リクルートカードって還元率も高いし、絶対持ってるとお得だよね!
nanacoやSuicaへのチャージでもポイント付与は嬉しいよね!
確かに、各電子マネーでもポイント付与は間違いではないが、それは国際ブランドによって大きく変わってくるんじゃよ。
国際ブランドの間違った選び方をしないよう、詳しく解説していこうじゃないか。
リクルートカードは高還元率の年会費無料カードの中でも不動の人気を誇るカードですが、国際ブランドも日本や世界中でメジャーな『VISA』『MasterCard』『JCB』の3つから選ぶことができます。
「どの国際ブランドを選んでもあまり変わらないんじゃないの?」と思っていると電子マネーやApplePay、そしてETCカードなどを使うときに損してしまうことだってあるのです。
リクルートカードはせっかくの高還元カードなので、よりお得に最適な国際ブランドで使いたいと思いませんか?では、リクルートカードの3種類の国際ブランドについて解説していきましょう。
記事の目次
リクルートカードは3種類の国際ブランドから選択できる!
リクルートカードはメジャーな3つの国際ブランドから選ぶことができるぞ!
『リクルートカードの評判は?気になる特徴やメリットを徹底解説!』の記事でも記載の通り、リクルートカードの国際ブランドは3種類から選ぶことができます。その3種類の国際ブランドとは、日本でも海外でもメジャーな次の国際ブランドになります。
上記に加えてVISAとMasterCardの場合は、中国では最もメジャーな『銀聯カード』を別に発行することが可能です。
どの国際ブランドを選んでも基本のスペックは変わらない!
同じリクルートカードなのに、国際ブランドによって内容に差はあるの?
還元率や年会費など、基本的な内容は特に変わることはないから安心じゃよ。
リクルートカードは、VISA・MasterCard・JCBのどの国際ブランドを選んだ場合でも、基本の還元率や家族カード、付帯保険の内容に変わりはありません。
- 基本の還元率1.2%
- 家族カードも無料
- 海外・国内旅行保険の内容
- ショッピング保険の内容
リクルートカードは、どの国際ブランドを選んでも還元率が下がるということはありませんので、心配しないで大丈夫です。ですが、3種類の国際ブランドから選択できるというのは実はメリットが大きいのです。
リクルートカードの基本還元率を更に高める方法を『【年会費無料】リクルートカードの基本還元率は1.2%!リクルートカードの有効活用方法』の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
3種類の国際ブランドから選べるメリット
一番分かりやすい3つの国際ブランドの違いは、『使える場所』です。
クレジットカードというのは、国際ブランドが提供する決済システムを使ってお金のやりとりをしています。例えば、JCBマークだけがついているお店なら、JCBブランドのカードでしか決済できません。
日本国内では、VISA、MasterCard、JCBのどれでも決済できるというお店が非常に多いです。しかし、外国に出ると話が違ってきます。日本では馴染みのある存在のJCBも日本人観光客の多い地域以外では、使えないということも少なくありません。
海外では、JCBが想像以上に普及していないんじゃよ。
もし、海外で使う予定があるならJCB以外を選んだ方が良いじゃろう。
ここで、3つの国際ブランドについて簡単にまとめます。
- VISA
→世界シェアNO.1ブランド - MasterCard
→世界シェアNO.2ブランド - JCB
→日本発の唯一の国際ブランド
上記に国際的なシェアや特徴を示しましたが、VISAよりもMasterCardの方が使えるお店が多い地域も外国にはあります。このように国際ブランドには地域的な特性があるのです。
また、リクルートカードの場合には基本のスペックは同じであるものの下記のような仕様に違いがあります。
- 電子マネーのチャージによるポイント付与等
- ETC発行手数料
- ApplePay利用の可否
- 銀聯カードの付帯の可否
リクルートカードの発行目的には、「電子マネーへのチャージでポイントが多く付与されるから」という理由が多くありますが、実はどの電子マネーにチャージした時にポイントが付くのかということが違っています。つまり、メインで使いたい電子マネーに対応している国際ブランドを選ぶことができるのです。
では、国際ブランドを選ぶときにどんな基準で考えたらよいのかを考察しましょう。
目的や持っていないブランドに応じて選ぶと良い
もし、あなたが特に電子マネーのチャージをそれほど利用しないという場合には『今持っていない国際ブランド』を付帯させるのがベストでしょう。使えるお店に死角がなくなるので、海外旅行などでも安心感が違います。
もし今君が『JCB』を持っているなら、新たに発行するリクルートカードでは『VISA』『MasterCard』を選ぶと良いぞ!
