増税前に購入してたはがきがたくさん残ってるんだけど、もうこのはがきは使えないのかニャ?
そんなことはないぞ!
増税前のはがきを使う方法を解説しよう!
2017年6月より、郵便局で取り扱っているサービスに対して増税がおこなわれました。そのために増税前のはがきや切手はそのままでは使用できなくなりましたよね。
「増税される前にはがきをたくさん購入したけど、旧金額のはがきはどうしたらいいの?」
というあなたのために、今回は増税前のはがきの利用方法をまとめましたので、ぜひとも参考にしてください。
『マネーストア公式LINEアカウント』に無料で相談してみませんか?
毎月の固定費が変わる節約方法や損しないクレジットカードなど、お得な情報をたくさんお伝えしています!
ぜひLINEで待っておるぞ!
記事の目次
増税前と増税後のはがきの違いを知ろう!
まず最初に知っておきたいのは、はがきの種類によって増税されたものと金額がそのまま据え置きのものがあるということです。そこで、どの種類のはがきが増税になったのかをご説明していきますね。
増税されたはがき(52円から62円へ)
- 官製はがき
- かもめ~る
- 往復はがき(104円から124円へ)
据え置きのはがき(52円のまま)
- 年賀状
※手作り年賀はがきの場合、赤色で「年賀」と書いてあれば、12月15日から翌年1月7日までの期間であれば52円で届けることができます。
なお、封書の場合は料金82円の据え置き、定形外・ゆうメールについては規格外か規格内かにより金額が変わります。
増税前のはがきの出し方
差額分の切手を貼る
はがきの額面と必要な金額の差額10円分の切手を、はがきの表面のあいているところに貼り付けるだけで利用できます。郵便局で「10円の切手をください」と伝えれば、10円の切手を売ってくれますよ。
切手を貼るときは、はがきの額面に重ならないようにしましょう。また、1円単位の切手を10円分貼りたいときは、切手同士も重ならないように貼るように気を付けてくださいね。もし切手を貼るスペースがはがきの額面の下にない場合、郵便番号の近くでも構いません。表面の余白を探して貼るようにしましょう。
自宅にある切手が10円ピッタリの切手ではなく12円など端数の付いたの切手であった場合、2円オーバーになりますがそれでもはがきは届けられますので、はがきに貼り付けて投函しても大丈夫です。ただし、2円のおつりは出ませんので注意しましょう。
郵便窓口で不足分を支払う
手元にちょうどいい切手がない場合、郵便局の窓口に出したいはがきを持っていき、不足している料金分を支払います。はがきは郵便局の人が62円であることがわかるように切手を貼った後、そのまま本局に配送してくれますのでポストに投函する手間が省けます。
増税前の金額のはがきや切手は問題なく使えるんだね!
ただ、不足分は窓口は別で切ってを貼ることは忘れないで!
古いはがきや切手は郵便局で交換することができる!
