ゆうちょ銀行にもデビットカードってあるのかニャ?

ウィーちゃんウィーちゃん

ゆうちょ銀行にもデビットカードがあったから、発行してみようかなぁ?

マネーの博士マネーの博士

ちょっと待つんじゃ!

実はゆうちょ銀行のデビットカードは他と違う部分が多くあるんじゃよ。

メインバンクとしても多くの人が活用しているゆうちょ銀行。

そんなゆうちょ銀行でもデビットカードを作成することができます。ただし、いきなり結論となりますがゆうちょ銀行のデビットカードは正直オススメできません。

注意
新たにVISAデビットが登場したので、後述するようにこちらを使うようにしましょう。

他の銀行で発行できるデビットカードと比較しても、明らかに各スペックにおいて遅れを取っているためです。

当記事では、そんなゆうちょ銀行のデビットカードを使う際の注意点に加え、オススメのデビットカードについても合わせて紹介したいと思います。

ついついクレジットカードを使いすぎてしまうという方や、クレジットカードの審査が通らなくて困っているという方も必見の情報ですよ。

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デビットカードの中でもゆうちょ銀行はおすすめできない

ゆうちょ銀行 デビットカード

ウィーちゃんウィーちゃん

そもそも、なんでゆうちょ銀行のデビットカードはおすすめできないの?

審査がなく、使いすぎる心配もないことで安心のデビットカードですが、これらに関してはデビットカードとしては当たり前のメリットであるため、どうせ発行するのであれば、他に何かしらの強みを持ったデビットカードを持ちたいと思うのが自然な流れでしょう。

そういった意味で、ゆうちょ銀行のデビットカードは弱い。ここでは、その理由を詳しく解説していきたいと思います。

 

ゆうちょ銀行のデビットカードはタイプが古い

J-Debit

以前まで搭載されていたゆうちょ銀行のデビットカードはJ-Debitというタイプであり、今となってはその存在すら知らない方もいます。

何を隠そうこうしてデビットカードの記事を執筆している私も、J-Debitのことは全く知りませんでした。

さて、知名度が低いというだけではそこまでの痛手にはなりませんが、J-Debitにはカードとしての大きな欠陥があるのです。

マネーの博士マネーの博士

J-Debitというシステムはどれだけ周りに認知されているか、聞いてみるのもよいじゃろう。。

 

そもそもJ-Debitの加盟店が少ない

VISAやMasterCard、JCBといった国際ブランドであれば、一般的な社会人であれば大抵の方はご存知のことでしょう。

ところがJ-Debitとなると首を傾げる方が一気に増えます。それもそのハズ。そもそも接客やレジを担当する店員さんですら知らない場合もあるのです。

  • お客様:J-Debitでお願いします
  • 店員さん:え?J-Debitって何ですか?

とまるでコントのようなやりとりが展開される可能性も。

申し訳ありません。当店ではJ-Debitの取り扱いはしておりません」と返答があればまだいい方かもしれません。それほどまでに、J-Debitの知名度は低くなってしまっているのです。

ウィーちゃんウィーちゃん

えっそんなにJ-Debitって知られていないの?という僕も全然知らなかったけど…笑

 

ポイントの還元がまったくない

今やカードと聞けば、そこに何かしらのメリットを見出そうとしてしまうのがほとんどの方の反応ではないでしょうか?

ところが切ないことに、ゆうちょ銀行のデビットカードは、使っても使っても還元されるものが何もないのです。

正直、周囲を見渡せばポイント還元のあるカードはいくらでも転がっています。クレジットカード並みの還元率を誇るデビットカードだって存在します。

そんな中、ポイント還元がまったく得られないデビットカードとなると、正直メリットを感じるのは難しいですよね。

 

オンライン決済ができない

極めつけはこれです。江戸時代ならともかく、このインターネットの時代にオンライン決済ができないのは厳しいですよね。

私もここ最近のオンライン決済を振り返ってみましたが、オンライン決済を利用しない月は存在しませんでした。本当に便利な世の中になったなと感じます。

マネーの博士マネーの博士

ネットショッピングでさえJ-Debitに対応しているのはほぼ皆無と言っても良いかもしれんのぉ。

正直、今からあえてJ-Debitを発行しようとはならないですね。オンライン決済ができる上、ポイント還元もあり、様々な店舗において決済が可能なカードを既に所持しているのですから。

しかし、新たにゆうちょ銀行からVISAブランドが付帯されたデビットカードが登場したので、こちらならVISAが使える加盟店ならどこでも利用可能となりました!

