せっかくクレジットカードを使うならポイントをもっと貯めたい!
それなら、クレジットカードの使う意識を変える必要があるぞ。
クレジットカードのポイントを貯めるコツを伝授しよう!
「クレジットカードのポイント還元でお得に生活!」
クレジットカードはとにかくお得な事が多いですよね。現金払いでは一切還元はありませんが、還元率の高いクレジットカードを利用すればザクザクとポイントが貯まっていきます。
しかし!ポイントが貯まるからと言って、ただやみくもにクレジットカードを使っていてはただの散財になってしまいます。
実はクレジットカードのポイントの貯め方にはコツがありますので、あなたのクレジットカードライフを更に充実したものにするために、ザクザクポイントが貯まる方法を紹介していきましょう!
記事の目次
クレジットカードのポイントの貯め方
クレジットカードのポイントを貯めるコツなんてあるの?
「今手持ちの現金がないからカードで。」
このように高額な商品ほどクレジットカードを使う方は多いと思います。高額の支払いとなると現金払いで単に支払うよりも、カードで支払った分ポイントが貯まるのでお得、というように感じるからではないでしょうか。
実はその考え方は間違っています。ポイントが貯まるからこそ、金額に関わらずクレジットカードを利用することでよりポイントを貯めるべきなのです。
コンビニとかの小さな買い物でもクレジットカード払いをするって事?
そういうことじゃ!
日頃からクレジットカードで支払いをするクセをつけることで、ポイント還元を受けることができ、面白いようにポイントが貯まっていきます。
「クレジットカード払いだといくら使ったか不安になる…。」
そのような考えで、日頃からクレジットカードを利用しない方も多くいますが、それなら以下のように行えばそんな心配も一切不要になります。
- 限度額の最大を下げる
- 家計簿アプリで自動入力
特に家計簿アプリは無料で使えるものも多いですし、利用することで毎月何に、どのくらいの金額を使っているのかを把握しやすくなり、より節約の意識が芽生えてきます。
しかも、今ではクレジットカードを利用すれば自動でアプリに入力されるので、手間は全くかかりません。これで先程の不安も解消ですね。
それでもクレジットカード払いに抵抗がある方は、デビットカードという選択肢もあります。詳しくは、『【還元率で比較】ポイント還元率が高いおすすめデビットカードランキング!年会費別で紹介!』の記事を参考にしてください。
それでは、クレジットカードの利用で更に上手にポイントを貯める方法について解説していきましょう!
クレジットカードのポイントの貯め方は主に3つのパターン
はじめに基本となるクレジットカードのポイントの貯まり方について知っておきましょう。クレジットカードのポイントの貯め方は主に以下の3つになります。
- クレジットカード払いで貯まる
- クレジットカード払いの条件を満たして貯まる
- クレジットカードを提示して貯まる
基本的なことですが、しっかり抑えておきましょう。
ポイントの貯め方は使って貯まる・条件クリアで貯まる・提示で貯まる
クレジットカードを使って貯まると言うのは、クレジットカードで支払うことでポイントが付与されます。今回の記事は、ここの話が中心でどのようにすればよりポイントサービスが受けられるかを後述していきますので、ここでは割愛します。
2つ目の条件クリアで貯まると言うのは、入会特典や入会後の特典でカード会社が行なっているキャンペーンになりますので、ポイントをがっぽり稼ぐチャンスにもなります。
入会キャンペーンはかなりお得だよね!
例えば、楽天カードやヤフーカードのようにサイトから入会するだけで5,000ポイント程が貰えたり、オリコカードザポイントのように携帯料金の支払いや電気料金の支払いで1,000~1,500ポイントの付与をしています。
各カード会社によって似たような条件でポイントを付与するケースは多いですので、簡単にまとめてみました。
- 入会キャンペーン
- 公共料金の支払い
- リボ払い
- キャッシング枠付与
- ネット決済
主に多いケースを挙げましたが、もちろん他にもあります。要するにカード会社としては、何らかの利用につながるような事をしてもらう代わりに、ユーザーへボーナスポイントを付与している状況が条件クリアでのポイントということになります。
クレジットカードの機能が付いていても、Tカード機能が付いているクレジットカード等は、カード提示のみでポイントが貯まりますが、還元率の点で言えばカード払いの方が当然還元率は上がります。
クレジットカードを利用する上では、以下の点が重要です。
還元率重視でクレジットカードを選ぶのはとても重要じゃよ!
クレジットカードのポイントは還元率が大事!