はがきを出す目的によっては、きちんとした現行のはがきで送りたいときもありますよね。「はがきに切手を何枚も貼るのはちょっと気が引ける。」ということもあるのではないでしょうか。
また、はがき用の切手も増税前の52円が何枚もある場合、そのままの金額ではがきに貼って使用できませんので、何とかしたいですよね。そんなとき、旧料金の切手やはがきはどうしたらいいのでしょう。
はがきや切手を交換する
増税前の古いはがきや切手は、郵便局の窓口に持っていけば新しい額面のものに交換してくれます。はがきも切手も1枚につき5円の交換手数料がいりますが、切手を何枚も貼るよりもきれいな状態で郵送できますね。手数料の5円プラス差額10円の15円で、増税前のはがきを増税後のはがきに交換してもらえます。
ただ、ストックとして購入しておいたはがきや切手が何十枚もある場合、差額と手数料を枚数分支払わなければいけませんので、計算してみたら意外と高額になってしまう場合があります。
そんなときは、手間はかかりますが10円の切手を購入して貼ったほうがいいかもしれません。使用したい目的によって方法を考慮したほうがいいでしょう。なお、交換手数料は以下のようになっていますので参考にしてください。
郵便切手・官製はがき | 1枚につき5円 |
---|---|
往復はがき・ミニレター(郵便書簡) | 1枚につき10円 |
10円未満の切手・はがき | 交換したい切手・はがきの合計金額の半額 |
※ここに記載されている枚数は、交換前の枚数(窓口に出した切手・はがきの枚数)です。交換後の枚数ではないので間違えないようにしてください。
切手を間違って貼ってしまった場合のはがし方や、不要な切手の使い道などを、更に以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
古い切手の使い道
増税前の切手を大量に持っていて、しかも今後用途がない場合は、増税後の切手に交換するのも手数料がいりますしもったいないですよね。切手も現金と同じだけの価値があるものですし、無駄にならないように使用するためにはどういった使い方をするのがいいのかをご紹介していきます。
レターパックなどの特殊封筒に交換できる
郵便局にはさまざまな特殊封筒があります。実はこの特殊封筒に使用しなくなった切手を交換することができます。特殊封筒の種類は3つです。
- レターパックプラス
- レターパックライト
- スマートレター
それぞれ特殊封筒に交換するときには手数料がかかりますが、交換にかかる手数料も切手で支払うことができますので、余っている切手があれば手数料として支払うのもいいでしょう。
ゆうパックなどの支払いができる
使用しない切手は、郵便局で荷物を発送したいときに利用するゆうパックの発送料金も切手で支払うことができるのです。
通常のゆうパックだけでなく、ゴルフ・スキーゆうパック、空港ゆうパックの支払いにも切手を使うことができるので、旅行の時の荷物の発送に利用するために取っておくのもいいですね。更に、ゆうメールの支払いにも利用です。ゆうメールで送ることができるのは以下の通りです。
- 書籍
- カタログ
- CD・DVD など
ゆうパックやゆうメールの支払い料金が切手の合計金額を上回るときは、足りない分を現金で支払ってくださいね。ゆうパック・ゆうメールのほかに切手で支払う事のできるサービスは、以下の通りになります。
- 料金別納郵便
- 書留
- 速達
- 内容証明・配達証明
- 配達日指定
- 配達時間帯指定郵便 など
ゆうメールについては、更に以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
切手1枚の金額が小さいときは台紙を利用しよう
切手の1枚の金額が1円や2円だったり、切手がたくさんあって支払いに利用する枚数が多い場合、台紙に切手を貼ってまとめる方法があります。台紙に貼っておけば計算もしやすくなりますし、切手の紛失も防ぐことができます。
台紙はどんな紙でも使用できますが、あまりカラフルな紙だと貼り付けた切手がわかりにくくなりますので、白か白に近い色がいいでしょう。また、台紙の余白の部分でいいので、切手の枚数と合計金額を記入しておくとわかりやすくて親切ですよ。
ただし、気を付けていただきたいのは、商品の代金の支払いに切手は利用できないということです。切手で支払うことが料金は「郵便料金」のみですので、気を付けてくださいね。
その他切手の利用方法
上記にある郵便サービスを利用する以外でも、切手を無駄にしない方法があります。切手を金券ショップに売るのもひとつの手ですし、ネットオークションや物々交換サイトを利用するのもいいでしょう。
ただし、切手は特価で購入したり安売りをしていないものですので、売るときの利益はほとんどありません。そう考えると、使わない切手は郵便サービスで消費したほうが手間がかからないかもしれませんね。
切手の購入場所については、切手の購入場所はどこ?まとめ買いや土日でも切手が購入できる場所まとめの記事で更に詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
増税前に購入したはがきや切手の使い方や使い道について解説してきましたがいかがでしたか?
差額分の切手を継ぎ足して貼ったり、はがきを現行のものに交換してもらったりすることができます。はがきの交換には手数料がかかりますが、使用しない切手で支払うこともできますし、郵便局でなら切手もはがきも無駄になりませんね。
古いはがきも切手も現金と同じ価値のものですから、1円の無駄にもならないように上手に利用したいものですね。
損したくないなら読むべき記事!
当サイト厳選人気記事