 

ゆうちょ銀行にVISAデビットカードが登場!J-Debitより遥かに利便性が向上!

ゆうちょ銀行VISAデビットカード

年会費無料
基本還元率0.25%
国際ブランドVISA
ETCカードなし
家族カードなし

 

ゆうちょVISAデビットカードmijica(ミヂカ)の特徴は以下の通りです。

  • 年会費無料
  • 審査なし
  • 満12歳以上(小学生を除く)から持てる
  • 永久不滅ポイントが貯まる
  • ポイント優遇店では最大3倍のポイントが貯まる
  • セゾンポイントモール経由でポイント最大30倍
  • プリペイドカードとしても使える
  • VISAのタッチ決済に対応
  • 本人認証サービスなどセキュリティーが充実
  • スマホアプリで明細やチャージができる
  • ゆうちょATMから出金できる
  • 海外のショッピングでも利用可能
  • 海外ATMで現地通貨の引き出しが可能

mijica(ミヂカ)は、年会費無料で審査が無いため以下の条件を満たせば、誰でも持つことができます。

  • 満12歳以上(小学生を除く)
  • ゆうちょ銀行口座とキャッシュカードを持っている
  • 利用可能なEメールアドレスを持っている

ただし、15歳になるまではデビットチャージ(事前チャージ無しでの利用)や海外ATMからの引き出しといった一部の機能は利用できません。

また、未成年の場合、mijicaの申込みには親権者の同意が必要になります。

ここまで紹介してきたように、mijicaが出る前はゆうちょ銀行のデビットカードは『J-Debit(ジェイデビット)』という決済システムが付帯しているものしかありませんでした。J-Debitは対応している店舗が少なく、使いづらかったのです。

mijica はVISAブランドのデビットカードなので、国内のほとんどの店舗で利用できますから、J-Debitに比べて大幅に使いやすくなりました。

 

満12歳以上(小学生を除く)から持てる

他の銀行の発行するデビットカードは、15歳以上にならないと持つことができません。その点、ゆうちょ銀行の発行するmijicaなら12歳から持てるのは大きいメリットです。

15歳になるまでは、事前にチャージする必要があるプリペイドカードとしてしか使うことができませんが、旅行などで多額の現金が必要になった時や、カード決済の仕組みを理解するのに役立つでしょう。

利用する度にポイントも付くので、現金払いよりもお得です。

 

永久不滅ポイントが貯まる

mijicaは、月間2,000円(税込み)利用ごとに1ポイント(※5円相当)の永久不滅ポイントが貯まります。

還元率は0.25%と高くはありませんが、一度貯まったポイントは使わない限り失効しないので、時間をかけて貯めていくことが可能です。

貯まったポイントは、『mijica WEB』からmijicaのチャージ残高と交換できます。他にも、Amazonギフト券、WebMoney、好きな商品と交換することが可能です。

 

ポイント優遇店では最大3倍のポイントが貯まる

通常の還元率は高くありませんが、ポイント優待店でmijicaを利用すると2倍、一部店舗では3倍のポイントを貯めることができます。

mijicaの、主なポイント優待店をピックアップしました。

ジャンル店舗名
コンビニ・スーパーマーケット・ファミリーマート
・西友
・LIVIN
・サニー
・THE MALL
ドラッグストア・ココカラファイン
家電量販店・ヤマダ電機
ショッピングセンター・パルコ
・三井ショッピングパーク ららぽーと
・三井ショッピングパーク ララガーデン
・三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ
・三井ショッピングパーク ららテラス武蔵小杉
・三井ショッピングパーク アルパーク
・三井アウトレットパーク
・ダイバーシティ東京プラザ
・アルカキット錦糸町
・ラブラ万代
・ラブラ2
・郵便局のネットショップ

 

上記の他にも、各地方にmijicaのポイント優待店はあります。ポイント優待店でmijicaを利用してポイントを稼ぎましょう。

 