電子マネーへのチャージを主な利用目的とする場合には、お使いの電子マネーに対応していてポイントも付与される国際ブランドを選ぶのが基本です。また、ETCカードの発行手数料にも差があります。車をよく利用する方は、それを一つの指針としても良いですね。
ここからは、リクルートカードの3つの国際ブランドの違いをより詳しく解説していきます。
リクルートカードの国際ブランドの違い・選び方
じゃあ結局どの国際ブランドを選んだら良いんだろう?
リクルートカードの国際ブランドによる電子マネーチャージ・ApplePay・ETCカードなどの使い勝手の違いをJCB、VISA、MasterCardのそれぞれの場合に分けて解説します。
「私にはどれがいいの?」という疑問にもお答えしていきますので、国際ブランドがなかなか決められないという場合には参考にしてみてくださいね。
2018年4月から電子マネーチャージのポイント加算条件が改定
リクルートカード全般の共通事項なのですが、2018年4月16日から電子マネーにチャージした場合のポイント付与条件が改定されました。
月間に各電子マネーへのチャージの合計が30,000円分までしかポイント対象とならないことが決まったのです。
30,001円以上のチャージについては、ポイントがそれ以上加算されません。ひとつのリクルートカードに対しては、30,000円までのチャージにしておくのが無駄のない方法です。
もし、毎月30,000円以上電子マネーへチャージしてポイント付与が欲しい場合は、リクルートカードを2枚発行すれば可能になります。
VISAとMasterCardなら三菱UFJニコス株式会社が発行、JCBなら株式会社ジェーシービーが発行となっています。発行元の違うリクルートカードを2枚持てば、60,000円までのチャージにポイントが付与されることになります。
クレジットカードは実用重視の方であれば、リクルートカードを2枚発行しましょう。詳しくは『リクルートカードは2枚持ちできる!お得な最強の組み合わせとは?』の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
JCBの場合
JCBのリクルートカードは、株式会社ジェーシービーが発行元です。日本発の国際ブランドで日本ではトップクラスに普及しています。日本国内で利用するだけが目的の場合は、特に問題なく利用できます。
チャージできる電子マネーの種類
国際ブランドがJCBのリクルートカードの場合には、次の電子マネーにチャージが可能です。
- nanaco
- モバイルSuica
ポイント付与はどちらも1.2%ですが、合計で30,000円までがポイント対象となっています。
『Suicaにチャージできる場所や方法まとめ|クレジットカードからSuicaへオートチャージしよう!』の記事でも紹介していますが、ビューカード以外でSuicaへのチャージが一番お得なのはこのリクルートカードです。
ApplePayの利用はできないがQUICPayが使える
JCBのリクルートカードを選んだ場合には、ApplePayは使えませんがQUICPayを利用することが可能です。
QUICPayは後払い式電子マネーなので、カード請求時に一緒に使った分が請求されます。QuickPayでも、もちろんポイント対象となるので1.2%還元です。
- ApplePay:×
- QuickPay:◯
最近多くのファストフードチェーンではクレジットカードが使えるようになりましたが、まだまだ電子マネーしか使えないところもあります。そういう時にポイントを貯めるチャンスを逃さないのがQUICPayの魅力といえるでしょう。
また、nanacoカードにはQUICPayが搭載されているので、リクルートカードと組み合わせて利用することもできますが、還元率の面で言えばクレジットチャージをして普通にnanacoを使った方がお得になります。
リクルートカードの場合、nanacoへのチャージでポイントが1.2%還元され、nanacoをセブンイレブンで利用した時のポイントは1%なので合計2.2%となりますね。
nanacoを利用する場合は断然リクルートカードからチャージした方がお得なので、リクルートカードとnanacoを組み合わせて使うときにはクレジットチャージをしてnanacoで払うという方法をオススメします。
ETC利用
