やっぱり出産祝いは現金に限るかニャ??
そうとも限らんぞ。確かに現金が一番使い勝手は良いのは間違いないが、ギフト券で渡すという方法もあるぞ。
ニャるほど!その他にもらって嬉しいものってあるのかニャぁ?
では、出産祝いでもらって嬉しいもの・もらって困るものを紹介しよう!
友人や職場の人、親族に赤ちゃんが生まれるというのは本当におめでたいことですね。この先の成長を願い、お祝いをお渡ししたいと思っている人もいることでしょう。
しかし、出産祝いってどんなものを渡せばいいのでしょう?現金の場合の相場はいくらなのでしょうか?そんな疑問を解決するために、出産祝いの現金の相場や出産祝いの品などをまとめましたので、是非参考にしてくださいね。
記事の目次
出産祝いを現金で渡す時の相場
現金で出産祝いを渡す場合、相手によって相場が変わってきます。自分の立場がパパ・ママから見て、以下のようになっています。
- 両親の場合:10,000円~100,000円
- 兄弟・姉妹の場合:5,000円~30,000円
- 祖父・祖母の場合:3,000円~10,000円
- 親族の場合:3,000円~5,000円
- 友人・知人の場合:3,000円~5,000円
- 会社関係・同僚の場合:3,000円~5,000円
「兄弟・姉妹」の場合、自分の年齢が10代や20代でしたら5,000円くらいでもいいでしょう。自分の年齢が30代以上であれば、少し多めに渡してあげたほうがいいかもしれませんね。
また、「親族」の中でも「いとこ」である場合は3,000円くらいが相場です。自分の姪っ子や甥っ子に当たるなら、5,000円ぐらいを包んでもいいですよ。
現金を包む場合の表書き・水引
出産祝いで現金を包むときには、お祝いごとなのできちんとした「ご祝儀袋(のし袋)」を使用するようにしてください。茶封筒やはだかで渡すなんてことのないようにしましょう。ご祝儀袋の表書きには、
- 御祝
- 御出産祝(ご出産祝)
- 御安産祝(ご安産祝い)
などの言葉を持ちいります。その下には、自分の名前をフルネームで書きましょう。数人の友人で合わせて贈る場合や会社の同僚同士集めて贈る場合は、『○○一同』『○○会社 一同』などの言葉を使用しても構いません。
ただし、贈った人の名前がわかるように、内袋の中に入れる手紙に出資した人の名前を記入しておくといいですよ。手紙の冒頭にお祝いの言葉を入れておくのを忘れないようにしてくださいね。内袋の表には金額を記入しますが、基本的に旧漢数字を使用しますのでこちらに表記しておきます。
一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 十 | 百 | 千 | 万 | 円 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
壱 | 弐 | 参 | 四 | 伍 | 六 | 七 | 八 | 九 | 拾 | 佰 | 阡 | 萬 | 圓 |
※使用する筆記具は、「筆ペン」か「毛筆」にしてください。ボールペンや鉛筆は決して使用しないように。
水引は5本か7本の白と赤の水引を使用し、結び方は『花結び(蝶結び)』『鮑(あわび)結び』になります。特に『蝶結び』は簡単に結んだりほどいたりできることから、人生に何度あっても嬉しいお祝いの時(出産・長寿など)に好んで使用されますよ。
贈る時期は出産一ヶ月後までに!
出産祝いは、一般的に『お七夜(生後7日)』から『1ヶ月』ぐらいまでとなっています。ただし、ママの産後の健康状態が良くなかったり、赤ちゃんの具合があまり良くない場合に出産祝いを持っていくと相手の負担になりかねませんので、気を付けてお伺いしたいところですね。
また、手紙を添えて現金書留などで先に郵送しておき、後日体調のいい時に赤ちゃんを見に行くという方法もいいでしょう。
出産祝いの時期が過ぎてしまった場合
出産を知った時期が出産の半年後だった場合でも「出産祝い」として贈ることに問題はありません。
ただ、出産してから1年近くたってしまってからの「出産祝い」では、少々不自然になってしまいますので、そういった場合は「お誕生祝い」として贈るという方法もいいですよ。
使いやすいギフト券でもOK!
現金で贈るのはちょっと…。プレゼントは何がいいのかわからない…。
という時には、ギフト券や図書券といったものでも良いでしょう。近年ギフト券が利用できる店舗や施設が増えていることから、かなり使いやすくなっていますので贈られる側にも大変喜ばれますよ。
ギフト券などの金券を贈るときには「のし袋」を利用し、毛筆や筆ペンを使用して【現金を包む場合の表書き・水引】で記した通りに表書きを記入して、裏には旧漢数字で金額を記入しましょう。
商品券やギフト券など一概に言っても種類はたくさんあります。商品券の種類や、相場については、商品券の種類は何がある?購入場所とギフト用のおすすめ金額の記事で更に詳しく解説しています。
ギフト券でも色んな種類があるが、できるだけ広い用途で利用できるものが良いぞ!