セゾンポイントモール経由でポイント最大30倍

セゾンポイントモール
mijicaはsaison発行だからポイントモールが利用できる!

mijicaでネットショッピングをする際に、『セゾンポイントモール』を経由すると、ポイントが最大30倍になるので使わない手はありません。セゾンポイントモールの代表的なショップは以下の通りです。

ポイント倍率ショップ名
10倍以上・Vistaprint(30倍)
・ティティベイト(26倍)
・キリン オンラインショップ DRINX(16倍)
・ラサーナ公式通販サイト(16倍)
・成城石井.com(12倍)
・ハンコヤドットコム(12倍)
・AOKIオンラインショップ(11倍)
・アンファーストア(11倍)
・オルビス(11倍)
・キューサイ公式通販ショップ(11倍)
9倍・エレコムダイレクトショップ
・洋服の青山オンラインストア
・フラワーファーム
・ヴィクトリアゴルフオンラインストア
8倍・Sony Music Shop
・Honeys Online Shop
・LeTAO(ルタオ)
・iTunes Store
・アンジェ web shop
7倍・@cosme shopping
・アルクショップ
・いぬのきもち・ねこのきもち
・雑誌のFujisan.co.jp
・Super Sports XEBIO オンラインストア
・Zoffオンラインストア
6倍・日本直販オンライン
・カタログ通販ベルーナ
・HABA
・アイリスプラザインターネットショッピング
・アルペン公式オンラインストア
・サンワダイレクト
・SHOPLIST.com by CROOZ
・世界最大の宿泊予約サイト ブッキング・ドットコム
・TOWER RECORD ONLINE
・東急百貨店ネットショッピング
・adidas ONLINE SHOP
5倍・レノボ・ショッピング
・ONWARD CROSSET(オンワード・クローゼット)
・オフィス・デポ ネットショップ
・カゴメ健康直送便
・「カルピス健康通販」オンラインショップ
・グンゼストア
4倍・グルーポン公式オンラインストア
・クロックスオンラインショップ
・HP Directplus
・NECダイレクト
・DELL
・ピザハット
・ブックオフオンライン
・GAPオンラインストア
・ケンコーコム
・トリンプオンラインショップ
・ロフトネットストア
・ABC-MART.net
3倍・マウスコンピューター
・FOREVER 21
・nissen
・アカチャンホンポネット通販
・イオンショップ
・イトーヨーカドーネットスーパー
・Qoo10
・西武・そごうのショッピングサイト「e.デパート」
・ソフマップ・ドットコム
・Kojima.net(コジマネット)
・Oisix(オイシックス)
2倍・Amazon.co.jp
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
・Apple公式サイト
・一休.com
・H.I.S.
・エプソンダイレクトショップ

 

この他にも、合計500以上のショップが登録されており、ネットショッピングで使うほとんどのショップは入っていると言っても過言ではありません。

セゾンポイントモールをうまく活用して、mijicaで永久不滅ポイントをザクザク貯めていきましょう。

 

プリペイドカードとしても使える

mijicaは他のデビットカードと違い、プリペイドカードとしても使えるというメリットがあります。

事前に必要な金額だけチャージしておけば、使い過ぎを防ぐことができるのです。

  • プリペイドカード(デビットチャージOFF):事前にチャージした金額まで利用可能
  • デビットカード(デビットチャージON):ゆうちょ銀行口座に入っている範囲で利用可能

mijicaはデビットチャージ機能をONにしておけば、事前にチャージしなくてもゆうちょ銀行の口座に入っている範囲で利用することができます。

一方、デビットチャージをOFFにすると、事前にチャージした金額のみ利用できるプリペイドカードとしても使えるのです。

mijicaを子供に持たせたいけれど使い過ぎが心配…」という親御さんも、デビットチャージ機能をOFFにしておけば安心でしょう。

デビットチャージ機能は、会員サイト『mijica WEB』かスマホアプリで簡単にON・OFFの切り替えが可能です。

ちなみに、mijicaは小学生を除く12歳から持つことができますが、15歳になるまでデビットチャージ機能を使うことはできません。

 

