 500円のみが返金されます。
- PASMO定期券に、鉄道会社の定期とバス会社の定期が付いている時は、その両方の窓口でそれぞれの払い戻しの手続きを行うことになります。
Suicaの購入場所や、チャージできる場所について更に以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
Suicaのデポジットを払い戻す方法まとめ
同じICカードでも払い戻しとなると手数料に違いがありましたが、無駄なくするにはチャージ金額を全て使い切ってからデポジットの返却を行いましょう!
あなたの好みやライフスタイル、利用回数や使い方によってどのICカードを利用するかはあなた次第ですよ。
色々比較して、自分に一番合うICカードを上手に利用していきたいものですね。
Suicaを利用するならビックカメラSuicaカードがダントツでおすすめ!
なぜなら、チャージ金額の1.5%分がポイントで貯まったり、ビックカメラでの還元率が最大11.5%になるから。
モバイルSuicaや定期券としても活用できる為、Suica利用者はぜひ活用しましょう!