Suicaは電車に乗る時に使うけど、お店で買い物する時にも使えるのニャ?
うむ、コンビニでも利用できるから便利じゃな。
どこのコンビニなら使えるの?詳しく教えてほしいニャ!
電車やバスを利用するとき、Suicaを使うと便利ですよね。それだけでなく、Suicaを使って、買い物などの支払いをする人は増えています。
そこで今回は、Suicaが利用できるコンビニを紹介し、チャージできる場所、Suicaで支払えないものなど、Suicaを利用する際に役立つ情報をお届けしていきましょう。
記事の目次
Suicaはほぼ全てのコンビニで利用できる!
Suicaと言えば、電車やバスで改札を通るときに利用するイメージですが、電子マネーとしてコンビニなどで買い物の際の支払いにも利用できるのです。
ここでは、どこのコンビニで利用できるか、できないコンビニはどこかなどを詳しく解説していきましょう。
利用できるコンビニ一覧
Suica での支払いは、Suica マークだけでなく、他の交通系電子マネーのマークが付いているお店で利用できます。他の交通系電子マネーには次のようなものがあるので、近くのお店などマークをチェックしてみましょう。
- Kitaca
- Suica
- TOICA
- ICOCA
- SUGOCA
- PASMO
- manaca
- はやかけん
- nimoca
以上の交通系電子マネーのマークがあるお店で利用できるのですが、コンビニに限ってみると、利用できる場所は以下のようになっています。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ポプラ
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セーブオン(埼玉・群馬)
- コミュニティストア
- セイコーマート
- KIOSK(キオスク)
ご覧のようにほぼ全ての大手コンビニで利用できますが、モンマート・全日食チェーン・京阪アンスリーなどでは利用できないので、注意してください。
では、Suicaを利用できるコンビニについて詳しくみていきましょう。
セブンイレブン
セブンイレブンの電子マネーと言えばキリンのイラストでお馴染みnanacoですが、Suicaも利用できます。
nanacoポイントは、電子マネーnanacoで支払うことにより、100円につき1ポイント貯まるので、Suica利用でnanacoポイントの獲得はできません。Suicaのチャージをnanacoでおこなうこともできないので注意しましょう。
ローソン
ローソンと言えばPontaカードですが、Suicaで支払いをしても、その買い物分のPontaポイントが100円につき1ポイント貯まります。
支払いの際にSuica カードを出すと、Pontaカードを出すのを忘れてしまいそうですが、Pontaカード掲示でPontaポイントが貯まることを知っておきましょう。
ファミリーマート・サークルKサンクス
ファミリーマートでは、ポイントカードの王道Tポイントカードの利用ができます。Suica払いでもTポイントカードを掲示すると、200円につき1ポイントのTポイントが獲得できます。
また、サークルKサンクスでも、ファミリーマートブランド統一により、Tポイントカードが同じように利用できます。
ポプラ
ポプラでもSuicaは利用できますが、おすすめ度はイマイチです。
それは、ポプラが楽天ポイント加盟店なので、楽天Edy機能付きの楽天カードで、楽天Edy払いする方が、1枚でポイントがゲットできて便利と言えるからです。
ミニストップ
ミニストップでもSuicaの利用とチャージが可能になっています。
ミニストップはWAONポイントカードの掲示で200円につき1ポイントのWAONポイントが貯まりますが、Suica払い分にもポイントは付与されます。
デイリーヤマザキ
ディリーヤマザキでもSuicaで支払い、チャージができます。ただし、併用できるポイントカードのサービスはおこなっていません。
セーブオン
セーブオンでは、Suica支払いはできますが、チャージは不可になっています。
セーブオンJCBカードで支払うことでポイントが貯まるサービスになっているので、Suica払いではポイントは貯まりません。
コミュニティストア
コミュニティストアは、都心部、静岡・愛知・滋賀・大阪・兵庫に展開しているコンビニです。Suica支払いはできますが、Suicaチャージは現金のみになっているので注意してください。
また、楽天Edyなど交通系電子マネー以外の電子マネーは利用できません。
セイコーマート
セイコーマートは、北海道で「セイコマ」の愛称で親しまれているコンビニです。Suica支払いやチャージができますが、併用できるポイントカードのサービスはありません。
KIOSK
2017年12月より、SuicaポイントはJREポイントに共通化されました。
KIOSKではJREポイントカードに、利用するSuicaを登録しておくと、そのSuicaでの支払いにより200円につき1ポイントのJREポイントを獲得できます。
その他、コンビニで利用できる電子マネーについては、『電子マネーが利用できるコンビニは多くある!利用するコンビニで選びたい電子マネー』の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Suicaで支払いができないもの
いろんなコンビニでSuicaが使えることがわかったニャ!