VISAのタッチ決済に対応

タッチ決済
タッチ決済でスピーディ

VISAのタッチ決済に対応しているお店では、mijicaをレジにあるリーダーにタッチするだけで決済が完了します。

VISAのタッチ決済は、ここ数年で利用できる店舗が増えてきており、ローソン、TSUTAYA、マクドナルドなど有名店舗でも利用可能です。

また、海外のVISA加盟店でも利用することができます。タッチ決済だと会計がスピーディーなので、レジが混雑している時でもカード決済がしやすく便利ですね。

 

本人認証サービスなどセキュリティーが充実

mijicaは、セキュリティーも充実しているので安心して利用することができます。以下のようなセキュリティー対策が施されているのです。

  • ICチップ搭載
  • 利用の度にメールで通知
  • 利用上限額を1回・1日・1ヶ月単位で設定可能
  • スマホアプリや会員サイトから利用停止ができる
  • 本人認証サービス
  • 24時間、365日不正検知システムで監視

mijicaには偽造が困難なICチップが搭載されています。また、利用の度にメールで通知がくるため不正利用があれば、すぐに知ることができます。

万が一、盗難にあってもスマホアプリ、会員サイトで利用停止ができるのも不正利用防止に有効ですね。

ネットショッピングの際には、パスワードによる本人認証を登録することができます。パスワードが分からないと利用できないため、ネットでの買い物も安心です。

 

mijica同士で送金が無料でできる

自分のmijicaから、他の人の持っているmijicaへチャージ残高を無料で送ることができる『おくってmijica』という送金機能があります。mijica WEBやスマホアプリから、1回あたり5万円まで送金が可能です。

18歳未満の方は送金できませんが、受け取ることはできるので、親から子供へお小遣いを渡す際に便利ですね。

 

スマホアプリで利用明細の確認やチャージができる

mijicaのスマホアプリで、利用明細の確認やチャージが簡単にできます。mijicaのスマホアプリでは以下のようなことが可能です。

  • mijicaへのチャージ
  • 利用限度額の確認・変更
  • チャージ残高の表示
  • おくってmijica』で送金
  • 会員情報の紹介
  • ポイント確認、交換
  • キャンペーン情報の確認
  • 家計簿機能

チャージ残高や、利用限度額がすぐに分かるのは便利ですね。デビットカードは銀行口座に入っている金額までしか利用できません。

そのため、複数の口座を持っている場合、いくらまで使えるか分かりにくいですが、スマホアプリがあるとひと目で確認できます。

ポイントの交換もスマホアプリのみで可能です。ポイントが貯まったらPCを立ち上げることなく、スマホのみでmijicaのチャージ残高や、Amazonギフト券、他の電子マネー、商品などとポイントを交換することができます。

mijica(ミヂカ)の公式アプリは、以下からダウンロード可能です。

  • Android(5.0以上)はこちら
  • iPhone(iOS 9.0以降)はこちら

 

ゆうちょATMから出金できる

mijicaを利用して、ゆうちょATMから出金する事もできます。mijicaはキャッシュカードとしても使えるのです。ただし、以下の点に気をつけましょう。

  • 1回あたり出金は5万円まで
  • 1回につき50円(税抜き)の手数料がかかる
  • 出金は月5回まで

ゆうちょATMから出金する際に、50円(税抜き)の手数料がかかるのがネックですね。ゆうちょ銀行のキャッシュカードなら手数料無料ですから、キャッシュカードを忘れた際に、使うようにしましょう。

 

海外のショッピングでも利用可能

mijicaは、日本だけではなく海外のVISA加盟店で利用できます。海外のVISA加盟店で利用する際には、デビットチャージをONにする必要があるので、海外での利用は15歳以上から可能です。

ゆうちょ銀行の口座に入っている金額までしか利用できないので、使い過ぎる心配がありません。クレジットカードを持っていない方や、未成年の方が海外旅行に行く際に便利ですね。

 

海外ATMで現地通貨の引き出しが可能

海外ATMで現地通貨を引き出せるのもmijicaのメリットです。海外の『Visa』もしくは『Plus』マークのあるATMでは、ゆうちょ銀行口座に入っている範囲で、現地通貨を引き出すことができます。

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出金手数料は1回につき50円(税抜)です。4%の海外サービス手数料がかかりますが、海外旅行で現金が必要になった時、mijicaがあると便利でしょう。

