あー!博士間違って切手貼ってるッ!これってもう捨てちゃうの??
何を言っておるんじゃ。間違って切手を貼ってしまってもキレイにはがす方法はあるんじゃよ。
そうニャの?!ホントにキレイにはがれるのかニャぁ??
任せておきなさい。ダメでも別の方法があるからそのあたりも詳しく説明していくぞ。
あなたは、手紙やはがきを書き終えて、いざ切手を貼ってみたら、
「金額を間違えていた!」
「切手を間違えて多めに貼ってしまった!」
という失敗はありませんか?切手は一度水に濡らしてしまうと切手の裏についているのりが効いてしまいますので、貼った直後でもなかなかはがしにくく、しっかりと乾ききってしまってからはがすのはとても大変です。
しかも封筒やはがき、切手を破らずにきれいにはがすとなると至難の業ですね。切手のきれいなはがし方ははたしてあるのでしょうか?
記事の目次
間違って貼った切手の正しいはがし方厳選集
切手のはがし方は昔からいくつかの方法があります。冷蔵庫に入れる方法や、アイロン、ドライヤー、水を使うなど聞いたことはあっても実際に試したことがないような方法まで様々です。
しかし一体どれが一番簡単に、そしてキレイにはがせる方法なのでしょうか?それに、切手を扱っている郵便局の人たちは、一体どんな方法で誤って貼ってしまった切手をはがしているのでしょうか?
キレイな切手のはがし方をいくつかご紹介いたしますので、用途や封筒の中身に合わせた方法を見つけてみてください。
注記:今回こちらでご紹介する「切手のはがし方」は、切手の裏にもともとついている「のり」で貼った場合のはがし方なので、水のりやスティックのりなどで切手を貼ったものに関しましては、うまくいかないまたははがれない可能性があります。また、消印のある切手につきましては、はがしても再使用することはできませんので、お間違いのないようご注意ください。
冷蔵庫に入れてはがす
よく聞く方法として、「冷蔵庫に入れてはがす」という方法があります。これは、冷蔵庫の中の乾燥した状態を利用したものです。
冷蔵庫に封筒ごと約20分入れておきます。この時冷蔵庫の中の食品などで封筒やはがきが汚れないように気を付けてください。20分たったら冷蔵庫から取り出し、切手をつまんでゆっくりはがしていきます。
もしもまだはがれていない部分があったら、無理にはがすと破れる可能性がありますので、もう一度冷蔵庫の中に入れて乾燥させてください。この方法だと、封筒やはがきを切ってしまう必要がなく、そのまま使用できますので無駄にならずに済みますね。
電子レンジに入れてはがす
電子レンジに入れる時は、切手の部分に水を付けるか、封筒やはがきの切手の部分を切り取り30秒ほど水に浸けてから電子レンジで30秒チンします。
水をしっかり切手に含ませることではがしやすくなった状態のものを、熱でしっかり乾かしてはがすという方法です。一度ではがしきることができない場合は、切手が変色しない程度に繰り返してみてください。
封筒を切らずにそのまま電子レンジに入れる場合は、中身の状態にも注意が必要です。封筒の中身が重要なものならば、中身を取り出して新しい封筒を使用する方が安心ですね。
水・ぬるま湯につける
実は郵便局でよく行われている切手のはがし方は、水またはぬるま湯に浸ける方法なんです。切手の周りを封筒やはがきごと切り取ってから浸しておきます。
しばらく水またはぬるま湯に浸けておくと、自然に切手がはがれてきますので水気を取って乾かします。確実に切手をはがすことができますが、切手を再度使用するときにはのりはついていませんので、別にのりを付けてから切手を封筒に貼ります。
切手専用のはがし液を使う
市販で「切手専用のはがし液」が売っていますので、そちらを利用するのもいいでしょう。切手に直接専用はがし液をつけるのではなく、封筒の裏から切手が貼ってある部分に専用はがし液を付けて、2分ほど待つときれいにはがれます。
切手専用はがし液は切手に汚れがつきにくく、ダメージが少ないのが最大のメリットです。
ただし、はがし液が付いた部分は、はがし液の溶液により印刷が薄くなってしまったりシワやシミになりますので、封筒の再利用は少々難しいかもしれません。
アイロンを使う
アイロンを使用するはがし方は、切手が貼ってある封筒やはがきの上に当て布をして、乾燥するまでアイロンをかけるというものです。