じゃが、中にはSuicaでは支払いできないものもあるから気をつけるんじゃよ。
コンビニでは物を買うだけでなく、郵便局の代わりに利用したり前売り券を購入したりできるので、とても便利です。
Suicaで支払うことで小銭も出さずもっと便利に利用できるのですが、実はSuicaで支払いできないものもあります。
Suicaで支払いNGなものと意外にOKなもの
Suicaは電子マネーなので、支払う時にすごく便利なものですが、一部Suicaで支払うことができないものがあります。
Suicaで支払いできないものを次にまとめてみました。
- 公共料金・通信販売等収納代行
- 切手・印紙・ハガキ
- 金券類
- チケット類
上記のものをさらに詳しく解説していきましょう。
公共料金・通信販売等代行収納
電気代やガス代などの公共料金や税金、通販の支払いなど、払込用紙を持って行ってコンビニで支払う代行収納のサービスには、Suica払いはできません。
切手・印紙・ハガキ
切手・印紙・ハガキの購入など、郵便局代行のサービスに対しても、Suicaは利用できません。しかし、宅急便を送る際の支払いはSuicaでできるので、間違えないようにしましょう。
金券類
金券類も、基本的にSuica払いはできません。金券類と一言で言ってもたくさんあるので、次に例を挙げておきます。
- クオ・カード
- テレホンカード
- ニンテンドープリペイドカード
- プリペイド携帯カード
- ビール券・酒クーポン券
- 映画券
- iTunesカード
- Amazonギフト券
チケット類
セブンイレブンのマルチコピー機、ファミリーマートのFamiポート、ローソンのLoppiを利用して、予約済みチケットの発券と支払いができるサービスには、Suicaは利用できません。
インターネット決済はOK
アマゾンや楽天市場での買い物の決済方法で、Suicaを選択することができます。
ただし、支払い金額上限は20,000円までで、自宅のパソコンにUSB接続可能な非接触ICカードリーダー「PaSoRi」をセットすることが必要になります。
Suicaにチャージできる場所
Suicaカードの購入は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅の多機能券売機かみどりの窓口でしかできないので、チャージも同様だと思っている人は多いです。
しかし、駅以外でも、Suicaがチャージできる場所はあるのです。
えっ?駅以外にもSuicaがチャージできる場所があるのニャ?
コンビニ以外でSuicaチャージできる場所
チャージできるコンビニは後程詳しく説明するので、ここではコンビニ以外でチャージができる場所を、ジャンル別にみていきましょう。
スーパー・ショッピングセンター
Suicaが利用できるスーパーやショッピングセンターはたくさんありますが、チャージできる場所は限られています。
- イオン
- まいばすけっと
- Miniピアゴ
まいばすけっとはイオングループ、Miniピアゴはファミリーマートグループのスーパーです。
家電量販店
Suicaへチャージできる場所に、家電量販店があります。
- ビッグカメラ
- ソフマップ
- コジマ
ソフマップもコジマもビッグカメラグループなので、ビッグカメラグループはチャージできると覚えておくといいですね。
ドラッグストア
セイムスやウェルシア、ミネドラッグなどSuica支払いができるドラッグストアは9店舗ありますが、その中で、チャージができるのは次の2店舗だけになっています。
- くすりの福太郎
- ツルハドラッグ
くすりの福太郎はツルハグループなので、ドラッグストアではツルハグループのみチャージが可能です。
飲食店
ガストや松屋、coco壱番屋、マクドナルド、ケンタッキーなどの飲食店30店舗以上でSuica払いができますが、チャージ可能な飲食店はないので注意してください。
Suicaチャージできるコンビニ
Suicaが利用できるコンビニの詳細で、チャージできるコンビニについても大まかに上述しましたが、利用できるコンビニを見やすいように一覧表にまとめてみました。
チャージ | |
---|---|
セブンイレブン | 〇 |
ローソン | 〇 |
ファミリーマート | 〇 |
サークルKサンクス | 〇 |
ポプラ | 〇 |
ミニストップ | 〇 |
デイリーヤマザキ | 〇 |
セーブオン | × |
コミュニティストア | 〇 |
セイコーマート | 〇 |
上記に挙げたスーパーやドラッグストアなどと違って、コンビニではほとんどの場合、Suica払いができればチャージも可能になっています。
チャージできないのはセーブオンだけなので覚えておきましょう。
Suicaはコンビニで利用するのが便利
ほとんどのコンビニで利用とチャージができるということは、Suica払いの際に、Suicaの残高を気にしなくていいということです。もし残高が不足していれば、その場でチャージできるからです。
Suica利用だけでチャージができないお店で支払いする際には、残高確認をきちんとしましょうね。
支払いの前には残高確認を忘れないようにするニャ♪
Suicaをお得に利用するならクレジットカードからのチャージがおすすめ!