 

国際ブランド付帯は大前提!特にオススメのデビットカード3選

デビットカードを持つならゆうちょ銀行ではなく、国際ブランドが付帯しているものを選ぶべきじゃよ。

マネーの博士マネーの博士

ゆうちょ銀行のデビットカードのメリットは、他のデビットカードにも当てはまるメリットと言えるじゃろう。

それなら、メリットの大きいデビットカードを持った方がお得という事なんじゃよ。

さて、ここまではゆうちょ銀行のデビットカードについて解説をしてきましたが、ここからはゆうちょ銀行以外のオススメできるデビットカードを紹介していきたいと思います。

幅広い店舗で使えることや還元率の良さに加え、優待プログラム、ATM利用や振込手数料、保険の有無など様々な角度から、各デビットカードのスペックをみていきますよ。

まず、大前提としてVISA、MasterCard、JCBなどの国際ブランドが付帯しているという条件は外せません。

いくらスペックの高いカードを持っていたとしても、行きつけの店舗で使えなければ意味がないですもんね。

非常に基本的なことではありますが、加盟店の多さはやはり重要と言えます。

海外でもカードを使用する機会が多い方はVISAかMasterCard、主に国内で利用される方であればJCBが良いでしょう。

なお、オンライン決済のみのサービスの場合、VISAかMasterCardしか適用できないこともままあります。

シンプルに加盟店の多さ順に記載すれば、VISA、MasterCard、JCBとなります。

デビットカードを作成する前に、懇意にしている店舗において、付帯の国際ブランドが適用されるかどうかを確かめておくのも一つですね。

デビットカードの中でダントツおすすめできるのは以下のカードとなります。

  • 楽天デビットカード(JCB)
  • Sony Bank WALLET(VISA)
  • みずほ銀行デビットカード(JCB)

それでは早速、各デビットカードの特徴やメリットを紹介していきましょう!

 

楽天デビットカード(JCB)

楽天デビットカード(JCB)

言わずと知れた楽天。日頃からお世話になっている方も多いことでしょう。

まず、楽天のデビットカードの国際ブランドにはVISAとJCBがあります。

単純に加盟店の多さだけで言えばVISAを選択するのが自然な流れなのですが、以下の表をご覧いただければ、JCBを取るべき理由が一瞬でご理解いただけるかと思います。

国際ブランドJCB・VISA
年会費JCB:無料
VISA:2,000円(税抜)
VISAゴールド:5,000円(税抜)
発行条件16歳以上
基本還元率JCB:1%
VISA:1%
VISAゴールド:1%

 

こからどう見ても還元率は楽天デビットカードに軍配が上がります。相当な理由がない限り、あえて年会費を支払って還元率の低いカードを持つことは考えられません。

冷静に考えてみると、デビットカードにおいて年会費無料で還元率1%のスペックは最高の存在と言えます。

クレジットカードでさえも、基本還元率1%をキープできるカードは多くありませんから、文句なしでオススメできる一枚ですね。もちろん発行手数料も無料です。

それではATMの利用手数料や振込手数料についてはどうでしょうか?

嬉しいことに、新規口座開設から半年間はATM手数料が月5回まで無料という特典がついています。

月5回以内であればさほどハードルは高くないので、ほとんどの方が手数料なしで出金手続きを済ませることができるでしょう。

新規口座開設から半年を経過した後はぜひ、ハッピープログラムを活用してください。

楽天銀行が用意しているこの優待プログラムにおいてステージを上げていけば、ATM手数料に関しては最大月7回まで、振込手数料に関しては最大月3回まで無料にすることができるのです。

自己管理が得意な方であれば、比較的達成しやすいアドバンストやプレミアムでも十分なのではないでしょうか。

ステージ※1ATM手数料無料回数※2振込手数料無料回数※3
ベーシック0回0回
アドバンスト月1回月1回
プレミアム月2回月2回
VIP月5回月3回
スーパーVIP月7回月3回

※1 ステージは口座残高や取引状況に応じて決定されます
※2 月30,000円以上の取引であれば常に無料
※3 有料の場合、168円〜262円の振込手数料がかかります