クレジットカードを長年愛用している方は多いですよね。長い目で見れば、10年20年とクレジットカードを利用する中で、年間100万円利用するとなると、ポイントの還元率が0.5%と1.0%では大きく変わってきます。
年間100万円利用 | 0.5%還元 | 1.0%還元 |
---|---|---|
1年 | 5,000P | 10,000P |
5年 | 25,000P | 50,000P |
10年 | 50,000P | 100,000P |
20年 | 100,000P | 200,000P |
1年単位でも大きく差が開くものなんだね。。
そう考えると還元率はホントに重要だね。
このように還元率が0.5%違えば単純に倍の還元が違ってきますので、長い目で見るとかなりの差が出てくるのが感じてもらえるのではないでしょうか。
当然還元率の差が大きくなればなるほど、額も大きくなりますので、還元率がいかに大事かが分かります。あなたが利用しているクレジットカードの還元率も把握した上で利用を心掛けましょう。
基本となるクレジットカードの基本還元率早見表
では早速、多くの人に利用されているクレジットカードの基本還元率と、優待還元率などを簡単にまとめていますのでご覧ください。
基本還元率 | 優待還元率 | ETC | |
---|---|---|---|
楽天カード | 1.0% | 楽天市場3.0% | 1.0% |
ヤフーカード | 1.0% | Yahoo!ショッピング・LOHACO3.0% | 1.0% |
イオンカード | 0.5% | ・イオングループ各店1.0% ・イオン加盟店で最大1.5% | 0.5% |
オリコカードザポイント | 1.0% | ・入会後半年間は2.0% ・Amazon2.0% | 1.0% |
ライフカード | 0.5% | ・入会後1年間は0.75% ・年間200万以上で次年1.0% ・誕生月1.5% | なし |
JCB一般カード | 0.5% | ・スターバックス5.0% ・amazon・セブンイレブン1.5% | 0.5% |
三井住友VISAカード | 0.5% | ・リボ払い1.0% ・年間300万以上で最大0.65% | 0.5% |
VIASOカード | 0.5% | 携帯料金や公共料金等の支払い1.0% | 1.0% |
リクルートカード | 1.2% | ・じゃらん3.0% ・ポンパレモール利用4.2% ・各電子マネーチャージ1.2% | 1.2% |
dカード | 1.0% | ・加盟店2.0% ・ローソン利用で2.0%+3%割引 | 1.0% |
REXカード | 1.25% | 価格.com1.5% | 1.25% |
0.5%の還元率のクレジットカードも結構多いんだね。
もちろん一概には言えないが、1%以上のクレジットカードであれば問題ないじゃろう。
この表を見れば基本還元率は0.5~1.0%が多いため、基本還元率だけで見れば最低でも1.0%以上のクレジットカードがよりポイントが貯まりやすいと言うことが分かります。
その中でリクルートカードは1.2%、REXカードは1.25%と高い還元率を誇り魅力を感じますよね。優待還元率で言えば、各クレジットカードの自社もしくはグループ会社で利用すると高還元を受けられるようになっています。
- 楽天カード→楽天市場
- ヤフーカード→Yahoo!ショッピング/LOHACO
- リクルートカード→じゃらん/各電子マネーチャージ
上記の各サイトは、各クレジットカードの会社が自社で行なっているサイトの為、いずれも高還元を実現しています。3.0%以上の高還元でポイントを貰えるため、該当のクレジットカードを持っている方は日用品でもネットで買えばよりポイントを貯めることができます。
その他のクレジットカードであれば、入会後の期間限定で還元率が上がったり、利用金額や公共料金の支払いなどで上がります。
JCB一般カードなら、利用者が多いスターバックスやセブンイレブンなどの人気店で還元率が上がるのはとても魅力的な特典に感じます。
優待店でグッと還元率が上がるクレジットカードもあるからこそ、利用するお店を考えてクレジットカードを発行するのも大事じゃな。
それぞれのETCカードのポイント付与も、基本的に基本還元率と同等のポイント設定で行なっている会社が多いです。
三菱UFJニコスのカードは、公共料金やETCカードなど継続して利用がある支払いを行えばポイントがより貰えるようになっています。反対にライフカードは、ETCカードのポイントは廃止になっているためポイントをより貯めるという観点ではマイナス要因です。
還元率の内容を簡単に説明したところで、より還元を受けるためにはどのようにしたらいいのでしょうか。
クレジットカードのポイントは還元率が少しでも高いところでポイントを貯めよう!
先程の表を見ていただいて分かる通り、基本還元率だけでもポイントに差がありますし、ましてや優待での還元になるとはるかにポイントの付与数が変わってきます。
表を見て、還元率だけで言えば最大の還元率が0.5%と1.0%のクレジットカードとでは、言うまでもなく差が出るのは分かるでしょう。
しかし、表はあくまで実店舗やショッピングサイトを利用した優待の内容になり、実は別のサイトを利用することでさらに還元率が上げることが可能になります!