出産後に揃えておきたい必要なものを送るのも良い方法です。詳しくは、先に知っておきたい!出産した後必要なものとかかる費用まとめの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
生まれた赤ちゃんが2人目、3人目以上の場合
生まれた赤ちゃんが2人目や3人目だった場合だったとしても、最初の赤ちゃんと同じようにお祝いしてあげるのがマナーです。現金を包むときは、差を付けないようにする意味でも、1人目と同じ金額を包んであげる方がいいでしょう。
品物を贈る場合は、相手に欲しいものを尋ねてみるのもいいですね。生まれた赤ちゃんが2人以降の場合は、最初の子のお下がりを使用することが多いので、いくつあっても困らない小物や消耗するもの(おむつなど)も喜ばれますよ。
生まれた赤ちゃんが双子だった時は通常の1.5倍が相場
生まれてきた子が双子の場合、2人分の出産祝いを贈ることがマナーですよ。現金を包む場合は、だいたい1人分の相場の「1.5倍」から「2倍」が目安になります。
友人ならば「1.5倍」くらいがいいでしょう。品物を贈る場合も、2人分を贈ってあげるようにしましょう。
家庭のトラブルを以下の記事で書いていますので、ぜひ読んでみてください。
出産祝いを現金以外で渡すならコレ!
ここで、出産祝いを品物で贈るならどんなものが喜ばれるのか、「もらって嬉しかった出産祝い」をご紹介していきましょう。
ベビー服(80㎝以上)
生まれたての赤ちゃんの大きさは、約50cmです。ならば50cmのベビー服がいいのでは?と思われがちですが、新生児用の服は妊娠中に買い揃えておく人が多いのです。しかも赤ちゃんの成長は早いので、あっという間に着ることができなくなってしまうんですよ。
80cmのベビー服ですと、1才のお誕生日の頃に着ることができる大きさです。頂いたときにも嬉しくて、約1年後に頂いた思い出と共にもう一度嬉しい思いをすることができるので、大変喜ばれます。
おくるみ、大きめのタオルやおねしょシーツ
おでかけの時や赤ちゃんの検診の時に大変役に立つ、おくるみや大きめのタオルも喜ばれます。大きめのタオルの場合、お風呂でも使用できますし、様々な場面で活躍してくれます。
また、おねしょシーツはおねしょだけでなく、汗かきの赤ちゃんにはもってこいの便利アイテムなんです。赤ちゃんは驚くほど汗をかきます。夏場は一日に何度も着替えをしなくてはならないことも…。
そのため、お布団が汗で湿りやすく衛生的にも良くありません。おねしょシーツは、表がタオル地で裏がポリエステルとなっていますので、吸収した汗やおしっこを布団まで通しにくくなっています。洗濯機で洗うことができるので、重宝する一品です。
スタイ(よだれかけ)
スタイはミルクの時でも抱っこの時でもよく使用しますので、何枚あっても無駄になることはありません。しかも、ママの好みの柄やブランドならば、楽しく使用することができます。
離乳食が終了するまでは使うことになりますので、とても喜ばれますよ。
おむつ(おむつケーキ)
紙おむつは毎日何回も替えますので、いくつあっても足りないくらいです。産後まだ体調も戻っていないうちにおむつが無くなり、買い物に行くのは正直つらいものがあります。
そこでもらって嬉しいのがおむつのプレゼント。赤ちゃんの大きさによって、「新生児用」が合わない場合もありますので、事前に赤ちゃんのサイズを聞いておくとハズレませんね。
ただ、1人目の赤ちゃんの場合おむつをそのままプレゼントするのは華やかさに欠けますよね。そんな時は人気の「おむつケーキ」はいかがでしょうか。
「おむつケーキ」とは、紙おむつを箱や袋に入れてその周りをスタイやベビー用おもちゃ、靴下などで飾り付けたものです。お店でも売っていますし、自分で手作りするのもいいですね。
おしり拭き(1ダース)
おしり拭きも良く使用される消耗品です。一日に何回もおむつを替えなければならないので、お尻を拭いてあげなければすぐにかぶれを起こしてしまいます。
やわらかいシートのおしり拭きならかぶれを防いでくれますので、ママにも赤ちゃんにも喜んでもらえますよ。
ママ用のプレゼント
赤ちゃんへのプレゼントもいいですが、出産したママへの「ご褒美プレゼント」もまたいいものです。記念になるアクセサリーや、授乳に役立つウェア、授乳用パジャマなどもいいですね。
服の場合は買い揃えていることもありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
嬉しいけど頂いて困るもの
新生児サイズ(50cm)のベビー服は、すでに用意されていたり、サイズが合わなくて使わないといったことが本当に多いのです。赤ちゃんの成長は本当に早いので、靴や靴下といったものも履くときにはサイズが合わない…なんてことも。
また、ママの好みではないから着せない。という意見も意外と多く、ブランド物の服の場合「申し訳ない」と思うこともあるようですよ。ママの好みがわからない場合は、ベビー服や靴は避けておくというのも一つの手ですね。
その他に、あまり高価すぎると「出産内祝い」を贈る時にプレッシャーになってしまう事もあります。高価なものを贈りたい時には、友人と一緒に購入するなどの工夫をするといいでしょう。
大きい商品(ベビーカーやベビージムなど)を渡したいときは、置き場に困ったり被ってしまうこともありますので、事前にママに相談してみてくださいね。
現金はチョット…と思ったらこういったものを渡すのも喜ばれるだろうね!
赤ちゃんやママさんに役立つものを考えてみよう!
出産祝いについて、更に詳しく以下の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?現金を包む場合の金額の相場や書き方・渡し方のマナー、贈って喜ばれる品物などを前もって知っておけば贈るときに困りません。
新しい命が誕生したことをお祝いするのですから、是非とも贈る相手に喜んでもらいたいものですね。