各ステージを達成するための条件は以下の通りです。

ステージ達成条件
ベーシックハッピープログラムにエントリーする
アドバンスト口座残高10万円以上、もしくは取引5件以上
プレミアム口座残高50万円以上、もしくは取引10件以上
VIP口座残高100万円以上、もしくは取引20件以上
スーパーVIP口座残高300万円以上、もしくは取引30件以上

 

合わせて、コンビニおける出金手数料もみておきましょう。

セブンイレブン新規口座開設より6ヶ月間:月5回まで無料
以降は220円 ※
ローソン
ファミリーマート
ミニストップ

※ハッピープログラムの活用によって、月最大7回まで無料

いくら還元率が高いデビットカードといえど、ATM利用手数料や振込手数料で損をしていては元も子もありません。必要な無料回数を確保できるように、ハッピープログラムを上手に活用していきましょう。

楽天銀行のハッピープログラムの仕組みやステージを上げる裏技については『楽天銀行ハッピープログラムを全て使いこなす|多くのメリットを楽天ユーザーは得られるよ』の記事で詳しく解説しています。

背景に楽天銀行のロゴがあり、イラスト文字で 『楽天銀行ハッピープログラムを使い倒す!』 と記載し、白猫と博士がいるイラスト 楽天銀行ハッピープログラムを全て使いこなす|多くのメリットを楽天ユーザーは得られるよ

 

本人認証サービスに登録可能

楽天デビットカードでは、インターネット上で安全に決済を行うための本人認証サービスを使うことができます。

一部のネット通販や電子マネーへのチャージについては、本人認証を済ませていないと利用できません。

使い方の幅を広げるという意味でももちろんですが、やはりカードを持つ以上はセキュリティを高めておくに越したことはありませんよね。

 

国際カードとしても活躍

楽天デビットカードは、世界中の提携ATMにおいて、自身の預金を現地通貨で引き出すことが可能です。ただし、海外提携ATMでは入金や残高照会はできません。

海外ATMにおける一日の最大利用額は20万円まで。引き出し手数料は無料ですが、海外ATMの場合は銀行独自に定められている手数料がかかる場合もあります。

 

楽天ポイントが貯まる

楽天デビットカードを使用するたびに、還元率1%で楽天ポイントが貯まります。

マネーの博士マネーの博士

デビットカードで1%の還元率は楽天デビットカードただ一つじゃよ!

楽天ポイントはその名の通り、楽天系列の店舗やサービスを中心に利用できる他、EdyやANAマイルに交換して使うという方法もあります。

Edyへの交換に関してですが、3〜5%のEdyが加算されるキャンペーンが開催されていることがあります。

貯まった楽天ポイントをキャンペーンのタイミングで一気にEdyへと変換すればウハウハ状態ですね。ちなみに交換の限度額は以下の通りです。

  • 月あたり:100,000ポイントまで
  • 一回あたり:25,000ポイントまで

飛行機を頻繁に利用する方であれば、ANAマイルに交換するのもいいでしょう。

1,000ポイントごとに交換することができ、2ポイントにつき1ANAマイルに交換できます。交換に際して手数料は一切かかりません。

交換可能なポイントの上限は20,000ポイントまで。ANAマイルに反映されるまでには、1週間程度の期間を要することを覚えておきましょう。

 

Sony Bank WALLET(VISA)

Sony Bank WALLET(VISA)

次にオススメしたいのが、ソニー銀行のデビットカードであるSony Bank WALLET(VISA)です。まずは基本情報をおさえておきましょう。

国際ブランドVISA
年会費無料
発行条件15歳以上(中学生を除く)
基本還元率0.5%
特徴ショッピング保険、紛失・盗難保険の付帯あり

 

こちらも発行手数料・年会費ともに無料なので、維持する上でのランニングコストは一切必要ありません。

基本還元率は0.5%と先ほどの楽天デビットカードと比較すると見劣りしますが、優待プログラムを利用することで、還元率を上げていくことが可能です。

ステージキャッシュバック率 ※ATM手数料無料回数振込手数料無料回数
なし0.5%月4回月2回
シルバー1%月4回月4回
ゴールド 1.5%月4回月6回
プラチナ2%無制限月11回