各カード会社のポイントアップサイトを利用しよう
先程触れた別のサイトというのは、各クレジットカード会社が用意している『ポイントアップサイト』になります。
ネットショッピングをするなら、各クレジットカード会社が用意しているポイントアップサイトの利用は欠かせないぞ!
ポイントアップサイト?
「ポイントアップサイト」とは、ネットショッピングで利用される楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの購入をサイトやネットショップを介して購入・利用することでより通常のポイントの他、プラスでポイントが貰えるサイトのことを言います。
例えば、楽天カードホルダーの場合、単純に楽天市場で購入するよりも『もらえるモール』を介して買い物すればポイントの付与数が増えます。
通常1,000円の買い物で30ポイント貰える楽天カードですが、さらに10ポイントプラスで貰えるので計40ポイント貰えるようになります。このサイトを経由するというひと手間だけで、これだけの差が発生するのは、ぜひとも活用したいですね。
お伝えしたようにポイントアップサイトは、カード会社がそれぞれ開設しているため種類も多く、還元率も異なります。プラス1.0%還元のものから20倍のポイントが貰えるものまで様々で、高還元であるほど利用価値は高まります。
ポイントアップサイトは各カード会社でそれぞれ違う
各カード会社がそれぞれサイトを用意していますが、還元率や介して利用できるサイトは異なりますので、持っているクレジットカード会社のポイントアップサイトを確認してみてください。
前述した各カード一覧のポイントアップサイトは以下のようになります。
- 楽天カード:もらえるモール
- ヤフーカード:Tモール
- イオンカード:ときめきポイントTOWN
- オリコカードザポイント:オリコモール
- ライフカード:L-Mall
- JCBカード:Oki Dokiランド
- 三井住友VISAカード:ポイントUPモール
- VIASOカード:POINT名人.com
- リクルートカード:ポンパレモール
- dカード:ポイントUPモール(DCMX)
- REXカード:JACCSモール
発行元のカード会社がポイントアップサイトを開設してなければ、還元を受けことができませんので注意しましょう。
オススメのポイントアップサイトは信販系のクレジットカード!
一部ですが、各カード会社のポイントアップサイトをご紹介してきました。一部であっても多くのサイトがあり、「正直どれがお得なの?」と感じていませんか?
簡単に各サイトのポイント還元についてまとめていますので、ご覧ください。
- もらえるモール:1~5倍
- Tモール:1~5倍
- ときめきポイントTOWN:2~20倍
- オリコモール:1~15倍
- L-Mall:2~25倍
- Oki Dokiランド:2~20倍
- ポイントUPモール:2~20倍
- POINT名人.com:2~25倍
- ポンパレモール:1~5倍
- ポイントUPモール(DCMX):2~20倍
- JACCSモール:2~25倍
楽天やYahoo!ショッピングは、自社で購入してもらうことが目的になる為、常に3~4%の還元を行なっています。
信販系のカード会社は、楽天やYahoo!以外のショッピングサイトもしくはショップを紹介することで紹介手数料のような形で収益が得られる分、これだけの還元を実現しています。
実店舗提携店でも還元率が上がる!
ポイントアップサイトであれば、高還元を期待できる為メリットとして大きいので活用すべきですが、実店舗での還元率はどうでしょうか?もちろん実店舗でも高還元のポイントを提供しているカードもあります。
これから実店舗でも還元率が上がるカードのご紹介をしていきますが、記事の主軸である還元率においては、やはりネットから買った方が断然お得にはなりますので、その点は抑えてご覧ください。実店舗で高還元なカードは主に以下のカードになります。
では、それぞれ説明していきましょう。
TSUTAYAカードプラスはTSUTAYAで最もポイントが貯まる!
TSUTAYAカードプラスは、カード提示だけでもポイントは貯まりますが、カード払いが最も貯まる方法になります。
Tポイントが貯まるカードですので、Tポイントの加盟店であればカード払い時は200円につき2ポイントの付与ですが、TSUTAYAで利用すると200円につき4ポイント貯まります。
さらに最大でTSUTAYAを月5日以上利用する方の場合、200円につき6ポイント貯まるので、最大で3%の還元を受けることができるカードになります。
ファミマTカードはファミマで最もポイントが貯まる!