Suicaをチャージできる場所がわかりましたが、ここでみていきたいのがチャージの方法です。
駅の多機能券売機かみどりの窓口、コンビニなどでは、現金でチャージするだけでなく、クレジットカードからもチャージすることができます。
そこで、もっとお得にSuicaを利用するために、クレジットカードからのチャージについて解説していきましょう。
Suicaのチャージはクレジットカードがお得
Suicaにチャージするなら、現金ではなくクレジットカード払いがお得じゃ!
Suicaチャージに限らず、現金ではなくクレジットカードで支払うことで、クレジット払い分のポイントが獲得できます。
そのポイントは1ポイント1円として他で利用できることが多いので、Suicaチャージにクレジットカードを使うとお得だと言えますね。
Suicaチャージに利用できるクレジットカード
Suicaチャージは金券扱いになるので、基本的には現金のみとなっていて、使用できるクレジットカードはSuica付帯のものだけと限られています。
ただしモバイルSuicaならクレジットカードからチャージができるので、クレジットカードでチャージする場合は、モバイルSuicaを利用しましょう。
モバイルSuicaのチャージにおすすめのクレジットカード
クレジットカードでチャージすることでポイントが貯まるとお伝えしましたが、クレジットカードの種類によっては、電子マネーへのチャージ分はポイント付与の対象にならない場合もあります。
そこで使い勝手が良くて人気のあるヤフーカード・楽天カード・リクルートカードの3つをピックアップして、カードの基本情報やチャージ分のポイント還元率について表にまとめてみました。
カードの種類 | 年会費 | 国際ブランド | 基本のポイント還元率 | チャージ分ポイント還元率 |
---|---|---|---|---|
ヤフーカード | 無料 | JCB、MasterCard、VISA | 1% | 0.5% |
楽天カード | 無料 | JCB、MasterCard、VISA | 1% | ポイント対象外 |
リクルートカード | 無料 | JCB、MasterCard、VISA | 1.2% | 1.2% |
ヤフーカードは、モバイルSuicaのチャージに利用できて、ポイント還元率も通常のお買い物の際と変わらず1%となっています。
楽天カードは、2017年11月より電子マネーへのチャージ分はポイント対象外になっているので、モバイルSuicaのチャージには適していません。
リクルートカードはすべての国際ブランドで、モバイルSuicaのチャージ分もポイントが付きます。年会費無料でポイント還元率1.2%は最強ですね。
ポイントの二重取りについて
モバイルSuicaのチャージをコンビニでおこなうと、クレジット払いでのポイントに加え、加盟カード掲示によるTポイント(ファミリーマート)やPontaポイント(ローソン)が獲得できます。
つまり、ファミリーマートやローソンでのモバイルSuicaチャージが特におすすめだと言えますね。
Suica付帯しているクレジットカード
通常はモバイルSuicaを利用しないと、クレジットカードでチャージはできませんが、Suica付帯のクレジットカードなら、Suicaチャージが可能です。
さらに、カードで貯めたポイントをSuicaにチャージできるのも、Suica付きクレジットカードだけなのです。
Suica機能付きクレジットカードのメリット
JR東日本グループの、Suica機能付きクレジットカードをビューカードと言います。
ビューカードは、通常の買い物などの支払いで1,000円につき2ポイントのビューサンクスポイントが獲得できます。ビューサンクスポイント400ポイントが1,000円分のSuicaに交換できるので、ザクザク貯めたいですね。
さらに、ビューカードには他のクレジットカードにないメリットがあるので詳しくみていきましょう。
オートチャージできる
オートチャージとは、Suicaの残額が設定金額以下になると、改札入場時に自動的に設定金額がチャージ(入金)されるサービスのことです。Suicaの残高を気にしなくていいのが嬉しいですよね。
オートチャージできるクレジットカードはビューカードだけです。
モバイルSuicaがお得に利用できる
モバイルSuicaとは、携帯電話端末などでSuicaが使えるサービスです。モバイルSuicaにはクレジットカードを紐づけして支払いに利用しますが、そのクレジットカードにビューカードを選択すると通常年会費1,030円が、無料になります。
切符や定期券の購入でポイント3倍になる
JR東日本のみどりの窓口や券売機で、ビューカードを利用して切符や定期券を購入すると、ビューサンクスポイントが3倍になります。切符や定期券だけでなく、次のものもポイント3倍になるので、知っておきましょう。
- 回数券、特急券
- JR東日本国内ツアー(一部対象外あり)