※キャッシュバックの上限は毎月20万円まで
※Yahoo!かんたん決済、TBオークション利用分については1加盟店あたり最大4万円まで

各ステージを達成するための条件は以下の通りです。

ステージ達成条件
シルバー①〜③のいずれかを満たす
①月末の総残高300万円以上
②「外貨預金の積立購入」月間合計額5万円以上
③「投資信託積立プラン」月間合計額5万円以上
ゴールド 外貨預金残高(円換算額)と投資信託残高の合計が
500万円以上1,000万円未満
プラチナ外貨預金残高(円換算額)と投資信託残高の合計が
1,000万円以上

 

ソニー銀行のキャッシュバックというのは他の銀行のポイントシステムとは少々勝手が異なり、翌月の25日までに銀行口座に直接戻ってくるお金のことを表します。

ポイントを交換する手間が省ける上、現金で返ってくるので使い勝手も良い。

各ステージの達成条件は、楽天銀行の場合と比べると少しハードルが高いですが、ステージなしにおいても手数料無料が複数回設けられているので、特段不足はないと言えるでしょう。

合わせて、コンビニATMにおける手数料も確認してみてください。

セブンイレブン24時間365日、何回でも無料
ゆうちょ銀行月4回まで無料
※5回目以降は110円
ローソン
ファミリーマート

 

ご覧の通り、コンビニでATMを利用する分においても、手数料の負担を避けるのは難しくないですね。

 

ソニーストアでのお買い物がお得

ソニーストア(ネット・リアル店舗)での買い物は自動的に3%オフがかかるという嬉しいメリットがあります。

割引は銀座、大阪、名古屋、天神、札幌の各店舗かネット直販サイトである「ソニーストア」で適用されます。

ソニーストアはその他の家電量販店や価格.comの最安値などと比較すると少々高い傾向にありますが、メーカー保証(1年)と同等レベルの保証を無料で3年間つけることができる点にメリットがあります。

価格差を調べた上で、価値を感じるのであれば3%オフを活用しましょう。

 

付帯している保険

Sony Bank WALLETにはショッピング保険が付帯しています。

破損事故、火災事故、盗難事故などの偶然による事故に対し、年間50万円までの補償を受けることができます。購入日から60日間以内の被害が対象です。

宝石や貴金属、コンタクトレンズ、自転車など一部対象外の商品はあるものの、年会費無料のデビットカードで国内での1回払いに対しても保険が付帯しているケースは稀です。

もちろん、リアル店舗のみならず、インターネット上での買い物に対しても有効なので、安心して買い物を楽しむことができますね。

また、紛失や盗難に対する補償もあります。

Sony Bank WALLETが第三者に不正利用された場合、ソニーに通知した30日前にさかのぼり、1日あたりの利用限度額の範囲内で補償を受けることができます。

メール通知機能を活用すれば、不正利用された際にいち早く気づくことができるため、安心度合いはさらに高まりますよ。ぜひ、事前に設定をしておきましょう。

 

国際カードとしても活躍

Sony Bank WALLETも楽天デビットカードと同様に、海外のATMで現地通貨を引き出すことが可能です。

銀行はもちろんですが、主要な国際空港やショッピングセンターなどに設置されているATMでも利用できるので使い勝手が良いですね。

一部のATMにおいては、現地の金融機関所定の手数料がかかる場合があることは認識しておきましょう。

 

みずほ銀行デビットカード(JCB)

みずほ銀行デビットカード(JCB)

最後に紹介するのはみずほ銀行のデビットカード(JCB)です。基本情報から順にみていきますね。

国際ブランドJCB
年会費初年度:無料
2年目以降:1,000円(税抜)
※年1回以上の利用をするか、23歳以下であれば無料
発行条件15歳以上(中学生を除く)
基本還元率0.2%
特徴海外ショッピング保険付帯あり

 