ファミマTカードは、常時ではないものの毎週火曜日・土曜日にカードの日を設けており、その日に利用すれば200円につき5ポイントが貰えます。
決まった日のみの還元とは言え、ファミリーマートは店舗数も多く頻繁に利用する方は持っておきたいカードです。
dカードはローソンで5%還元!
dカードは、ローソンとマクドナルドの店舗で、5%の還元を得ることができます。コンビニやファストフード店でこれだけの還元を行っているのはdカードたった1つと言えるでしょう。
実質年会費も無料で利用できるdカードは、ローソンを利用している方にとっては必ず利用したいクレジットカードです。
JCBカードはセブンイレブンやスターバックスなどの人気店でポイントが高還元
JCBカードは、スターバックスコーヒーで最高の10倍、セブンイレブンや昭和シェル、モービルなどで2倍のポイントが貯まります。
ただし、元々0.5%の還元の為、スターバックスコーヒーで5%、セブンイレブンなどで1.0%の還元ですので事実上は他のカードに比べるとやや劣ります。しかし、人気店のため需要は多いかもしれませんね。
以上が実店舗での高還元カードの内容になりますが、ここまで高還元の内容を盛りだくさん紹介してきましたので、どこで利用すれば貯まりやすいか、については理解していただけたのではないでしょうか。
そこで視点を変えて、よりクレジットカードを使ってポイント付与を増やすにはどのようにしたらいいのかを最後に紹介していきます。
クレジットカードでポイントを貯めるなら現金払いを減らそう!
クレジットカードは、ポイントサービスだけが充実しているわけでは当然ありません。クレジットカードの利用範囲という点でも、クレジットカードは年々拡大してきてきます。
これまで現金で払っていたものでも、実はカード払いができた!なんてこともありますので、少しでもカード払いにすることでより多くのポイント還元を受けて得したいものです。
クレジットカードの効率的な活用術!
実際にどのようにすれば、より効率的にポイントが貯まるのでしょうか?この答えは、現金で支払っているところをクレジットカード払いに変えること。
せっかくお金を支払うなら、何の還元もない現金よりもクレジットカードで支払った方がお得って事だよね!
当たり前のことですが、以下のことを意識することで効率的に使うことができるはずです。
- 普段より買い物するところの最も高還元のカードを使う
- 公共料金や携帯料金などの毎月発生する固定費は必ずカード決済
- 年払いの支払いなど(年金やふるさと納税を利用するなど)もカード決済をする
- 50万円を超えるような高額な支払(カードの枠を超えるような支払)の場合でも、カード決済を意識する
当然上記の内容は、きちんとあなたが支払える範囲内での意識になります。要するに常にカード払いの意識を持つということですが、意識を持つことでクレジットカードが利用できる範囲の認識にも繋がりますので、効率的な活用にも繋がります。
補足ですが、高額な支払の場合というのは、カード会社に問い合わせてみると、一時的な枠の増額の対応もしてくれることもありますので、可能になればポイント分お得になりますので覚えておきましょう。
クレジットカードはこんなところで使える
クレジットカードを使う意識をしたとしても、クレジットカードが使えると謳っているとも限りません。そこでいくつかカード払いが可能なものについてご紹介していきます。
- 税金関係の支払い
- 国民年金保険料
- 通勤定期券
色んなところでクレジットカード払いができるんだね。
上記には触れていませんが、ふるさと納税も、ぜひ利用したサービスです。ふるさと納税の恩恵とクレジットカードのポイントも貯まるという一石二鳥の状況になります。
『国民年金の支払いで得するおすすめクレジットカードを紹介|カード払いの設定方法や国民年金を節約する方法も合わせて解説!』の記事でも紹介していますが、国民年金保険料を支払っている方は、ぜひクレジットカード払いで行ってください。
余談ですが、今や馬券や宝くじ(ロト6など)もクレジットカードでの購入ができます。初めて知ったときは驚きと同時に「大丈夫なのか?」という気持ちが先でしたが。
こういった馬券や宝くじ、ふるさと納税などは前述でご紹介した「ポイントアップサイト」を通じてプラスでポイントを貰えることもありますので、参考に覚えておきましょう。
現金払いの人がクレジットカード払いに変えると年間数万円分のポイントが貰えることも可能になる
今まで全くクレジットカード払いをしていなかった方が、クレジットカード払いに変えるだけでその分ポイントの恩恵を受けられるのは言うまでもありません。
JCBの調査レポートによると、世帯の月生活費は18万円が平均でその内の6万円程をカード決済しているとの結果が出ています。
極端な話ではありますが、生活費を18万円カードで支払いが可能になれば年間で200万円ということになりますので、生活費だけでも年間2万円分(還元率1%)のポイントサービスが受けられるわけです。
そう考えれば、やはり意識してカード払いをするのとしないのでは、損している額が大きいですね。ここで上手くクレジットカードのポイントが貯まれば、『クレジットカードで貯めたポイントの使い方!ポイント交換や商品券など使い道は多種多様!』の記事を参考にお得にポイントを使っていきましょう。
まとめ
クレジットカードは支払いの一つのツールにすぎません。ですが、そのツールを生かすも殺すもユーザー次第です。
上手く活用する人としない人では、年間数万、長く見ると何十万と差が出ることもあります。しっかりと情報を知ることで、損をせず得をすることができるのがクレジットカードだと思いますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。