約10分ほどで切手の周りがはがれてきますが、切手の真ん中部分はなかなかはがれにくいので、無理やりはがさないようにして、再度当て布の上からアイロンをかけます。この時、布や切手、封筒が熱くなりすぎないように注意してください。
ドライヤーをあてる
切手の部分に水をつけてドライヤーを当てる方法もあります。要領としては電子レンジやアイロンと同じで、接着面を熱で乾燥させてはがす方法です。
しかし、やはり熱を利用するので切手が変色する可能性がありますので、連続して使用するのではなく一旦冷ましてから再開するなどの工夫が必要です。高温になりますので、やけどにも注意するようにしましょう。
蒸気をあててみる
やかんにお湯を沸かして、やかんの注ぎ口から出てくる蒸気を利用して切手をはがす方法です。少々時間がかかりますが、きれいに切手だけをはがすことができます。
この方法は、封筒やはがきを切らなくても切手の部分を蒸気にあてるだけなので、封筒の中身はそのままでも大丈夫ですし、別用途で再利用することもできます。蒸気は高温となっていますので、やけどには十分注意してください。
これだけやっても切手がはがれない…そんな場合は諦めも肝心じゃ!
しかし、はがれないから使えないとういうわけではないんじゃよ。
郵便を送る時に、知っておきたい便利なゆうメールについて以下の記事で紹介しています。
はがれない場合は切り取ってそのまま違う封筒に貼る!
切手がなかなかはがれなかったり、はがそうとしたけど切手が破れそうだという時には、無理をせずに封筒ごと切手の周りを切り取りそのまま別の封筒やはがきに貼り付けることも可能です。
こういった貼り方でも、郵便局で手数料を取られることや別途料金など一切かかることはありませんし、その状態でもきちんと「郵便物」として扱ってくれますので、無理してはがさなくても大丈夫なのです。
ただし、切手の部分だけ余分に封筒一枚分厚くなるということと、配達するための仕分け過程や配達途中などにはがれてしまう可能性がありますので、角までしっかりと貼り付けるようにしましょう。
また、封筒ごと切り取った切手はゆうパックの荷物の配送料金や、ゆうメールなどの配達料金の一部として使用することもできますので、そういった配送料金用に取っておくのも一つの手ですよ。※商品等の代金引換に切手を使用することはできませんので、ご注意ください。
郵便に出す時の切手代については、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
汚くなってしまったら切手を交換する方法もある
切手をきれいにはがそうとしていたのに逆に汚れてしまったり、少し破れてしまったりすることもありますよね。そんな時は、そのまま郵便局の窓口に持っていき、汚れた切手を新しい切手に交換してもらう方法もあります。
ただし、あまりにも汚れがひどいときや切手に書き損じがある場合は交換してもらえないこともありますので、窓口に交換できるかどうかを尋ねてください。
切手の交換には「郵便局が受け取る切手、1枚につき5円の手数料」がかかりますので、別に現金を用意しておく必要があります。
無理して封筒からはがす必要はないってことだよね!
封筒がもったいないって言うのもあるけど、それよりも切手の方が高いから仕方ないかッ…
破れてしまった、汚れてしまった切手の交換方法や、増税前の切手やはがきの使い道について更に以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
切手のはがし方には様々な方法があり、家庭ですぐにでも試すことができそうな内容ばかりでしたね。封筒やはがきがそのまま使用できる方法もあれば、封筒やはがきごと切り取ってから切手をはがす方法もあります。
用途や送る郵便物の種類によって、はがす方法をいろいろ試してみるのもいいかもしれません。
また、無理にはがそうとしなくても、切り取って使用する方法もありますし、郵便局で交換してもらう方法もありますので「ちょっと難しいな」と思う場合は、手数料と一緒に郵便局の窓口に持っていき交換してもらいましょう。
切手はお金と同じように価値のある物ですから、無駄にしてしまわないようにきちんと使用していきたいですね。
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