前述の2枚と比較すると、年会費や基本還元率において遅れを取ってしまいますが、海外ショッピング保険がついているのが強みと言えます。

みずほ銀行のデビットカードも先ほど紹介したSony Bank WALLETと同様で、キャッシュバックシステムが搭載されています。

利用額の0.2%がみずほ銀行の普通預金口座へ自動的に戻ってくるので、ポイントを交換する手間は一切ありません。

みずほ銀行にも「みずほマイレージクラブ」という優待プログラムがありますが、残念ながら還元率を上げることはできません。

ATM手数料や振込手数料などにおいてメリットを得られるので、その詳細を確認しておきましょう。

条件得られる特典
①〜⑤のいずれかを満たす
①月に1度でもみずほデビットカードかみずほマイレージクラブカード(クレジットカード)で決済する
②みずほの口座に給与を受け取る
③25歳未満の学生である
④引き落とし口座をみずほ銀行に指定しているオリコカードで3,000円以上の利用
⑤月末最終残高30万円以上
コンビニATM利用料月4回まで無料
①か②のいずれかを満たす
①NISA口座を保有(口座開設から2年間)
②月末最終残高50万円以上
・コンビニATM利用料月4回まで無料
・他行宛の振込
月1回まで無料
①〜④のいずれかを満たす
①みずほデビットカードかみずほマイレージクラブカード(クレジットカード)で年間100万円以上の利用
②資産運用商品の残高がある
③借り入れの残高がある
④月末最終残高500万円以上
・コンビニATM利用料月4回まで無料
・他行宛の振込月4回まで無料

 

上記の条件を満たすと、その翌々月に特典を得ることができます。

たとえば、1月に条件を満たした場合、特典を得られるのは3月となり、2月は非対象です(前年の12月に条件を満たしていれば、2月も対象)。

みずほマイレージクラブのいずれかの条件を満たしていれば、みずほ銀行および、イオン銀行系列(イオン、ミニストップ、トップバリュなど)におけるATM利用は常に無料となります。また、みずほ銀行宛てであれば、振込手数料もかかりません。

月に1度でもデビットカードを使うという条件であれば非常にハードルが低くて良いですよね。これだけでATM利用の手数料が月4回まで無料になります。

 

海外ショッピング保険付帯

みずほ銀行のデビットカードの特徴でもありますが、海外ショッピング保険が付帯しているので、頻繁に海外へ行く方にとっては安心して使えるカードと言えます。

条件としては、年間100万円までが補償の限度額で、1つの事故につき10,000円の自己負担があります。対象となるのは海外における購入のみであることをお忘れなく。

 

旅行傷害保険も充実

デビットカードで旅行傷害保険が付いているものはほとんどありませんが、みずほ銀行デビットカードなら充実した補償が付帯しているので安心です。

ウィーちゃんウィーちゃん

海外旅行保険がデビットカードでも付帯しているのは嬉しい!

旅行に頻繁に行く方であれば、基本還元率が低いことを度外視しても、みずほ銀行のデビットカードをチョイスする価値はあるでしょう。

こちらに関しては国内の旅行も対象となります。旅行代金をみずほ銀行のデビットカードで支払っておけば、安心して楽しむことができそうですね。

国内旅行傷害保険海外旅行傷害保険
傷害による死亡・後遺障害最高3,000万円最高3,000万円
傷害による治療費用100万円限度
疾病による治療費用100万円限度
賠償責任2,000万円限度
傷害携行品の損害
(年間100万円程度)
(自己負担額1事故3,000円)
1回の旅行につき
20万円程度
救護者費用100万円限度

 

ゆうちょ銀行デビットカードまとめ

デビットカードは使いすぎを防いでくれる上、ポイント還元やキャッシュバックを受けることのできる頼もしいカードです。

審査なしで発行できるというお手軽さも魅力なので、ぜひあなたのライフスタイルにあった一枚を見つけてみてください。

ちなみに私は、もちろん還元率の高い楽天デビットカード(JCB)と、海外旅行保険が付帯しているみずほ銀行のデビットカードを持っていますよ。

デビットカードはETCカードを発行できないので、クレジットカード以外でのETCカード発行方法は、『ETCカードが発行できるデビットカードがただ1つ存在!クレカが持てない人におすすめしたいETCカードは北國VISAデビット!』の記事を参考にしてくださいね。

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記事を書いた人
博士

マネーストアの管理人であるワシは、節約やポイント還元が大好きなんじゃよ。もちろん得することが大事じゃが、損をしないことが最も大事だと考えておる。ぜひ当サイトを参考に、少しでも豊かになることを祈っておるぞ。