JCBのリクルートカードでは、ETCカードの利用でも通行料金100円ごとに1.2ポイントが加算されます。JCBブランドの場合には、新規発行手数料・年会費ともに無料です。
VISAの場合
VISAのリクルートカードは、三菱UFJニコス株式会社が発行元です。先程も紹介した通り、VISAは世界で一番のシェアを誇っているため、日本国内はもとより、海外でもほとんどの地域で利用できます。
そのため、海外でも還元率の高いクレジットカードを利用したい場合は、VISAかMasterCardでの発行が良いでしょう。
チャージできる電子マネーの種類
国際ブランドがVISAのリクルートカードでチャージ・ポイント付与のある電子マネーは以下の通りです。
- nanaco
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- 楽天Edy
どちらにチャージしても、1.2%の還元率でポイントが付与されます。
- SMART ICOCA
- 楽天Edy
上記の二つの電子マネーへのチャージ・ポイント付与ができるのがJCBブランドとの違いです。auWALLETへのチャージはポイント対象外ですが、auかんたん決済を通じて行うことが可能になっています。
ApplePayの利用
VISAのリクルートカードでは、ApplePayを利用することができます。
ApplePayはiPhone7以降の機種、Apple Watchをかざすことで決済ができるシステムです。登録しておけば、リクルートカードが手元にない時でもiPhoneなどの端末を使って瞬時にコンビニなどのレジで会計を済ませることができます。
ただし、VISAブランドの場合にはWalletアプリ内からSuicaにチャージすることや、ネット上・アプリからの決済には対応していません。
まったくApplePayが使えないということではありませんが、店舗での利用のみとなっています。
ETC利用
VISAのリクルートカードでも、ETCカードの利用で通行料金100円ごとに1.2ポイントが加算されます。VISAブランドの場合は、年会費は無料ですが、新規発行手数料として1,000円+税が必要です。
銀聯カードを付帯することが可能
銀聯カードは中国全土で最もメジャーなクレジットカードブランドです。UnionPayというロゴを見たことがありませんか?それが銀聯カードです。
日本で生活する分にはどうしても必要ということはありませんが、出張やプライベートで中国渡航が多いという方にはとても有効です。他の国際ブランドが使えない場所でも銀聯は使えるということが中国ではよくあります。
- 新規発行手数料:1,000円+税
- 家族会員:300円+税
- 5年に一度更新の際に発行手数料
銀聯カードを付帯したい場合は、上記の金額が必要ですがUnionPayのマークのあるところでは1.2%還元になるので中国渡航の多い方、留学予定の方などにはオススメです。
MasterCardの場合
国際ブランドがMasterCardのリクルートカードは、三菱UFJニコス株式会社が発行元です。MasterCardは国内でももちろん使えるお店が多いのですが、国際的にも通用するブランドで所によってはVISAよりも加盟店が多いということもあります。
チャージできる電子マネーの種類
MasterCardのリクルートカードでチャージ・ポイント付与のある電子マネーは以下の通りです。
- nanaco
- モバイルSuica
- SMART ICOCA
- 楽天Edy
auWALLETへのクレジットチャージはポイント対象外ですが、auかんたん決済を利用するとポイントを獲得することが可能です。
ApplePayの利用
MasterCardのリクルートカードでは、ApplePayを利用することができます。
ApplePayはiPhone7以降の機種、Apple Watchをかざすことで決済ができるシステムです。通常はカードを会計の時に出しますが、ApplePayなら端末をかざすだけですぐに決済されるので非常にスピーディで便利になります。
ETC利用
リクルートカード(MasterCard)では、ETCカードの利用でも通行料金100円ごとに1.2ポイントが加算されます。MasterCardブランドの場合には、年会費は無料ですが新規発行手数料として1,000円+税が必要です。
銀聯カードを付帯することが可能
MasterCardブランドのリクルートカードでも、中国で幅広く使える銀聯カードが発行できます。