- Suica定期券、Suicaカード
- ビューカードでのSuica入金
- オートチャージ
ポイント3倍になると、1,000円につき6ポイント=15円相当が獲得できるので、ぜひ利用したいですね。
紛失補償がある
ビューカードには定期券機能が付くものもあり、定期券・クレジットカード・Suicaの機能があるビューカードを紛失してしまうと大変です。
そこで、クレジットカードとしての補償はもちろん、Suicaの残額や定期券分の補償も付いているので、安心して持っていられますね。
厳選!おすすめビューカード
提携会社などにより、さまざまな種類のビューカードがありますが、その中でおすすめなのが、
- ビュー・スイカカード
- ビックカメラSuicaカード
の2種類です。これらのカードの基本情報は次のとおりです。
ビュー・スイカカード | ビックカメラSuicaカード | |
---|---|---|
年会費 | 477円 | 初年度無料 2年目以降477円(年1度の利用で無料) |
国際ブランド | JCB、MasterCard、VISA | JCB VISA |
家族会員 (年会費) | 有り (477円) | なし |
ETCカード (年会費) | 有り (477円) | 有り (477円) |
さらに、これら2種類のカードの特徴やメリット、提携会社のサービスなどを解説していきます。いろいろ比較をしてみて、ライフスタイルに合ったビューカードを選ぶようにしましょう。
ビュー・スイカカード
ビュースイカカードは、ビューカードの定番で、Suicaとクレジットカードが一体になっているのはもちろん、定期券機能も付いています。
利用代金のWeb明細サービスを利用することで、1年間に600円相当のポイントが貯まるので、年会費477円は実質無料と言ってもいいですね。
さらに1年間の利用金額に応じてボーナスポイントが獲得できるので、通勤に電車を利用する人には特におすすめのカードです。ボーナスポイントのステージは次のようになります。
年間利用金額 | 30万円 | 70万円 | 100万円 | 150万円 |
---|---|---|---|---|
ボーナスポイント | 100ポイント | 400ポイント | 600ポイント | 1,000ポイント |
1,000円につき2ポイントの通常ポイントにプラスして、このボーナスポイントが貯まります。このボーナスポイントのサービスはビューカードの中でもビュースイカカード限定です。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードは、年1回の利用で2年目以降の年会費も無料になるので、実質永年無料と言ってもいいでしょう。
さらに特筆すべきは、ビッグカメラやコジマで利用の際に、ビックカメラSuicaカード1枚で、ビッグポイントとビューサンクスポイントの2種類のポイントが同時に貯められることです。
えっ、ビッグカメラSuicaカード1枚で2種類のポイントを同時に貯められるの?
具体的には、Suicaへチャージすることで1.5%分のビューサンクスポイントが獲得できて、さらにそのSuicaで支払いすることでプラス10%分のビッグポイントが獲得できます。例を挙げると次のようになります。
- 1,000円Suicaチャージする…ビューサンクスポイント6ポイント(=15円相当)獲得
- チャージした1,000円で支払いする…ビッグポイント100ポイント獲得
さらに、ビッグカメラやコジマ以外でも、買い物や公共料金の支払いなどに利用すると、1,000円支払いにつき、ビッグポイント5ポイント(5円相当)とビューサンクスポイント2ポイント(5円相当)が獲得できるので、還元率は1%となります。
ビッグポイントとビューサンクスポイント、Suicaチャージ額は次のような関係になっているので知っておきましょう。
- ビッグポイント1,500ポイントはSuica1,000円分にチャージできる。
- ビューサンクスポイント400ポイントがビッグポイント1000ポイントと交換できる。
ビッグポイントは1ポイント=1円として、ビッグカメラでのお買い物に利用できるので、家電品をビックカメラで購入することが多い人は、ビックカメラSuicaカードをぜひ持っておきたいですね。
まとめ
普段何気なく利用しているコンビニでも、Suicaでの支払いやチャージができることがわかりました。
さらに、クレジットカードでのチャージ方法やおすすめのSuica機能付きクレジットカードを知ったことで、もっと便利でお得にSuicaを活用していきましょう!
Suicaへのチャージがお得なクレジットカードを『Suicaにチャージできる場所や方法まとめ|クレジットカードからSuicaへオートチャージしよう!』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。