日本で生活する分にはどうしても必要ということはありませんが、出張やプライベートで中国渡航が多いという方にはとても有効です。他の国際ブランドが使えない場所でも銀聯は使えるということが中国ではよくあります。
- 新規発行手数料:1,000円+税
- 家族会員:300円+税
- 5年に一度更新の際に発行手数料
銀聯カードを付帯したい場合は、上記の金額が必要ですがUnionPayのマークのあるところでは1.2%還元になるので中国渡航の多い方、留学予定の方などにはオススメです。
タイプ別に紹介!国際ブランドの選び方の基準
ここまで、それぞれのカードの国際ブランドについて解説してきましたが当然のことながら一長一短があります。実際に選ぶときには、あなたの中での優先順位がポイントになります。
あなたのニーズに応じた選び方の基準を考えてみましょう。
ETCカードを完全無料で作りたい人はJCB
車をよく使う方ならETCカードは節約のためにも必須アイテム。しかも、リクルートカードならETCの利用分も1.2%ポイント還元なのが嬉しいですね。
リクルートカードには3つの国際ブランドがありますが、ETCカードの発行・年会費共に無料なのはJCBたった1つしかありません。
ETCカードまでを考えるなら、JCBは確かに有利と言えるじゃろう。
QUICPayを使いたい人はJCB
リクルートカードでQUICPayが使えるのは、JCBブランドだけとなっています。後払い式電子マネーということですが、ポイントはしっかり1.2%付与されます。
一部ファストフード店など、電子マネーのみ対応のお店でクレジットカードしか持っていないとポイントを貯めることができませんが、そのようなシーンで役に立ちます。
電子マネーが幅広く使えるのはVISAとMasterCard
『リクルートカードはnanacoと相性抜群!公共料金もポイント還元!』の記事でも紹介の通り、電子マネーへのチャージでポイントが付くのは、JCBの場合にはnanacoとモバイルSuicaのみです。
一方、VISAとMasterCardの場合には、nanacoとモバイルSuicaに加えてSMART ICOCAと楽天Edyでもポイントが付与されます。
もしお使いの電子マネーがnanacoとモバイルSuicaだけなら、JCBでもまったく問題ありませんが、例えば「SMART ICOCAや楽天Edyも使うかも」ということであればVISAかMasterCardを選択するのがオススメです。
ApplePayをフル活用したいならMasterCard
リクルートカードでApplePayに登録できるのは、VISAかMasterCardブランドとなっています。ただし、国際ブランド固有の制限でVISAの場合には、実店舗でしかApplePayの利用ができず、アプリ内からSuicaにチャージするなどもできません。
ApplePayをよく使う、より快適に利用したいという方はMasterCardが一番の候補です。
海外での利用が多いならVISAかMasterCard
日本国内ではJCBブランドのカードを持っていれば困ることはあまりありません。
しかし、国際的に見ると日本人観光客の多く来る地域以外では、VISAとMasterCardの方が圧倒的に使い勝手が良いという事実があります。
また、中国出張が多い、中国に長期滞在の予定があるという方も、VISAかMasterCardを選ぶと中国でトップクラスのシェアである「銀聯カード」が付帯できるので大変便利です。
特にこだわりがない人は今持っていないブランドを
ここまでのニーズごとのおすすめブランドを見てきて、それでもどれが良いのか分からないという方は今あなたが持っているクレジットカードについていない国際ブランドを選びましょう。
国内ですとどれでもほとんどのお店で決済できることが多いのですが、海外に行く機会が合った場合には国際ブランドは複数あった方が安心です。
まとめ
「リクルートカードを持ちたい!」と思ったら国際ブランドにも注目してみてください。
還元率などは目につきやすい部分ですから、意識している方も多いでしょう。しかし、国際ブランドごとに発行元が違ったり、電子マネーへのチャージやApplePayの使い勝手の面でブランドごとに差があります。
しかも、今ならリクルートカード入会キャンペーンが実施されていてます。リクルートカードはせっかくの高還元カードですから、ぜひあなたの使い方に合った国際ブランドを選択するようにしましょう。